不登校を楽しんで

教科書を開けない君へ
不登校を経験し、

今では夢だった本を2冊も出版した、という方からのメッセージ。
現在、不登校、もしくは登校しても教室に入れない、保健室登校の数がとても増えています。
学校に行けない子どもが悪いのでなく、

行けない子どもを作っている学校が悪いのでなく、
ちょっと「見方」を変えると楽になるかもしれません。
〜文中より一部抜粋〜

これから不登校になる子供たちには思う存分、不登校を楽しんでほしい。不登校はある種の「眠」だと思う。蚕はある一定の月日を過ごすと「眠」と呼ばれる脱皮の期間に入る。昨日まで滑らかに白く輝いていた蚕の肌は水分を失ってしわしわと茶色くなって、まるで時間が止まっているかのように蚕達は動きを止める。死んでいるように見えるけど、蚕の成長にはとても大事な期間なのだ。同じ虫でも眠の期間を必要としないものもいる。学校に行ける子と行けない子の差もそんなものだと思う。そこに優劣は存在しない。ただ、成長の過程で休む時間が必要な子供がいることを知っておく必要はある。

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