好き!に火が点いた!!

週末に行いました、

科学の授業、レポです♫
講師でお迎えしたのは、

金沢高校で講師を務められる四ヶ浦先生。
参加者は、小学4年生以上の子ども、

3年生以下は保護者と同伴。
なので、下は3歳から♫

上は60代まで!笑
幅広い年齢での学びの場となりました♫
それでは、レポどうぞ!!

—————–

四ヶ浦先生は危ないものをたくさん持ってきた。

その危ないものは地球に存在する元素。 純粋さゆえにすごいエネルギーを持っている。いつも身近にあるものは、酸化していたりいろんな元素がくっついて安全な状態のものが多いから、見慣れないひとつの元素の状態で見てみると、純粋さが強烈で突き抜けた美しさがある。

ナトリウムにカッターを入れた時の断面の輝く密な感じ、リチウムの燃えた時の鮮やかな明るい赤色。ぶるぶるぎらぎらした水銀。危ないといわれているから一層どきどきして、息を呑んで美しさに感動する。一方で、金メッキの延べ棒を、本物だよ!と言われて頭では本物だと思って持った時の、あれ?なんか違うなあという感じ・・体はわかっているのかも。

体感することで、育まれるというよりも、からだの中にある感覚が呼び覚まされている。

そもそも授業に入った瞬間から、四ヶ浦先生の熱意というか、「科学が大好き!おもしろいから見逃さないでね。」という感じがすぐに伝わってきて、を惹きつける。
四ヶ浦先生自体が純粋な元素のようにエネルギッシュだ。

↓ナトリウムは危ないよ!注意喚起しながらナトリウムをカッターで切り断面を見せる。

元素の周期表には法則がある、と四ヶ浦先生。

その物質は金属か(電気を通すか)、磁石につくか、酸化しやすいか。表の左下に行くほど酸化しやすい、カルシウムはすぐに酸化するからほんとうは銀色なのにいつも表面が白い、などなど、散りばめられるヒントのような知識。

法則を利用しておもしろい現象を導くことが科学のだいご味!だから科学は、答えを覚えることより、法則を実験で体感して血肉にすることが学び続けるエネルギーになる。起きている現象を理解することができるようになるし、新しい発見も導ける。

普段多くの場所で、子どもは危ないものを見せてもらえない。近づけない。

子ども心としては、やる前から信頼されてないことがちょっと悲しい。というような言葉にならない気持ち。

四ヶ浦先生の授業では危ないということをほんとうに伝えた上で、近くに来て!と言われて間近で見させてもらえることが、大人ながらにとてもうれしかった。

今学校では実験する授業がどんどん減って、実験は映像を見るだけの授業になり、学校に置いてあった薬品も今後持たなくなるという。
実際に危なかったり、処理に困ったり、効率で考えるとそうなってしまうんだろうなと思う反面、科学を体感するということがこんなに楽しいとわかったら、実験を生徒に映像で見せることで済ますのはとても勿体ない。

 

↓水銀の入ったボトルを、慎重に受け取る・・水の13.6倍の重さを体感!

四ヶ浦先生は子どもの様子もよく見られていて、それぞれの興味の度合いが違っても、それぞれの子どもの体験を、承認なさっていた。

小さくても気づいたことがあったら、ちょっとでも心が躍ったら、

その分ちゃんと身になる。
そういう承認された状況で自分が体験して心が動いたことを自覚すると、

自分以外の人が体験している時間を、自分も一緒に味わいながら待つことができるようにも見えました。

 

↓銀と白金、どうやって見分ける?の実験

↓リチウムと銅の炎色反応

今回たくさんの金属を目の当たりにして、私は今まで触れられなかった地球に触れられたみたいでうれしくて、
子どもの時のそういう体験は、自然観を育むのに役立ちそう、と感想をお伝えしたら、四ヶ浦先生は、環境教育ではない。何かの価値観を与えない。考え方を決めつけない。と言われました。

ただわくわくする体験と、法則(知恵)を提供する。
子どもが自分で価値観を育んでいく。そういう想いで授業をされているから押しつけ感がなくて、受けている方も抵抗感がない。

与えられるより自分で見つけていく。「好き」を育む子ども時代を、好きを追求できる環境で過ごしてほしい。

思い起こせば子ども時代の私は、周りのものや人との出会いに今よりもっとときめき、楽しむことに貪欲だったことを、アースフィールドの活動などで子どもと接する時間が増えたことで思い出しました。

価値観をたくさん背負ってきた大人は、子どもと一緒に楽しむことで価値観から自由になったり、ただ楽しむ心の火に忠実であることを教えてもらったりする。

大人が子どもにできることは、自分が今まで育んできた「楽しみ方」をただその場に熱量をもって表現することと、体験から身についた知恵を分かち合うこと。そうすると子どもも、大人の喜びからエネルギーを受け取って心に火が灯り、対象に対して心を開いて、知恵も使ってもっと新しい世界を見つけてくる。

四ヶ浦先生の授業は、そんな輝く大人の在り方を示しているように思いました。

お互い心の扉を開きあいっこして心の火が循環する。

大人も子どもも入り混じってそんなふうに循環するつながりが、私は好きです。

 
著: 西村 里実

合宿、終わりました。

週末、初めてのEarth Field 合宿を行いました。

その合宿での、3つのプログラム。

講座はどれも単発受講可能で、
それぞれ、単発で受講されました方々、ご参加くださりありがとうございました。

合宿の様子、
それぞれの講座の様子、
後ほどご報告させていただきます。

明日は、にじみ絵親子クラス!


あと2組の親子受け入れ可能です。

学び始めたら止まらない!

 
19日、20日に行います
Earth Field 合宿の最初の講座。

19日 10時〜11時半
「好き!に火を付ける科学の授業」

詳細はこちら
講師を務めてくださるのは
金沢高校の科学の先生。

授業内容は
「金・銀・銅の秘密を探る」
様々な金属の性質を見て、触れて、実験して、その不思議を体感する
《ナマ》の授業。

夏休みの自由研究に良いのでは♫
体験することで、
発見があり、
感動の共有に繋がります♫

理科の授業や
算数の授業、
1年生からスタートし、段々と苦手意識を持ってくる子と、
興味を持つ子と分かれ、
差が生じてくることもあります。
が、四ヶ浦先生のこの授業。

そんな苦手意識を持つ子でも、

人から教えられた答えを覚えるでなく、

自ら発見する喜びを味わえたなら、

きっと、「好き」になるのではないでしょうか♫

それが、「好き」に「火をつける」

です!
そして、一旦火がついたならば、、、

面白くて、
学び始めたら止まらない!!

です♫
小学4年生以上の対象クラスですが、
小学3年生以下のお子さんは
保護者同伴のうえ、ご受講可能です。

自由とは・・・・

『自由』

という言葉を聞くと、なんだかとても良いイメージがありますが、

時には暴力的にもなります。

よく、
「子どもは自由だ」
「自由な世界を求めて」
「自分のココロを自由に・・・」

なんて聞きますが、

『自由』って何???

説明できますか?
定義はありますか?

そこに迷いが生じるようであれば、

コミュニティや社会においても迷いがあり、

崩壊に繋がります。

前途で述べた「時には暴力的になる」 です。

周りを見渡してみると、

「自由」をはき違えた横暴も見えます。

ね。

何かから逃げる「自由」ではなく、

自ら掴み取る「自由」

学校創りには欠かせないワークですが、

社会やコミュニティ作りにも、非常に役立つワーク。

Earth Field 初めての合宿のメイン講座ですが、
単発受講も可能です。

気になる方、どうぞご参加くださいませ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

■日程:8月19日(土) 
13時~17時

■対象:どなたでも!!
自由な学校を創りたい、自由な子どもがそのまま育って欲しい、
自由な社会、コミュニティを築きたい、と想いのある方、是非に!
※3歳以上のお子様連れの場合、ご相談くださいませ。

■場所:倶利伽羅の郷 倶利伽羅塾 
石川県河北郡津幡町竹橋西270
http://www.kurikara.org/access.html

■受講費:一般6000円 Earth Field会員5500円 学生4000円

■服装:オイリュトミーも行いますので、動きやすい服装でご参加下さい。

◉お申し込み方法
※人数の把握のため、必ず下記の方法でお願い致します。

①イベントページ参加ボタン+コメント
・お子さまの同伴あり、なし
・お子さまの年齢
②こちらより、お返事コメント

又は

①下記を明記の上、メールにてお申し込み下さい。earthfield.ishikawa☆gmail.com
(☆→@に変更)
・件名:8/19 自由とは
・氏名 お子様の同伴あり、なし、
・お子様の年齢
・連絡先

②返信メールにてご参加確定とさせて頂きます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
講師プロフィール

宇佐美 陽一

作曲家・演出家・オイリュトミスト

日本、ドイツにて作曲、演出、出演舞台多数。
オイリュトミスト養成クラス、崇城大学芸術学部にて専任教授を務め、後進の指導にあたる。
また、不登校児の通う場で8年、日本各地のクラスで20年以上、講師を務める。

著書
著書「身体造形思考ノート身体 オイリュトミーを聴き、歌う」(2012花書院)
CDブック「音楽は聴いている」(2015ハニー・ビーズ・アーツ)
絵本「少年とふたりの飛天 迦夜と迦羅の物語」(絵:としくらえみ 風濤社)

イベントページ、詳細はコチラ↓↓↓↓
https://www.facebook.com/events/1390828334288177/

 

 

自由とは・・・・

『自由』

という言葉を聞くと、なんだかとても良いイメージがありますが、

時には暴力的にもなります。

よく、
「子どもは自由だ」
「自由な世界を求めて」
「自分のココロを自由に・・・」

なんて聞きますが、

『自由』って何???

説明できますか?
定義はありますか?

そこに迷いが生じるようであれば、

コミュニティや社会においても迷いがあり、

崩壊に繋がります。

前途で述べた「時には暴力的になる」 です。

周りを見渡してみると、

「自由」をはき違えた横暴も見えます。

ね。

何かから逃げる「自由」ではなく、

自ら掴み取る「自由」

学校創りには欠かせないワークですが、

社会やコミュニティ作りにも、非常に役立つワーク。

Earth Field 初めての合宿のメイン講座ですが、
単発受講も可能です。

気になる方、どうぞご参加くださいませ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

■日程:8月19日(土) 
13時~17時

■対象:どなたでも!!
自由な学校を創りたい、自由な子どもがそのまま育って欲しい、
自由な社会、コミュニティを築きたい、と想いのある方、是非に!
※3歳以上のお子様連れの場合、ご相談くださいませ。

■場所:倶利伽羅の郷 倶利伽羅塾 
石川県河北郡津幡町竹橋西270
http://www.kurikara.org/access.html

■受講費:一般6000円 Earth Field会員5500円 学生4000円

■服装:オイリュトミーも行いますので、動きやすい服装でご参加下さい。

◉お申し込み方法
※人数の把握のため、必ず下記の方法でお願い致します。

①イベントページ参加ボタン+コメント
・お子さまの同伴あり、なし
・お子さまの年齢
②こちらより、お返事コメント

又は

①下記を明記の上、メールにてお申し込み下さい。earthfield.ishikawa☆gmail.com
(☆→@に変更)
・件名:8/19 自由とは
・氏名 お子様の同伴あり、なし、
・お子様の年齢
・連絡先

②返信メールにてご参加確定とさせて頂きます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
講師プロフィール

宇佐美 陽一

作曲家・演出家・オイリュトミスト

日本、ドイツにて作曲、演出、出演舞台多数。
オイリュトミスト養成クラス、崇城大学芸術学部にて専任教授を務め、後進の指導にあたる。
また、不登校児の通う場で8年、日本各地のクラスで20年以上、講師を務める。

著書
著書「身体造形思考ノート身体 オイリュトミーを聴き、歌う」(2012花書院)
CDブック「音楽は聴いている」(2015ハニー・ビーズ・アーツ)
絵本「少年とふたりの飛天 迦夜と迦羅の物語」(絵:としくらえみ 風濤社)

イベントページ、詳細はコチラ↓↓↓↓
https://www.facebook.com/events/1390828334288177/

 

 

8月イベント・勉強会情報、更新しました!

8月に入り、猛暑が続き・・・・

そして、台風。

皆さん、大丈夫でしょうか?

そして、立秋を迎え、秋に向かっていきますね。

しかし、子どもたちはまだまだ夏休み!!!

と、いうことで

8月は夏休み企画満載です♪

そして、初めてのEarth Field合宿も行います。

大人も子どもも楽しんで学べるプログラムをご用意しております!!

合宿に参加しなくとも、単発受講も可能です。

是非ともご参加くださいませ♪

勉強会、イベント情報

 

8月イベント・勉強会情報、更新しました!

8月に入り、猛暑が続き・・・・

そして、台風。

皆さん、大丈夫でしょうか?

そして、立秋を迎え、秋に向かっていきますね。

しかし、子どもたちはまだまだ夏休み!!!

と、いうことで

8月は夏休み企画満載です♪

そして、初めてのEarth Field合宿も行います。

大人も子どもも楽しんで学べるプログラムをご用意しております!!

合宿に参加しなくとも、単発受講も可能です。

是非ともご参加くださいませ♪

勉強会、イベント情報

 

シュタイナー合宿を終えて

先週末は、富山シュタイナー教育芸術の会さんと共催での、
夏休みシュタイナー教育体験合宿

でした。

共催と言っても、

講座の準備から、会場手配、講師との打合せ、細やかな配慮に至るまで、

富山の大坂さんが気を配って下さり成り立ち、無事終えた合宿。

大坂さんには大変、大変、お世話になり、感謝しかありません。

御礼申し上げます。

さて、

・はじまりの会

からスタートした合宿。

富山から、金沢から、福井から、愛知から、京都から!!

各地から集まった、

仲間だったり、初めまして、だったり。

その緊張感をほぐす、ウォーミングアップである、はじまりの会。

注意事項や、周りとの関わり方など、オリエンテーションを終えてから…
《七夕のお話》から始まりました。

え?7/29だと七夕過ぎてるのに?

と、誰もが疑問に思われたかと思いますが、

大切な《暦》の話に繋がりました♡
そして、

1日目は

・大人:オイリュトミー

・幼児〜小学2年生:ライゲン&遊び

・小学高学年:言葉遊び(言語造形) 彫塑(粘土造形)

と、それぞれに活動。
大人はどうしても、我が子がどんな風にクラスを行なっているのか、ちゃんとやっているのか…と、気になり「見たくなる」のが心情ですが、
大人は大人の時間。

子どもは子どもの時間。
それぞれの世界が確立され、守られて進行されている、贅沢な合宿。
さて、

筆者は大人なので、大人オイリュトミーのクラスしかレポ書けませんが、あしからず♡
講師は3月の時にお招きした穴田先生。

今回はライアーの生演奏のもと、

基本的な足の動き、使い方。

そして、3月に行なった事からの流れを汲んで下さり、初めての方も分かりやすく、3月に参加された方は、復習も兼ねて、前回からの繋がりのある内容でもありました。

コトバ、リズム、カズ

を、感じながら、考えながら、カラダを使う。=正に体感する学び。

その集大成を2日目の最後に発表する作品になるのですが、

習った事を1日でマスターし、人前で発表する、というのは、とても至難な技です。

が、穴田先生はその事も含め、クラスを進行する。

オイリュトミーの素晴らしさだけでなく、穴田先生の講師としての、導き方、クラスの作り方なども、学び多い時間でした。
さて、子ども達のクラスの内容は…

見てない(見れない)ので、分かりませんが、クラスを終えた子ども達の表情を見れば物語ってました。

小学生の高学年、コトバの時間では

ヲシテ文字(古代文字)を使ってのクラス!

 
大人でも知らない人が多いのに、なんて贅沢なのでしょう!!

言葉の持つ力、エネルギーを存分に味わったのではないでしょうか。

「見て見て〜!」と嬉しそうに見せてくれる子もいました。
1日目の締めは

Earth Field のシュタイナーに学ぶで講師を務めて下さる、たや仁子さんと、彫塑の講師の村上智さんのライアーによる「なめとこ山の熊」のお話コンサート。

今の子ども達は、アニメや漫画や映画…物語を視覚から入る子が多いのでは、と思いますが、

見るものがなくても、たやさんのお話に食い入るように聴いています。

そう、これが「コトバの力」なのか、一つ一つのコトバが頭の中でイメージを映しだし、映像が浮かび上がるようでした。
2日目

清々しい朝からスタートしたのは、

朝露集め!

自然豊かな湯涌、創作の森。

葉っぱには美味しそうな朝露が付いていました。

一粒のものもあれば、

沢山身に付けているものも。

集めた朝露で、七夕の短冊に願い事を書きます。

ここでもヲシテ文字を使って。

朝露で書いた願い事は叶うと言われているそうです。

(現に、去年書いた事が叶い、体感済み!と)
願い事を叶える覚悟、

叶った時の驚きを受け入れる土壌。

心の在り方。
そして、また大人と子どもと分かれてクラスがスタート。

2日目の大人は彫塑です。

まず最初に人型を作るのですが、幾多もの粘土の塊をちぎったり、付けたり…ではなく、
一つの粘土から形を作り出す。
そして、オイリュトミーの「あ、い、う、え、お」のそれぞれのコトバの意味を表す動きを粘土で表現する。
人型から、肉付けをしていき、段々と抽象的な形に。

製作を終えて、一人一人プレゼンテーション。

様々な思考と表現方法に触れた時間でした。
その間、子ども達は、年齢に分かれてのオイリュトミー、遊び。
大人のオイリュトミーは、とても静かな音楽で、ゆったりとした、セラピー的な要素もある世界で、

大人は大人でいいのですが、
一番の疑問。

「これ、子どもがらやったらどうなる?」

「子どもに出来るのか??」
でしたが、

子どもは子ども。

1階で大人たちが彫塑(粘土造形)をやっている時に、

2階からバタバタバタ!!!と、物凄い足音。
と思ったらピタリと音がしなくなる。
クラスの様子は見ていない(見れない&邪魔をしないことも大切です)ので、分かりませんが、子どもに聞いても

「ひみつ」

と。。。

だけども、子どもたちの満たされた表情を見るだけで充分と思います。
合宿の最後、


村上智さんのライアーコンサートを聴き、

そして、大人オイリュトミー発表会。

短期間での製作作品でしたが、

「とても感動しました。余分なものが全くなく一人ひとりの人が、ただ立って、歩く姿のなんと美しいことか。胸を開き・閉じる、二人の人が交わり離れることの、なんと衝撃的に観る者の胸にうったえることか。んーーー感動的でした。」by たや
と、お褒めのお言葉も。
贅沢すぎる程のクラスの充実だけでなく、「合宿」という、形で生まれた一人一人の自立、自律と調和の繋がり。

実り多く、深い時間でした。
ありがとうございました。

Earth Field では、

次回、8/19.20に合宿を行います。

通常の学校では受けれない

「仮説授業」

だけでなく、

「自由とは」に向き合うワーク。

こちらでも、再びオイリュトミーの機会をいただきました。

単発受講、一般(会員以外の方)も受講可能です。

ご希望の方は、FBイベントページ、またはHPイベント・勉強会情報にて。
富山では、8月22日に穴田先生のオイリュトミーを行うそうです。

最後に、、
湯涌・創作の森にて、

今回のシュタイナー合宿を主催していただきました、大坂さゆりさん。

ライアー、彫塑の村上智先生の作品展が8月6日まで行われております。
どうぞ、足をお運び下さいませ。



シュタイナー合宿を終えて

先週末は、富山シュタイナー教育芸術の会さんと共催での、
夏休みシュタイナー教育体験合宿

でした。

共催と言っても、

講座の準備から、会場手配、講師との打合せ、細やかな配慮に至るまで、

富山の大坂さんが気を配って下さり成り立ち、無事終えた合宿。

大坂さんには大変、大変、お世話になり、感謝しかありません。

御礼申し上げます。

さて、

・はじまりの会

からスタートした合宿。

富山から、金沢から、福井から、愛知から、京都から!!

各地から集まった、

仲間だったり、初めまして、だったり。

その緊張感をほぐす、ウォーミングアップである、はじまりの会。

注意事項や、周りとの関わり方など、オリエンテーションを終えてから…
《七夕のお話》から始まりました。

え?7/29だと七夕過ぎてるのに?

と、誰もが疑問に思われたかと思いますが、

大切な《暦》の話に繋がりました♡
そして、

1日目は

・大人:オイリュトミー

・幼児〜小学2年生:ライゲン&遊び

・小学高学年:言葉遊び(言語造形) 彫塑(粘土造形)

と、それぞれに活動。
大人はどうしても、我が子がどんな風にクラスを行なっているのか、ちゃんとやっているのか…と、気になり「見たくなる」のが心情ですが、
大人は大人の時間。

子どもは子どもの時間。
それぞれの世界が確立され、守られて進行されている、贅沢な合宿。
さて、

筆者は大人なので、大人オイリュトミーのクラスしかレポ書けませんが、あしからず♡
講師は3月の時にお招きした穴田先生。

今回はライアーの生演奏のもと、

基本的な足の動き、使い方。

そして、3月に行なった事からの流れを汲んで下さり、初めての方も分かりやすく、3月に参加された方は、復習も兼ねて、前回からの繋がりのある内容でもありました。

コトバ、リズム、カズ

を、感じながら、考えながら、カラダを使う。=正に体感する学び。

その集大成を2日目の最後に発表する作品になるのですが、

習った事を1日でマスターし、人前で発表する、というのは、とても至難な技です。

が、穴田先生はその事も含め、クラスを進行する。

オイリュトミーの素晴らしさだけでなく、穴田先生の講師としての、導き方、クラスの作り方なども、学び多い時間でした。
さて、子ども達のクラスの内容は…

見てない(見れない)ので、分かりませんが、クラスを終えた子ども達の表情を見れば物語ってました。

小学生の高学年、コトバの時間では

ヲシテ文字(古代文字)を使ってのクラス!

 
大人でも知らない人が多いのに、なんて贅沢なのでしょう!!

言葉の持つ力、エネルギーを存分に味わったのではないでしょうか。

「見て見て〜!」と嬉しそうに見せてくれる子もいました。
1日目の締めは

Earth Field のシュタイナーに学ぶで講師を務めて下さる、たや仁子さんと、彫塑の講師の村上智さんのライアーによる「なめとこ山の熊」のお話コンサート。

今の子ども達は、アニメや漫画や映画…物語を視覚から入る子が多いのでは、と思いますが、

見るものがなくても、たやさんのお話に食い入るように聴いています。

そう、これが「コトバの力」なのか、一つ一つのコトバが頭の中でイメージを映しだし、映像が浮かび上がるようでした。
2日目

清々しい朝からスタートしたのは、

朝露集め!

自然豊かな湯涌、創作の森。

葉っぱには美味しそうな朝露が付いていました。

一粒のものもあれば、

沢山身に付けているものも。

集めた朝露で、七夕の短冊に願い事を書きます。

ここでもヲシテ文字を使って。

朝露で書いた願い事は叶うと言われているそうです。

(現に、去年書いた事が叶い、体感済み!と)
願い事を叶える覚悟、

叶った時の驚きを受け入れる土壌。

心の在り方。
そして、また大人と子どもと分かれてクラスがスタート。

2日目の大人は彫塑です。

まず最初に人型を作るのですが、幾多もの粘土の塊をちぎったり、付けたり…ではなく、
一つの粘土から形を作り出す。
そして、オイリュトミーの「あ、い、う、え、お」のそれぞれのコトバの意味を表す動きを粘土で表現する。
人型から、肉付けをしていき、段々と抽象的な形に。

製作を終えて、一人一人プレゼンテーション。

様々な思考と表現方法に触れた時間でした。
その間、子ども達は、年齢に分かれてのオイリュトミー、遊び。
大人のオイリュトミーは、とても静かな音楽で、ゆったりとした、セラピー的な要素もある世界で、

大人は大人でいいのですが、
一番の疑問。

「これ、子どもがらやったらどうなる?」

「子どもに出来るのか??」
でしたが、

子どもは子ども。

1階で大人たちが彫塑(粘土造形)をやっている時に、

2階からバタバタバタ!!!と、物凄い足音。
と思ったらピタリと音がしなくなる。
クラスの様子は見ていない(見れない&邪魔をしないことも大切です)ので、分かりませんが、子どもに聞いても

「ひみつ」

と。。。

だけども、子どもたちの満たされた表情を見るだけで充分と思います。
合宿の最後、


村上智さんのライアーコンサートを聴き、

そして、大人オイリュトミー発表会。

短期間での製作作品でしたが、

「とても感動しました。余分なものが全くなく一人ひとりの人が、ただ立って、歩く姿のなんと美しいことか。胸を開き・閉じる、二人の人が交わり離れることの、なんと衝撃的に観る者の胸にうったえることか。んーーー感動的でした。」by たや
と、お褒めのお言葉も。
贅沢すぎる程のクラスの充実だけでなく、「合宿」という、形で生まれた一人一人の自立、自律と調和の繋がり。

実り多く、深い時間でした。
ありがとうございました。

Earth Field では、

次回、8/19.20に合宿を行います。

通常の学校では受けれない

「仮説授業」

だけでなく、

「自由とは」に向き合うワーク。

こちらでも、再びオイリュトミーの機会をいただきました。

単発受講、一般(会員以外の方)も受講可能です。

ご希望の方は、FBイベントページ、またはHPイベント・勉強会情報にて。
富山では、8月22日に穴田先生のオイリュトミーを行うそうです。

最後に、、
湯涌・創作の森にて、

今回のシュタイナー合宿を主催していただきました、大坂さゆりさん。

ライアー、彫塑の村上智先生の作品展が8月6日まで行われております。
どうぞ、足をお運び下さいませ。