12月23日 15:45〜
会場:Life Community MEGLI
参加者:大人8名、子ども:7名
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23日 午前のクラスを終えて
午後からは特別編。
『クリスマスのお祭り』
冬至のタイミングで行う
「アドヴェント・ガーデン(りんごろうそく)」と呼ばれる静かなお祭り。
冬至は一年で一番、太陽の光が弱まるとき。
陰が極まり陽に転ずる。
その日を境に新しい光が生まれ、春に向かって育ち始める。
その新しい光をこころの内側に見つけ、取りに行くということを、闇の中で実際にやってみるのが
「アドヴェント・ガーデン」

まだ陽が沈む前の会場に常緑樹の枝で渦巻きに道をつくられ、真ん中には蜜蝋ろうそく。
参加者は
「一人1個、ぴかぴかに磨いた林檎を持ってきて下さい」
の林檎に蜜蝋ろうそくと枝を付けてもらい準備。
この蜜蝋ろうそく、この日のために
米作り部としてもお世話になっている
「のと藤瀬」さんの養蜂からの太陽の贈り物で作られた手作りキャンドルなのですよ!!
準備が整い、お約束ごとと説明。
この渦の中を歩く事が出来るのは子どもだけ。
だけども
「◯◯ちゃん、行って下さい。」
「次は◯◯くんの番ですよ。」
という指示はありません。
誰が行くのも、
どんなタイミングで行くのも、
その場の時間と空気、
そして自分で決める。
大人はただただ、見守る。
皆んな、初めてだからドキドキ♡
素敵なライアーの音色が奏でられ
これで子ども達が光を探しに行く準備が整いました。
誰が行く、どんな順番で…というのは決められてません。
このトップバッターは誰が飾るのか。
やんちゃボーイズはコソコソとニヤケながら「行く?どーする?えー、、」とやり合ってる中……
女の子がすっと立ち上がり、渦の中へ。
そして自分の光を見つけ…
次に来る子の道標となるよう、そぉっと置いて戻ってくる。
その姿は、どこか自信を付けて帰ってきた様、凛々しく感じました。
緊張するトップバッターが破られ、次はそれぞれのタイミングで、自ら決めた順で渦の中に入っていきました。


両手でそぉっと持ったら付いた!
その瞬間を発見する子ども達の表情。
子どもなりに光、炎に何か大きなエネルギーを感じるのか…
火が付いた後は大切に待ちます。
でも、まだ扱い方がわからないから持ち方もぎこちないけども、、

男の子は恥ずかしがり屋で照れ屋なくせに、カッコつけたがり。
のお年頃でもあり、
ろうそくの火がなかなか付かない…
消えてしまった!!!
と、ハプニングもありましたが、
そして、まだ一人で入れない子ども。
小さな手に暖かく力強い光を放つ林檎を持って歩く姿に
しっかりとした「自立」を感じます。
今回、特別に元子ども(オトナ)も
そして厳かな雰囲気の中、
冬の物語のお話がスタート。
幻想的な世界、新しい光を見つけた子ども達は、どんな世界を創造したのか、、、
それは、大人には分かりませんが、
確実に子ども達の心の中と、
「闇(渦)の中を歩いて新しい光を見つけた」という体験が刻まれた時間となりました。
この渦の道を作っていた常緑樹の枝は米作り部・のと藤瀬の田んぼの山にあるアテの木=能登ヒバ(高級よ♫)
これもまた、自然からの贈り物。
最後に欲しい人は持って帰り、
それぞれクリスマスリースを作った方も♫
クリスマスの祭りにピッタリな行事となりました。
是にてEarth Field の学び、1年間が無事終了致しました。
2018年も地球からの学び=Earth Field としての学びを深めて行き、
石川県に合った学校創りに励みたいと思います。
どうぞ、
よろしくお願い致します。
































