7/12 醤油作り師匠がやってくる!天地返し&読書会 ご報告

7月12日、長野県安曇野の「百姓」、宮崎さんが、醤油の様子を見にはるばるやってきてくださいました。

宮崎さんは、自然栽培で大豆と小麦を作って、冬から春は醤油作り(麹作り)をされています。

内側からまっすぐに光る醤油作りへの熱意、生けとし生けるものへの愛を醸し出しながらも、やさしくおだやかな宮崎さん。

今回は、石川富山の農家さんお百姓さん、新潟の八百屋さんなどなど、総勢18名+子ども6名、いつもの読書会の3倍くらいの人が集まって、5冊の本を読みました。

いつものメンバーも、人数の多さに少し緊張しつつ、お決まりの「十二感覚論」からスタート。

「自然栽培『あなたも地球も、菌でできているよね』」

「弓と禅」

「きのこの教え」

「自分を信じて生きる」

印象的だったのは、弓と禅を読んで、その本を持ってきた方が「入室した時から的に当たるかどうかは決まっている」と言ったら、宮崎さんは醤油のことを始めようと思ったとき、菌の神様(お酒の神様だけど、醤油も発酵でおなじだし、、と)のいる京都の神社に行って弓を引いたら、ど真ん中にカーン!と当たったという話をしてくださったこと。自分の中が決まっていれば、おのずと表にそのように現れるのだな~。と思いました。

読書会のあとは、お醤油作りの話!

醤油の材料である、大豆、小麦、塩について。

大豆は、こだわった醤油作りをしているところでも、遺伝子組み換え不選別の大豆を使っていることが多いこと(油と醤油は、遺伝子組み換え大豆が入っていても書かなくてよいことになっているそう)

塩は人の基本。

佐藤初女さん
塩は悪じゃない
体を作るのは塩分
野菜をおいしく食べられるのも塩のおかげ 

たつみよしこさん
塩に最初に出会うのは母乳
母乳は血液から作られる

崎さんは夏場、自分で作った醤油をお水に入れて、水分補給をされているとのこと!

それから「お醤油ができるまで」のお話。

醤油用の麹作りは、二時間おきに温度と湿度を管理して、大豆の芯まで麹菌が入るように丹念に作られていること、絞りの様子や夏の管理法など、時間の許す限り丁寧にお話くださいました。

 

お話の後は、醤油を飲む!おいしい!塩味がきつくなく香ばしいようなお醤油。

噂の醤油ウォーターもみんなでお試し!うまい♪この夏、流行りそうです(^v^)

 

みなで順番にお醤油の天地返しを体験。
いい匂いになってきた醤油を丁寧に大切に別の桶に移し替え、
移し終わったら手鍋や桶についたもろみを味見✨
夏の暑さをテントで受けて、また香りが豊かにおいしく変わってきていました。

宮崎さん、みんなの知りたいにたくさん応えた講座を、
ありがとうございました!!

お醤油の「絞り」は11月25日(日)、日水花にて行います。
搾りの道具をもって、また宮崎さんが来てくださる予定です!

<お知らせ>

今月末28日は、輪島の鳴き砂の海、琴が浜で、砂鉄から鏡ナイフを作り
&塩と豆腐を作る科学の時間です。

「現場で実験!琴が浜でわくわくサイエンス」
https://www.facebook.com/events/284887798751724/

塩と鉄は、血液をつくり循環を生み出す、地球や人間に不可欠な要素。
琴が浜の水がきれいでおいしいので、海水で作るお豆腐もおいしいですよ!
残席少なくなってきております。
お早めにお申込みください♪

 

 

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