アースフィールド親子クラス レポート
『プログラミング~ロボットの気持ち~あなたは猫ですか?』
俵芸術交流スタジオに、子ども7人、大人7人、幼児4人が集いました。
アースフィールド初めての、コンピューターを学ぶクラス。
プログラミングってなんぞや、ということを、どんな風に子どもに説明するんだろう?
そもそも、プログラミングってなんだろう?大人たちもわかっていない中、講師安野先生(通称イタさん)の最初のみんなへの投げかけは、「あなたは猫ですか?猫の人~」
え!わたしは猫ではない。どう見てもだれも猫ではない。子どもたちは口々に「猫じゃないよー!」
わたしは猫ではない、、、んだけどその質問の意図はなんだろう?

次の質問。「この画面上にいるロボットに『右に動いてもらいたい』。右ってどっち??」
右はこっち!→→子どもたちも大人も指さす。
「ぶーちがいます。ロボット『が』右に動くので、答えは←←こっちです!」
あーー(@_@)
大人も子どももちょっとわかってきた!
そんな導入を経て、プログラミングをゲーム感覚で学べるサイトにみんなでとぶ。
鳥を、障害物などを避けてゴールまで導くゲームの中に、プログラミングで必要な観点を簡単に扱えるようにしてあって、楽しく学べる。

「この鳥の気持ちになって指示をしないと、うまいこと動きません」
わたしは猫でも鳥でもロボットでもないけど、この人(鳥)の立場に立ってみないと、ひとに指示することはできないんだなあ。
「プログラミングっていうのは、組織をつくるときにその考え方が結構役にたつんですよね」とイタさん。
「プログラミングは、きほんめんどうくさいことはきらいです」
作業をパターン化できるものはまとめて、最小限の手数で結果を出す頭の整理の仕方をプログラミングから学ぶことができる。
子どもたちは年齢もばらばら、持っている端末のサイズもばらばら。
どんどん進める子はゲームを最後まで終わらせ、じっくりやる子は、大人と一緒にヒントをもらいながらじっくり進んでいく。進みの具合が違っても気にならないのは、年齢の幅があることと、だれもせかす人がいないせいかしら。



時々けんかしたり、自由に歩き回ってみたり、声をあげて進みを自慢してみたり。
子どもの人数に対して大人が同じ位いたこともあって、そんな自由なやりとりがとびかって、ゲームをはさんで色々な交流がありました。
今回は裏テーマとして、親子のセットではなくて、別々の大人と子どもで組み合わさってクラスを進めるということがあり、人数の関係でそれはかないませんでしたが、今回のごちゃまぜの交流が次のアースフィールド親子クラスへの足掛かりとなりました。
親子でくっついていると、ついつい手や口が出てしまいがちですが、そこに他人が絡むことで少し距離感が生まれて、「見守る」ということに余裕が出てきますね。
ついつい自分の子どもにだと口出ししちゃうという方も、自分のお子さん以外の子に対する自分の在り方を振り返ってみることで、自分の子どもにも冷静になれることがあるかもしれません☆
そんな練習もかねて、ぜひアースフィールド親子クラスに遊びにきてもらえたらいいな。
プログラミング講座はプログラミングを学ぶことだけが目的ではなかった!
一度で二度も三度もおいしいアースフィールド親子クラスでした♪
次回の親子クラスは、3月23日(土)10時より
講師 たや仁子さんによる『みんなでつくる、おとぎばなしの立体絵巻』です♪
手のひらでみつろう粘土を温めながらおとぎばなしを聞き、心がひろった情景や登場人物を想像してカタチにあらわしてみよう♪みんなでお話を聞くことで、その場にイマジネーションの共有がうかんできて、形にするちからの道筋を自分で見つけて、それをまたみんなで形にしていく冒険🌸
まだまだご参加募集中です!https://www.facebook.com/events/384388699053203/