先日行いました
「いろ・みつける・にじみ絵」
講師はEarth Field メンバーであり、金沢美術工芸大学卒業の奥かなこさん。
最初の挨拶にもあった通り、
「石川県には小学校の選択肢が少ない。新しい学校を創るにあたり、どんな学校がいいのか」
「講師という立場というか、○○先生、ではなく名前で呼び合いましょう♫」
というフラットな感じでスタート。
そう、Earth Field は「創りたい」という想いの集まり。
なので、「自分はコレ出来るよ!」「こんな事分かち合いたいよ!」
が、《創っていく》に繋がるのだと思います。
(そんな想いのある方、会員募集しております♫)
そして、更に嬉しいのが、今回にじみ絵に使用した絵の具。「透明水彩絵の具」は、会員以外の心ある方からご寄付いただいた物。
そんな想いの方の行動(ご寄付)も大変嬉しく、感謝申し上げます。
さて、にじみ絵を描く前にスタートしたのは、
《カラダを解放する》ことからでした。
紙を水に浸し、まずは3色からスタート。
何を描く、
どんな風に描く、
は、自由!!
3色という制限のある中で、無限大に広がる自由。
描き終えた後、それぞれの絵を見あって、「良い、悪い」でなく、お互いに、そして自分自身の「発見」する時間でありました。
そして、2枚目。
次は「色を混ぜる」
隣同士の色を混ぜて、自分の好きな色を見つける。
隣同士をそれぞれ混ぜていくと、
実は12色相環になる、という発見も。
ちなみに、右手に持っている12色相環はドイツ製の子どものおもちゃです♫
3色の隣同士、向い合わせ、色んな色が誕生し、それを紙ににじませ絵にする。紙の上でも色が混ざり、新たな色が誕生し、絵を作る。












1枚目は「描いた人」が表れてたようで、
2枚目は「描きたい」ものがそれぞれに表れているようでした。
それぞれ各自、作った色のお気に入りを再現し…
(ここが難しく、イライラした!との声も。しかし、この「イライラ」日常で味わう「イライラ」とは別の種類だ!との話もありました)


それぞれに色をにじませていきます。


皆さん、大人なので、何も指示もない中、それぞれの描いた所を壊さないように色をにじませています。
しかし、子どもはそうじゃありませんよね。
ということで、ザっと!!
だれとも相談せずに、各々で
「終わり」を決める。
最後に、絵を囲んでみんなで話し合い。
描き終えた後は、まだ水気があるので起こせませんでしたが、
後日、乾いてから会場となりました
日水花スタジオで飾って下さいました♫
完成品です!!
参加者皆さんの化学反応が起こした作品!!
ドドン!!!
「学校の授業がこんな風なら、描くことが嫌いにならなかったな」なんて声もありました♫
美術・芸術は点数で評価しにくいためもあり、授業日数が減っています。
通常の学校の授業になると
判断材料(評価の対象)が決められてしまうため、
表現の自由に制限がかかり、
皆んな「同じ絵」になる傾向が見受けられます。
本当の表現、自由とは…
を、考えさせられる良い時間でもありました。
終わってから、講師より…
日本の絵画史と西洋の絵画史には決定的な違いがある。
「壁」か「仕切り」か
「額」で空間と分断するか
「軸」で穏やかに繋がるか
日本人の感性でいくと、絵画の中だけで世界観を完結するより、その空間のストーリーと連想させて描く方が民族的に得意なんじゃないかって思う。
茶花と掛軸の関係とかね。
だから日水花で描くと
自然に日水花のカラーに染まった絵になる、にも繋がるかなぁ。
環境とおだやかに影響し合う、
楽しくて、楽しくて、
今回は大人のみでしたが、
子ども達がやるとどうなるんだろう?と、ワクワクしました♫
次回、7月は〜シュタイナーに学ぶ〜合宿を行います!
7/29.30 豪華講師陣をお呼びして、盛りだくさんな内容です!!
詳細決まりましたら、お知らせいたします。
















