手仕事の部 縫うの会 

      

歩き方を覚えたとき
こんな感覚だったのだろうか。
言葉も知らなくて、誰にも言えなかったけれど、
何度も何度も、身体の記憶、思い起こして
つまずく度に慎重になって

きっとこんな気持ちで、一歩一歩・・
わたしは歩けるようになったのだろうな。


この講座がはじまって
4回目の参加。夏の合宿の回からは
毎月、参加することが出来ました。

秋から毎月、月はじめに運針の時間を持つことが出来たこと

それは、個人的に今年のテーマだった
「心を込めて暮らそう」という想いを
確実に実行させてくれたように思います。

今回で、紐作りの生地を縫いあわせる作業は終わり。
時間内に、全員が縫い終わりました。

歩み方は、それぞれ。
歩みを思い返すように、縫い目を見る。

彩香先生が持って来てくれる本の中の一冊、
幸田文さんの随筆に
9月は、そわそわして気を付けていないとあっという間に終わってしまうことが書かれていた。夏休みが終わったと思ったら・・慌ただしい日が休むまもなく始まってしまったお母さんたちの心情にぴったりで。

10月は、「実を得た安らぎ」。
人も植物もどこかホッとしているとあり、涙・・自分の命、我が子の命、柿や栗、お米一粒一粒・・秋の光が優しいのは、やっと実をつけれた安らぎが大地を覆っているからか。

そして、11月は、参加者から「今までで1番、心が整っている。」と言う言葉が。

確かに、わたしも、今までで1番心が静かだった。
この静けさを抱いて11月を過ごそう、そう思えたのでした。

この日、彩香先生が
紹介してくれた本は、寺井美奈子著「ひとつの日本文化論」




縄文時代、村の女性たちが
新月の頃になると入っていく女屋。男性にとっても、その姿は神秘的なものだったのではないかと。
女性たちは、そこで手仕事などをしながら、生理の間を共に過ごしたそうです。そして、女屋のあった場所が、お祭りや人の集まる場所となり、八幡宮が出来たのだとか。

月に1度集まり縫いものをする女たち・・
縄文時代の女性たちも、こうして手仕事しながら
おしゃべりし、子育てや食や暮らしの話をしていたのでしょうね。

文・ヒサ

アースフィールド手仕事の会。
縫う会もひと段落。
それぞれの終わりが見えてきました。
12月の会で参加者たちは節目を迎えますが、
繰り返すことは普遍的な運針という作業。

初めてのでも、それぞれの歩みでの運針を体験していきます。

いつでもご参加ください。

次回の予定は。
12月6日。
13時からです。
詳しくはこちらからご覧ください。

https://www.facebook.com/events/2394332380608192/

小学生ママ集おう♪

2018年5月15日(火)

お天気のいい日に小学生ママ語り合いました♬

今回は小学生ママ4人と小さい人1人。

場所はアトリエHISA「石ころりとはっぱちゃん」

とても素敵な空間です☆

今回も、

学校のことや、教育のこと、自分のことや、今の社会のこと。

たくさん話しました!

バラバラな話題であっても、自分たちの身近なことを

話せるのはとても大事なことですね。

私達の日常はとても目まぐるしくて、

便利になってきたからこそ、ゆっくりと話す時間が無いように思います。

話すだけでしたが、そこがとても大切で。

その場かぎりの挨拶や、お付き合いではない話し合い。

意見の対立とかではなく、深まっていく話し合い♡

心地の良い時間となりました。

今回は少し趣向を変えて、読書会に読み繋いでいる「人智学講座・魂の扉・十二感覚」を始めに読んでから始めました。

こういうイレギュラーな自由も大切ですよね。

自由が許される空間。

本当に居心地のよい時間を過ごすことが出来ました。

さて次回は場所をうつして

金沢市教育プラザ221研修室で行います!

https://www.facebook.com/events/187617182052485/

そして6月は

ワンネススクールさんとの共同開催の【縄文空想ピクニック】があります!

4月28日 アースフィールドクラスにて
宇宙の時間、地球の始まりを学び、
そして、「今」の私たちが存在することを学びました。

今回、6月1日は、その学びを経て「縄文時代」に焦点を当てます。

縄文文化に詳しい考古学者である樹遷さんから、
・縄文からみた家族の在り様
・生活の中で大切にされてきたものとは
・命へのまなざし
について語っていただきます。

また、アフガニスタンの紛争地帯やヨーロッパでの各地で医師、哲学者としても活動されていく中で、樹遷さんが感じた
・世界の子育てや教育のあり方
・世界から見た日本の教育
・社会と教育の繋がり
などもお話していただきます。

人としてとても興味深い樹遷さんからの言葉を聞いてみませんか?

詳しくは↓こちらを御覧ください!

http://earth-field.org/イベント・勉強会スケジュール/

文 ようこ

2018年 4月13日 読書会📖

2018年 4月13日 (金)

読書会レポ

2018年度始まりました。

今回の参加人数はオトナ4人ネコ1匹。

 

こじんまりとした人数で、濃厚な時間になりました。

今回の本は

魂の扉・十二感覚―人智学講座

ポケット詩集

椅子と日本人のからだ

の3冊でした。

今回のレポは松木陽子です。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

今回ははじめにお醤油の天地返し。

 

そーっとそーっと。ゆっくりゆっくり。

何度も繰り返してきた天地返し。発酵も進んでいます。

愛おしみながら、少しの味見と

1ヶ月後の再開を約束して読書会の方へ移りました。

年度がかわり、

読み繋いでいる十二感覚の章も新章へと入り

生命感覚をみんなで共有しました。

4人それぞれ年度初めの出来事を交えながら、

学んでいくこととは、

生きていくということとは、

それが失われていくということとは。

どういうことなのか、この問をじっくり温め直しました。

人類というものが持っている感覚を失わずに豊かにしていく。

教育とは。学びとは。オトナとして成熟していくとは。

次世代に繋いでいくということは。

引き継いでいくべきことと、新しく生み出していくということ。

そして。

この日。私に響いて止まなかったのは。

自分の感受性ぐらい

自分で守れ

わたし!

さて。

次回は5月。

ばかもの達と再会したい人はこちらまで。

http://earth-field.org/イベント・勉強会スケジュール/

いよいよ今年度1回目のEarth Fieldクラスが始まります!

4月28日(土)に予定している 今年度、第一回目のアースフィールドクラス。

本日、イベントページを立ち上げました。

ご参加、お待ちしています!

先日、講師をお願いする四ヶ浦先生と、 現地で打ち合わせをしてきました。

打ち合わせに参加したメンバーは、

仁子さん、ようこさん、彩香さん、ヒサ。

兼ねてから、大桑層(犀川)の川辺で 太古の色、音、感触を感じながら 野外授業を受けたいと思っていた私の思い、 アースフィールドクラスの講師を一年続けてきた仁子さんの、今年はテーマを持ちたい! わたしたちの中にある縄文文明に光を当てたい!。

アースフィールドの合宿でも 講師をしていただいた四ヶ浦先生は なんと 大桑層に30年も通っておられて 四ヶ浦先生の授業が大好きな アースフィールドメンバーの熱い声もあり 四月のアースフィールドクラス 出逢いの会で 四ヶ浦先生の野外授業が実現することになりました!

先生に、思いをお伝えすると、 50メートルの巻尺を使って 宇宙と地球の時間と空間について体感してもらいたいと言ってくださいました。

打ち合わせでは、実際に、 巻尺を伸ばし、1時間当日さながらのお話を 聞きました。 50メートルの時間旅行! 感動で、目がキラキラする わたしたち。

5億年前のくもや 2億年前のさんよう虫の化石も 登場します。

大人のキラッキラの姿に 子どもたちは、なお集中し夢中になってくれるのではないかしら? たくさん数字が出てきますが、 分からなくても大丈夫。

わたしも、数字は苦手で わかりません。

この感動によって この感覚を知れたら、物事を見るベースとなって、子どもたちの感性をより 引き出してくれるのではないかなぁと思います。

なにより、わたしたちが とてもわくわく胸が踊り楽しかったので、 100万年前の地層があらわになって わたしたちにメッセージを送り続けている 大桑層に、みなさんをお連れして、 四ヶ浦先生の授業を受けていただきたいです☆

文:ヒサ 撮影:ようこ

イベント・勉強会スケジュール

3月10日 読書会

3月10日 
読書会レポ
 
 
毎回参加者に合わせて少し趣向の変わる読書会。
 
3月はオトナ6名。子ども1名。猫1匹。
年度末ということもあり、
たくさんの興味深い本との出会いがありました。
 
 
今回の本は。
   
魂の扉・十二感覚―人智学講座
コミュニティデザインー人がつながるしくみをつくる
紛争の心理学
他者と死者
光と影のやさしいお話
ハイデガー=存在神秘の哲学
あわいの力
 
この7冊でした。  
今回のレポは松木陽子です。
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
3月。
ようやく春の兆しが見え隠れ。
何度も重ねてきた読書会のこの場は、
居心地がいい、
楽しいだけの会ではなく 回を重ねるごとに色んな意味で
濃密な会になってきました。
 
いつも来た人同士で、
どのようにするのかを 色を空気を時間の流れ方を変えていく読書会独特の始まり。
ワクワクが止まりません♪
これは読書会ならでは。
 
今回の始まりは 身体と思考の大切さを共有しながら、
運針という作業でみんなの時間と感覚を結んでいく。
 
場が整い、
準備が出来たところで7冊を順に読み進めました。
 
ランダムにページをめくり、
場が持っている力を利用して 自分たちなりのメッセージを探します。
いつもこのメッセージに驚かされます。
わたしなりに今回のメッセージを思い出してみると、
存在。責任。死者。ランク付け。
同じようで違うのも。
大切なことは、結局自分の中にあって、
色々と形を変えてやってくるようです。
 
時間と空間と感覚と。
わたしとわたし以外のあなたと。
 
 
受け取るときの状況が変わると 同じのものでも変わっていく。
 
なんだか書いていてもなんのことだか解らないですね。
でも。 それでいい。なんて思っています。
メッセージなんてそんなもの。
拾ったその人の中で変わるもの。
もう。 これは来て体験して自分で拾ってもらうしか仕方がない。
というわけで。
 
 
次回の読書会でお会いしましょう。
もちろんお醤油の天地返しもやっております。
思考の発酵と合わせてお楽しみくださいね。
 
 
誰でも興味のある人は参加可能です。
 
不思議なこの感覚は来ないと解らないですよ!
来月でも。その次でも!
 
http://earth-field.org/イベント・勉強会スケジュール/
 

こじまりえさんの「ほんやくこんにゃく」講座

2018年2月19日

こじまりえさんによる「ほんやくこんにゃく」講座がありました。

この方知る人ぞ知るでっかいみんなのかあちゃんです!

日本全国で、かあさんの目線での様々なお話、講座を開いています。

凄まじい翻訳力を持っていて、どんな人にも言葉が届きます。

今回の参加者11名 (愛知県1名・富山2名)!

少し幅広い層の参加者のみなさんでした。

本気の伝え方、話し方、自分のあり方についてしっかり考える時間となりました。

今回のレポは、たや仁子さんです。

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能登に移住してきた6年前からにわかに、私は憲法や国会、原発、基地や選挙に関して知るための、何かを変えるための行動を始めた。

行動するたびに考えが進み仲間も増えていくようだけれど、もともと似たような考えの人としか交流できていない、考えが違う人と対話の輪が広がっていかないことにも気づいていた。
 小島リエさんの「翻訳こんにゃく」は、「話を簡単なものにする」というだけではないことは、一昨年の参院選前の「星と政」の講座で体験していた。その核は何なのか、世界を広げるための鍵がほしくて参加しました。

 一番、私に新しく腑に落ちたのは、「どうしたら伝わりやすくなるのか」を真剣に具体的に考えて方策をとる、ということでした。。。あれ、当たり前ですね。でも今までの私は、どうしたら自分の考えをきちんと表現できるのか、の方に重点が置かれていたのです。だから、リエさんが大事にしている、「相手が知りたいこと」に寄り添う、それを知ろうとする、という姿勢がなかったのでした。口では「誰もが等しく自分の想いを語れる場を」なんていってましたが、具体的な行動が伴ってなくて、それは口だけだったのでした。

 要は、「伝えたい!」の熱意。だけでなく、その奥にある、何のために?が健全であること。自分をわかってほしいというレベルのことではなくて、もう一つ上の、願いのために、本当に真剣になること。・・・今までと、おんなじみたいだけど。でも、確かに、鍵を手にして一つ扉を開いた感じがします。

 さて、このレポ、読んでる人の知りたいことに寄り添っているかしらん??あれーやっぱり前と変わってる感じがないけど。
でも、これから変わっていく種はしっかり土に降ろしました。これからの私とこれからの世界に乞うご期待♪

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これからの世界のみんなに期待したいと思います!

今回は単発の特別講師を呼んでの講座でした。

まだまだ続きます。

興味のある方こちらもご確認くださいね。

イベント・勉強会スケジュール

Earth Field 月イチ読書

《学校づくり》に関わる本をそれぞれ持ち寄って
「えいっ!」と開いたページを朗読する会です。

参加者は大人3名、中学生1名、幼児1名、猫1匹。学校や社会づくりに関わりたい人が集まります。

わたし(筆者)は今回が初参加。

「不思議と『今』必要な言葉と出会えるんだよね」
聞いていた通りのことが起こったのです、と
はじめにお伝えしておきましょう。

      

この日大雪の名残のある土曜日。会場の日水花さんは津幡の山のほうにあり次の寒波に備えて、駐車スペース確保と安全のために「みんなで雪かきしようか」と身体ワークからはじめました。(メンバーは体の使いかたを学んでいるので、雪かきも全然疲れないんですよ)

      

ひと汗流したあと、暖かな室内で読書会がはじまります。

集まった本の中から3冊を指さしで選び、
テーマ本と合わせて4冊。

【十二感覚論】ルドルフ・シュタイナー
【身体知】三砂ちづる・内田樹 共著
【先生はえらい】内田樹 著
【母になるまでに大切にしたい33のこと】
吉村正・島袋信子 共著

偶然開いたページを1人が音読し、その内容について論議していきます。
ここからは、それぞれの本の主旨とみんなの所感の一部です。長いですが、今のあなた自身と重なり合い、響くおはなしがあるかもしれません。お時間のゆるすかぎり、お付き合いくださいね。(その場では、ほんとうにあっという間の時間なのです。文字にするとどうしても小難しくなっちゃうのですが、わからないところは聞きあったり、?が浮かんだままとりあえず進めて、あとから合点がいったり、お茶を飲んだり、猫さんの襲来にあったり。楽しいですよ。笑)

 

はじめにテーマ本【十二感覚論】ルドルフ・シュタイナー 著

○主旨指先の感覚が最も優れているのは偶然ではない。目は一部、触覚は全部を把握する。大人は自分自身の周りをさぐれる→外側から一つの綴じた全体として確認できる。赤ちゃんはできないが、2~3歳でできるようになる。母子の触れ合い、良質なおもちゃ遊び、子ども同士の遊び、この遊びを通して獲得する感覚である。自分で自分のことはくすぐれない。単純で日常的な事柄の全てには、非常に意味深い背景がある。日常的な事柄、その背景を隔てない、のが『人智学』

●みんなの所感・自分で自分をくすぐっても、くすぐったくない!当たり前だけど改めて認識した。・自分ではくすぐれない、という言葉が宙に浮かんでいて、どんな風に自分の日常に現れてくるかなーというところです。・3歳の娘は「わたしの!」と所有を主張するようになったが、まだお友だちと「分ける」ことはむずかしい段階。子どもの「成長過程に応じた学び」が必要だけど、今の学校教育では「年齢」に応じてどんどん学びを進ませていく。このセンテンスがリンクするね。

 

【身体知】三砂ちづる・内田樹 共著(対談)「カラダの知は数えられるか」より

○主旨「大施設からパーソナルへ」三砂:何事もパーソナルへ。生まれる、死ぬ、病気etc 北欧は昔は大きな施設を作っていたが、今はパーソナルのケア、サポートを充実させている。しかし日本はその逆の流れだ。集団保育にも問題。皆一緒に、まとめてトイレへ。個人の感覚のものなのに。

「家に他人が入る事を受け止める力」内田:家事をアウトソーシング(家の中にお手伝いさんを入れる等)するには、細かい気づかいをしなければいけないから、難しい。人間的成熟していなければ、受け入れできない。家の中に他人が行き来できる環境、とても大事。三砂:自分が開かれてないと人を受け入れることは出来ない。出産で良い経験をした人は社会性が高まる例がある。

●みんなの所感・学校がそもそも「全体の教育」。主体はどこにあるのか。その主体について、木のくに、シュタイナー、サドベリー、フィンランドの教育の話をしました。・自分の身体の声(おしっこしたい、お腹すいた、知りたい)に鈍感になるよね。まわりと同じ、同調を求めるのは管理のひとつ。行き過ぎた先に個人の幸せ(知識欲も含めた欲求の満足)はおざなりになっていくね。・前日に見た映画「ハッピーアイランド」にも共通するテーマでびっくり。都市部は完全に経済破たんし不信が募るギリシアだけど、長寿の島の住人は「他者との助け合いと関わり」の中で生き、その結果、幸福度も高く、長寿なのには理由がある。この映画の中で、他者を受け入れられない若者は、この島で「暮らす」ことに非常に苦労して苦痛そうだったけど、受け入れた後の変化たるやすごいもの。読書会の前の「雪かきワーク」でも「お互いさま」っていいなぁ、と思ったばかりでした。

【先生はえらい】内田樹 著「なんでも根源的に考える」より

○主旨学ぶ側の主体性とは何か「自分は正しい」という前提からは「学び」は存在しない。ところで、「学ぶ」と「話し合う」は同じ?違う?生徒:「学ぶ」は先生から情報が流れてくるもので、「話し合う」は対等なものたちが思っていることをそのまま言うことだから違う先生:ほんとにそう言い切れるかな?(根源的に問いかけ、考えさせる)「話し合う」は相手が存在するから、おそらく思ったことをそのままは言っていないはず。例えば「将来どうする」と聞かれたら、先生、友達、親、それぞれに言うことが変わってくる。わたしたちが自分自身を語るときは、相手にどう思われたいのか、どんな関係性を築いていきたいのか、絶えず配慮しながら語っている。

●みんなの所感・内田樹さんの本は少し難しいね!笑・関係性、によって問いへの答えが変わるって、あるね。よく思われたいだとか、あえて反社会的に見られたいだとか、集団の中で目立ちたい、もそうかも。「この前と言ってることが違うな」「ころころ意見が変わるな」「嘘をついているのか」ではないことがわかると、受け止め方が変わりそう。続きを読みたい。

 

【母になるまでに大切にしたい33のこと】吉村正・島袋信子 共著「お産は文化」より

○主旨お産はその人の生き方が表れる。江戸に開花した女性が主体、お産婆さんが取り上げるお産現代のお産は人間が残された自然の最後の営み命の本質を学ぶ場がない
●みんなの所感
・先ほどの本と繋がったねー!
・既出の三砂ちづるさんも世界のお産をリサーチして、女性性や家族の在り方を論じていますが、お産は文化って本当にその通りだなと感じます。受身ではなく、主体性を持ったお産。病院分娩室のお産とは全く別物だよね。ここでも主体性というワードが繋がったね。

そう話していると
にぎやかに、ひと家族登場しました。
お仕事は、なんと助産師さん。
(ひゃー、つながるねー!)

いま、漫画になって話題を集めている

【君たちはどう生きるのか】吉野源三郎著

そして、それの現代版ともいえる

【ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた】高橋源一郎著

その二冊を紹介してくれたのですが、その紹介が、まっこと素晴らしくて、すぐに読みたくなりました。

Earth Fierdのメンバーは、なんとおすすめ上手が多いこと。
押しつけがましくなく、その気にさせる
これもひとつのプラスのエネルギー。

気持ちのよい、雪のあとの日のことでした。

レポートは以上ですが終わった直後に書いた短い文章がこの会の本質をあらわしているんじゃないかと思いましたのでこちらにも載せさせていただきます。

石川県の小学校は公立約200、国立1、私立1。シュタイナーや自由学校はなく小さな学校の統廃合は止まりません。

しかしわたしは選択肢、の前に意思の問題だと思っていて考えたい、意思を持って決めたい それをおざなりにしたくない。

選ぶ先がないのなら「じゃ、小学校、つくろう」そのスタート地点に、立ったところ。
その立ち位置からの視点で世界を、自分を見てみるんだ。

読書会は、大人のための会。
(子どものためでもあるよ)子どもの教育を考えるには大人の軸をしなやか〜に共通の認識を持っておきたいもんね。

選んだページの言葉をとらえて吸いとってその後の話が止まらない。笑

大好きな人たちとの、よい時間♡
大人にとって、ここの集まりがすでに学校のよう

娘は若猫におののきそして、焼芋2本たべた

【米作り部 種籾とり・収穫祭もちつき】

11月27日(日)きっと10時~15時 お天気荒れ模様

今年もとても頑張ってくれたササニシキさんを、

来年にツナグ大事な種籾の会がありました!

なんと、昨日講座の講師を務めて頂いたガレイさんも

飛び込みで参加してくれました!

Earth Fieldメンバー2組と、

よしこさんの、のと藤瀬に参加している方2組。

と、ガレイさん♡

全部で13名で収穫祭を行いました。

 

今回はいろいろと、

Earth Fieldの2017年に

リンクしている会になりました。

というのも、

いつも参加していたメンバーが

体調不良でギリギリで来れなくなったり、

飛び込みで来た方がどっぷり楽しんだり。

イロトリドリ。

多様な楽しみ方の出来る、

ある意味とても自由な

ノビノビとした

次へと続く収穫祭でした。

 

まずは、

稲から来年の母となる種籾を取り分けます。

 

まずは作業場で手脱穀

残りは足踏み脱穀。

 

いつもは自由気ままなうちの息子が、

せっせと回していき、

若菜ちゃんとガレイさんが渡していく。

その横で機械に夢中な子どもたち♡

 

そのあと、集めてスリスリ。

来年もよろしく~とスリスリ。

なんとスリスリしているのはガレイさん。

おれ、こういうの好き~。

と、はるか時をさかのぼり縄文時代の人に思いをはせる。

その横で、とにかく楽しむ子どもたち。

母がいなーいと、作業をしているみんなの中から必死に目で追う。

 

うーん。

いつでも抱っこをしてもらえるように

腕を開いたポーズで。

ん?

こっちにいました!

見つかって良かったね!

さて。

ここから公民館に移動。

ここは廃校した小学校の校舎で、

もち米はここの調理室を借りて蒸し上げ、

入り口の屋根の下で餅つきをしました。

蒸したもち米。

持ち寄ったアンコ・栗アンコ、手作りのゆずジャム、大根おろし、きな粉、お漬物、トマト。

ご馳走を並べて祭りはスタートしました。

まずは。

もち米を潰し。

そして

ペッタン、ペッタン。

子どもたちも

ぺったんぺったん。

手返しして

ぺったんぺったん。

永遠この作業。

飽きてきてお散歩。

ん?

空いているのはこの人ね。

手を繋いで校舎の中をウロウロしました。

子どもたちは校庭を走り回り、

雨が降れば校舎を鬼ごっこ。

寒い!暑い!と服を着たり、脱いだりと大忙しでした。

そして第一弾が出来上がると

一斉に群がります!

食べる食べる。

 

第二弾は玄米もち。

なかなかの強敵で潰すのにコツがいるそうで。

こう?     

そうそう。

こんな感じ?

 

と、進めていると子どもたちがなにやら集まってきて

 

後ろについてスリスリ。

輪になって回り始めました。

スリスリ。

スリスリ。

なんだか変な宗教みたいです。

かわいらしい儀式がおわり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぺったんぺったん。

みんなでぺったん。

2回めの丸める役は

子どもにまかして大人は食べる食べる。

おいしいおいしい♪

楽しい楽しい♪

と。

あっちのほうでは?

 

 

寒くなったので、手を付け、

最後には顔をつけ、お湯を飲んじゃう子もいたりして。

楽しい祭りは終了しました。

今回はいろいろな人が参加。

みんなで作ったり、食べたり。

距離が近くて、ゆっくりした時間を過ごしました。

こどもも♪おとなも♪

この場を育んでくれている仁子さん。

いつもありがとうございます。

さて。

米づくり部。

少しお休みです。

来年度までお待ち下さい。

2017年ももうすぐ終わります。

12月のEarth Fieldもよろしくおねがいします!

【Earth Fieldクラス オモシロイ大人になる社会の授業 11月25日(土) 】

11月の最後の土曜日。

金沢市、長土塀交流館の交流室で

10時~11時50分からオモシロイ大人になる授業がありました。               

なんと下は1歳(笑)からのご参加で。

上は・・・。まあまあ。な方まで。

こどもたちメインのガレイさんの社会の話!

詳しくわかっている大人ならではのこどもたちへの話♡

授業といってはいるのだけど、

学校とは違う視点から

民主主義という社会に生きていることを伝えてくれました。

内容は、

また次回があるということで全部は書きませんが、

ハジメマシテの子ども、大人にまずはこんな大人なんです。

という自己紹介。

左の写真の人と(サングラス、CAP,Tシャツ)

右の写真の人(スーツで微笑む)

どちらがいい?

といういつもの(笑)写真をみせつつ挙手をしてもらうと!!

なんと、大人の男性以外は全員左の写真へ♡

 

理由をどちらも聞きましたが、

こどもの理由がオモシロイ!

カッコつけてない。

楽しそう。

などありましたが、

なんと

«右のほうがもっと生きれそう!!!»

という意見が!

これにはびっくり❢

世のスーツの男性諸君は死期間近にみえるということでしょうか?

元気に見えないのでしょうね♡

 

彼女の近くのスーツを着ているような大人は。

あくまで彼女の目線です。

1つの意見です。

世の中の

スーツの男性が頑張っていることは分かっています。

しかし、

子どもの意見を真面目に聞く。

«えー!そうなんだ!オモシロイ!»

と、進んでいく授業。

同じ立ち位置からの学びだったり、思考することだったり。

お互いのやり取りであったり。

もちろん伝えたいことは、☆ある☆

答えを知るという学び、

気づいて自分なりの考えに気づくという学び。

全然違うことで、どちらもありだと思います。

そして、ガレイさんの子ども時代・・・。

主に幼稚園から小学生の話へ!

ここは爆笑でした。

そして、前半1時間はこれで終わりました。

小学生低学年までは、

キャキャと話を聞いたり、意見をぶつけたり、

感想を伝えたり、多数決に加わってみたり。

ここで、話の流れから、これが民主主義ということ。

これが、政治で行っていること、

体験しつつ、わかればいいなという意図を含みつつ、

僕の衝撃体験の前半は終了しました(笑)

後半40分は駆け足で少しむずかしいお話。

議題が出たので、それについて討論会となりました。

〚投票率が低いとわかっているのに何故選挙は義務ではないのか?〛

奥が深い意見が飛び出しました。

子どもからですよ。

これ。

そして意見を出し合う。

義務にした方がいいという理由。メリット、デメリット。

義務では無い方がいいという理由。メリット。デメリット。

とことん考える。

聞く。聞きあう。

司会進行をしながら、持っている知識や比較をしていく。

一方的ではなくて、常に同じ目線で。

考えが深まっていくのを感じました。

最後に

僕は個人的にはこちらが好きですが、

どんな意見があってもいいと思うんです。

いろんなやり方や、意見や、反対があってこその

民主主義の良さなんだと締めくくっていました。

僕らの社会はこういう社会なんだと。

ガレイさん。

本当に幅広い年齢のいる中、とてもフラットに伝えて頂きました。

今回は無理な企画を受けてくださりありがとうございました。

帰りの車の中、小学校5年生の息子と少し振り返りつつ

意見の交換をしてみました。

👦義務なら手っ取り早いけど、監視したり、監視されたり。

隣の人を疑うのはやだなあ。

罰則あるからお前もいけよっていうのもやだなあ。

僕の住んでるとこは。

もっと楽しい感じがいいなあ。

解決策はまだわかんないけど、何かあるかなあ?

と考える種ができました。

答えなんてどこにもないので、たまに考える。

こんな種がたくさん子どもたちに蒔けたら、

今回のクラスは良かったのかと思います。

参加してくださった皆さま今回はありがとうございました!