オモシロイは賢い

オモシロイ大人って、

どんな大人でしょう?

本当に面白い大人って、

とーーーーっても《賢い》と思うのです。

そして、何よりも人生を楽しんで生きている!!♫

あなたの周りの大人達はどうですか?

毎日笑ってますか?

楽しそうですか?
世の中には色んな大人がいて

社会を動かしています。

が、それらの人達、

どうでしょう?

様々な問題を抱えており

(残業で帰りが遅い、家に帰れない、家族に会えない、食事はコンビニ、病気になる、カラダ壊す、精神壊す)

そのしわ寄せが子ども達に来ている。。。

なんて悪循環な世の中でしょう。

子どもに

「夢を持って!」

「希望を持って!」
……言えませんよね。。。

どんなに、学校のテストで良い点取っても、楽しくなければ

面白くないですよね。

それは、大人も同じ。

「子育て」「教育」は

何かを教える、

何かをさせる、

ではなく、

大人の背中を見せる!!
だと思います。

オモシロくて賢い

大人の背中を見に行くだけでも!
子ども達に見せるだけでも!!
これからの社会に対する視点、考え方

変わっちゃうんじゃないか!!♫
って、ワクワクします♫
この授業、必見です!!!!
小学5年生以上は子どもだけでも可。

中学生も高校生も!

小学4年生以下は保護者同伴。

って事は、幼児もベビも親子で参加可。

って事は、大人のみも参加可!
11/25(土)午前中  

オモシロイ大人になる社会の授業

https://www.facebook.com/events/301292153701458/?ti=icl

11月11日 読書会のご報告🌸

先週土曜日、雨が降ったりやんだりな中
熱く静かにおこなわれました 

今回は、参加は4人(うちこども1人)+猫1匹の少人数でしたが、アースフィールド会員さんにもらった本、借りた本もあって、もっと多くの人といっしょに読んでいるような、ふくよかな時間でした。

今回たくさん集った本の中から選ばれたのは、
・自分を信じて生きるーインディアンの方法(松木正)
・樹々たちはこう語る(ドロシー・マクラーレン)
・コタンの口笛 あらしの歌(石森延男)
・魂の扉 十二感覚(アルバート・ズスマン)

順に、開いたところをハシゴ読み。

選挙が終わって、個の力の可能性について考えていた時でもあり、個が立ち上がってどんなふうにコミュニティを形成していくか、そのときの在り方や実際の方法について、教えてもらったようなハシゴ具合✨
先月末のアースフィールドクラス「かず」で講師のたや仁子さんから問いかけがあった、「一番大きい数は?」の問いの続きのような読書会でした。

本はひとりで読むのももちろん楽しいのですが、だれかと一緒に読むと、理解の角度がぐーーんとひろがって、味わいが何倍にもなる。

本を媒体にして、人と対話することが楽しいです。

次回は、12月9日土曜 10時〜12時 
場所は同じく津幡の日水花で開かれます。
https://www.facebook.com/events/159628851438747/?ti=icl

どうぞお気軽におこしください(^○^)!

読書会

夏に初めての合宿を終えて、
これからアースフィールドをどのように構築していくか・・・・と話し合った結果、
毎月第2土曜に集まって、『読書会』をしよう!ということになりました。

学校を創ろう!
社会を創ろう!
という仲間が集い、行ってきました読書会。

他にもこんな想いを抱く方もいるのでは・・・・?
ということで、初めましての方も大歓迎♪

興味のある方、どうぞ!!!お越しくださいませ♪

アースフィールドが創りたい学校って?

子どもの個性が輝く学校
「つながり」を喜べる学校
いのちを大切にする学校
……

どんな学校を創りたい?っていう問いは、どんな風に生きていきたい?と同じ。

みんなの大事にしていることを、大事なアースフィールドの仲間で、読書会という形で共有してみよう✨

大事にしている本を一冊持って、その日集合した人たちで一緒に読んでみると、誰かにとっては今まで知りたかった答えがもらえたり、気になっていた問いがまざまざと現れてきたり。
全体では、重要な部分の共通認識を確認することができたり、テーマが見つかって掘り進めることができたり。

読書会は、その日集まった人も本も偶然のようで偶然でない、必然に思えるような時間です。

子どもたちは子どもたちで、遊んだり協力したり喧嘩したり、短時間のうちに関係性を築いています。

アースフィールドにご興味を持ってくださっている方、初めての方もご参加いただけます。
お気軽にお越しください^ – ^🌸

***************
◎日時:11/11(土) 10時〜12時(受付9:45)

◎場所:日水花
石川県河北郡津幡町上野ル151-1
(倶利伽羅駅から徒歩13分)

◎持ち物:大事にしている本、学校づくり、社会づくりをするにあたって紹介したい本 (たくさんもってきても、持って来なくてもOK!)

◎参加費:500円

◎お申込み:イベントページの参加ボタン+コメントか、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
お子様といらっしゃる方はその旨もお伝えくださいますようお願いします。
earthfield.ishikawa☆gmail.com
(☆を@にかえて送信してください)

かず

【10月のEarth Field 親子クラス】
参加レポです。

10月28日 土曜日

10時から11時半
参加者

オトナ4名、年長2名、2歳、1歳

あーすふぃーるどくらす『かず』

講師 たや 仁子

********************************
たやさんのクラスはいろんなモノが飛び出します。

この日も、まずはお手玉をしつつ10まで数えます。

♪いーちにーいサンマのしっぽ〜♪と歌いながら。
きゃっきゃ言いながら10で掴む!という簡単なものを。
少し人があつまってきて。

その後真ん中にりんごを1つ囲んで


まど・みちおさんの「りんご」の詩をみんなでオイリュトミーを真似しつつ行いました。

りんごをひとつ ここにおくと

りんごの この大きさは

このりんごだけで いっぱいだ

りんごがひとつ ここにある

ほかには なんにもない

ああ ここで

ある ことと

ない ことが

まぶしいように ぴったりだ

少しみんなで同じ動きを楽しんだ後、

今度はいろんなものから出る音の数を当てる。


それから、二人が出会いじゃんけんで負けたほうが相手の背中をトントンと叩き、叩かれたほうが数を当てるというゲーム。

誰でもできる。誰とでも出来る数の合ってこをしました。

ここまで、耳で手で、触れて触れられてのかずを楽しんで、

さあ次は持ってくるように言われた果物。

何をするのかと思えば、

リンゴやカキやナシやニンジン、ピーマン、ミカンの中にあるかずのせかいへ!

種を持っている植物の中の世界。

これは知らない扉を開けていくドキドキ感がありました!

ちらっと見ながら、しかし決して自分の食べ物を放さず参加のキコさんも前のめりで覗いていました(*^^*)


そしてかずとは関係ないですが、切った植物の断面が美しい!かわいい!

食べるために調理するために切ったときとは違う感覚がたまりませんでした。


そして最後に私達が持っているかず。

人に入っているカズを見つけていきました。

まずはワタシはひとり。1。
では2個あるものは?
目!鼻の穴!眉毛!ほっぺ!耳!手!足!くちびる!歯!?あ前歯!ひじ!ひざ!羽!←これはこどもならでは。

2個のものはどんどん出てきます。

わかりにくいので、寝っ転がって新聞に人の等身大を書き写し、書き込みながら進めていくと。


1個のものがいっぱい。

2個のものも。

4個も5個もそれ以上も。

内蔵やら、骨やら、細胞やら!

最後には30兆までかずは大きくなって。

では、どれが大きい?
との問いが。
うーーん。
とそれぞれが考えた答えがあり。

人といういっぱいのものを秘めた・・1。

大きいなぁ。中に秘めている目に見えない世界というのは。

と、感じました。
そして恒例の最後のお話は

3枚のおふだ。

最後にお餅に入れてパクっと食べちゃうことが大好きです。

持ち寄った果物とお野菜をモグモグしながら、食べないでーと死守しようとするタッパに入っているのもを笑いながらシェアしながら(キコごめん!)楽しく今回も終えました。
最後に。

かずというのは足したり、引いたりするだけのものではなく、もっと大きな意味を含むものなのだと思いました。

そう考えると、好きとか嫌いとか苦手とかの中にあるかず以外に出会えたということが今回はとても良かった!

そして、なんといっても梨の断面に一目惚れ♡

めっちゃ可愛かったです♡
今回もいっぱいの学びと豊かな考え方をありがとうございました!
さて次回は11月25日。

ですが、もしかしたらもう少し上の年齢のクラスになるかも。

もうしばらく、詳細はお待ち下さい。

米作り部~稲刈り~

読書の秋。芸術の秋。

と続きEarth Field の実りの秋といえば。

 

ササニシキの収穫です!
10月1日。薄曇りの中

田植えからの家族と、飛び込み参加家族、
神奈川からご参加家族、
そして、田んぼのトーチャン、カーチャンの11名で行いました。
その他いろいろなイキモノたちも・・。

まずは刈る前に、見事に稲穂どっしりと実った田んぼの前で記念撮影。
(何名か足りませんが。。。。)

去年との稲の違いや、田んぼの感触や、風の匂いや。

それぞれに感じながら実りを感謝する時間となりました。

小さなこどもが多く、しかもレディだったので

「はい。神さまよ。」

「はい。神さまね。」


と言った感じで丁寧に刈り取った稲穂を集めていく様子は、

なんともほっこりしました。

そう、「お米一粒、一粒に神様がいるんだよ」
と、親から子への伝承の教え。

どんなに小さくても、立派にお仕事できます♪

マジメなレディとは違い、思い思いの行動のボーイは。



ひとりはひたすら虫を追いかけ、

もうひとりは車で休憩(笑)

たまーにお手伝いをしてくれました。

まずは鎌で刈り刈り。

集めて、ばってんに縛り。


逆さに干します。

そしてお昼はスペシャルテント。
稲穂に囲まれてのピクニック風になりました。
ブルーシートを下に上に貼り、田んぼの真ん中で
のと藤瀬で育ったおむすびと持ち寄りのご飯を頂きました。

 

 

 

 

 


午後は栗拾いをしたり、

アケビとってきたよ~~!!の図。

アケビを食べたり、

きれいな色のモロコシを食べたり。

・・・。相変わらず虫を探したり、休憩したり・・。

ササニシキの田んぼから生まれる素晴らしい時間に感謝、感謝です。

まだ脱穀。

種まき。

田植え。
また楽しく一緒にできたらいいなと思います。

今回はEarth Fieldからの参加は少なかったけど、ぜひぜひ次は日程が合えばこの場所で会いたいです!

著・撮影:松木陽子

Eart Field クラス

Earth Field

〜シュタイナーに学ぶ〜

親子クラス『墨絵』レポート
2017.09.30
いいお天気の、まさに運動会日和の土曜日。

3組の親子と、見守り大人1名が参加し、行われました。

講師は、たやよしこさんです。
「これなぁーんだ!?」


この日は、よしこさんが抱える籠の中身を当てるゲームから始まりました。
とたんに目が輝き出す子どもたち!大人は、子どものワクワクが伝染して、自然に笑顔になっています。


見えないようにして後ろ手に小さな「なにか」を握ってみると

「つるつるしてる!」「つめたいかんじ!」「ちょっととがってる」

と、自分から言葉を発していく子どもたち。

その「なにか」のお家を背中にあててもらったり(イテテ・・・!)ヒントを教えてもらっても、惜しいところで分からない。
いっせーのーーで!で手を開くと・・・


「くりだーーーー!」


さあ籠から次々に出てくる、栗、栗、栗、栗。


手の上に限界までのせた栗の数を数えてみたり、頭に乗せて歩いてみたり、栗のお家「いがいが」を触ってみたりと、めいっぱい秋の自然の贈り物を堪能します。
あれ、今回のテーマは墨絵ときいていたけれど、栗を描くのかな?

なんて思っていると、栗はいったん集められ、墨絵へ・・・。

まずは好きな筆を選ぶところから始めます。

そして新聞を敷き、硯と墨をひとつずつ。

真剣に墨をする子、遊び半分の子さまざまですが、色のつく墨色になるにはコツがいるので大人が少し手伝いました。

墨が筆からぽたりと落ちないようにと、よしこさんがゆっくりゆっくりやり方を見せると、どの子もじっとそれを見つめていました。


広げた新聞紙の、中心から四方へと筆を運び、無数の線を描きます。


「これは、なにかな?」と聞かれると、

「いがいが?」「太陽?」「ぴかぴか!」大人も子どもも答えます。
先ほどの無数の線の上から、一部を選びとって再び墨でなぞると・・・


なんと

「光」

という漢字が現れました。


これには、大人のほうが目を輝かせ、小学生は「習ったから知ってる!」、未就学の子どもは「へえーー」といった感じ。「これが、ひかり、なのか」と不思議で素敵な漢字との出会い。
次は、ぐるぐる渦巻きからの「日」



最後に、くりの形状が入り込んだ「栗」の字

自分で漢字が書ける嬉しさと誇らしさに、参加した息子は鼻の穴を膨らませて「かいたの全部、持って帰る!」と私に告げました。
よしこさんのクラスは、いつも物語とともにあります。

子どもも大人もみんなで栗を食べながら、よしこさんの語るひとつの昔話を聞き、全員がまるでおばあちゃんの家に遊びに来た子ども達のように過ごしました。

栗に始まり、栗に終わる。

季節の恵みをめいっぱい堪能した時間でした。
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これまで何度か参加してきましたが、今回は特に「五感」を使い、あそび、わらい、集中、表現、90分ほどのクラスの中にたくさんの変化や感情がありました。
「墨絵を、漢字を学ぶ」はひとつの結果であって

「五感を使い切るなかに、学びがある」ことが特長です。
そしてそれはどんなに頭で考え、画像や映像を眺めていても、ほんとうのところはわかりません。
まず、体感する。体験する。
シュタイナーの手法だから、ではないんだろうな・・・

ということを、よしこさんのシュタイナークラスを受けるたびに実感するのです。
Earth Fieldらしいクラスとは何でしょうか。
私は大人も子どもも「ひとりのひと」として学びたい。

「ひとりのひと」同士が刺激しあい、また学び合える。
大人は気乗りのしない子どもに対して

「手を出さずに待つ。でもほっとかない」という、スタンスが心地良いなぁと思いました。

しかし他の人の世界を邪魔したり、物の扱いをぞんざいにするのは「いけないよ、こうするんだよ」と毅然とした態度で手本を見せる。
統制ではないのに、最後には、不思議と全員一体となった空気が出来上がっていました。
この石川県の地で

こんなに素晴らしいクラスがあるということを、たくさんの方と分かち合いたいです。
次の活動で、お会いしましょう!

次回は10月28日(土)10時〜12時

どなたでも参加出来ます♫

著:奥圭奈子

8月にじみ絵クラス レポート

遅くなってしまいました。。
夏が過ぎ、すっかり秋になってしまいましたが、
夏休みの思い出を。

親子にじみ絵クラスを行いました♫

絵を描くのが好きな4歳男の子。

ママとお出掛け出来る♫と、ワクワクして来てくれたとのことです^_^


最初にこのクラスの説明。

Earth Field の説明。

大人も子どもも自己紹介。
絵を描くかと思いきや、

カラダを動かすことからスタート!


カラダが解れてくると、

ココロも解れてくる。
そうすると、場の空気も柔らかくなる。
次に
大人(親)と子どもに分かれて、

大人には、「見守り」に徹する心構えの説明。

親子クラスでありながら、

親も一人の大人として、『描く』ことをする。

ついつい、子どもに手を出したり、口を出したりしちゃうのが親心でありますが、この時間は親も一人の大人として。

それは、子どものやりたい!を引き伸ばし、成長の邪魔をしない、大人になること♫
子どもはその間、手遊びや歌で楽しんでました♫

さぁ、にじみ絵スタート♫

この3原色のみ、で描いていきます。


紙に水を浸す作業からお手伝い。

1つ絵の具を置くと

じわ〜っとにじんでいく様子をしっかり観察する子ども達。
描き方の手法は一切教えていないのに、絵の具の動き、紙の動きを利用して、紙の上で色を混ぜながら新しい色の発見も!!


大人も子どもも、真剣に、集中して描いていました。

描き終えると、次は『観察』する。


まずは、自分の絵。

ここの色が一番好き。

ここには恐竜がいてね…

と、説明も!!
自分以外の、周りの絵も見て

「わぁ!この色キレイだねぇ〜!」

「ここの感じ、素敵だねぇ!」

と、新たな発見も。
そして、再び『描く』

が、次は大人チーム、子どもチームに分かれての合作!!
紙に水を浸す作業からスタート。

子どもは子どもで、熱中し、

大人も負けじと熱中し、

完成。

子ども作品

大人作品

そこには

「大人だから」「子どもだから」

の差も、優劣もなく、

お互いの合作について、再び『観察』

2回目、ということもあり、

1回目に描いた時の絵の混ざり具合を、今度はパレットの上で再現してから描いたり、

子どもは一気に余白がなくなるほど描きあげ、

大人はそれぞれの境界線を守りながら、壊しながら。

が、表現されている絵で、

それぞれに『発見』がありました。
同じ絵は二度と描けない貴重な時間。

子どもも大人も一緒に学び、楽しい時間となりました

合宿まとめ♪

ちょうど1か月前・・・・・初めてのEarth Field合宿。


それぞれ行いました授業のレポは、メンバー渾身の力作!!!

読んでいるだけで、その場の臨場感が蘇る&体験した気になれるのではないでしょうか♪

そして、読んでいるだけじゃ物足りない!!!

という方は、是非、Earth Fieldの活動にご参加ください(^^♪

大人も子どもも一緒に学びますよ♪
会員、サポート会員共に募集中です!!

会員登録→http://earth-field.org/kaiin/
サポーター登録→http://earth-field.org/supporters/
レポートはこちらから

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●「好き!に火が付いた!」化学の授業

著:西村里実

http://earth-field.org/…/%e5%a5%bd%e3%81%8d%ef%bc%81%e3%81…/

●「自由とは・・・」のワーク

著:松木陽子

http://earth-field.org/…/%e8%87%aa%e7%94%b1%e3%81%a8%e3%81…/

●「数学の世界へ」

著:村上佳子

http://earth-field.org/…/%e6%95%b0%e5%ad%a6%e3%81%ae%e4%b8…/
●「番外編」

著:土倉若菜

http://earth-field.org/2017/09/15/%e5%90%88%e5%ae%bf%e3%83%bb%e7%95%aa%e5%a4%96%e7%b7%a8/
写真:すべて奥圭奈子

earth field

「石川県に新しい学校を創る会」

選択肢の少ない石川県の小学校…

自由な精神の、いままでになかった学校があったらいいな。

ないなら作ろう!しかも認定校を!

という夢のあるプロジェクトです。

実現に向けて、日々勉強会やワークショップを行なっています。

そして「創る」過程そのものが、すでに学校なのかもね。
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9月はEarth Fieldクラス

~シュタイナーに学ぶ~

親子クラスとなってバージョンアップいたします♪

日時:9月30日(土) 10時~12時

対象:年長、小学生~親子(大人のみ可)

詳細はコチラ→https://www.facebook.com/events/1808243156140728/

数学の世界へ

合宿2日目!レポ♫
元小学校先生の旭恭子さんによる

「ようこそ!数学の世界へ♫」
家族4人で参加してきました!

旭先生は、オープニングにマイギターを出して、軽快なリズムにのせて、始まるよ〜の歌を♫
そして、私の名前は「やっちゃんです!やっちゃんと呼んでね💕」と笑顔で自己紹介。


ざわざわしていたお部屋も、あっという間に、歌声に耳を澄ませ、心はやっちゃんへ。
さっそく、音楽とともに数学の世界への旅が始まりました♫
数字の数え歌

「数字の1はな〜あに? 工場のえんと〜つ♪」


と、参加者全員が数字を身体を使って表しながら、みんなで歌います。
4ってどうやって表現したらいいのかしら?


次女は、足だけで、ひょいひょいと形を作り、私は手も頭も使って全身で。
人それぞれ、頭を練りながら表現している姿が面白く、思わず笑いが。

そして、じゃんけんグリコ!


大人も子どもに負けじと、本気で楽しみます!
さあ、身体も頭も使ったところで、次は、

「数字で数えることができる物は何がある?このメモにどんどん書いてみよう!」と。

次女はメモにさっそく「みずたまり」と覚えたばかりの平仮名で書きました。
み、、、みずたまり!

ん〜確かに数えることが出来るけど、りんご🍎とか、みかん🍊でなく、なぜ、みずたまりを選んだのか?

小学一年生の考えることはやっぱ面白いわ!!

参加者20人ほどから出たたくさんの単語、単語!100個以上のことばが出てきました。
それらが、数えられる物なのか、数えられないのかをみんなで分類して整理。
私たちの身の回りには、こんなにも数を数えられる物であふれている。
中には、長さや距離を測ったほうが区別しやすい単語もあったり、そんなふうにして、数字は、私たちの生活に欠かせないものであることを再確認✨
と、、、ここまでは小学低学年生が食いついていた内容。
5年生の長女は、高学年女子で集まり、ふ〜んっという感じで見ていました。

そこで、やっちゃん!

次に取り出したのは、魔法のボックス✨✨
1センチ×1センチの正方形の厚紙が配られ、それぞれ触ってから、

「さあ!この箱の中には何センチの

形の物が入っているでしょうか?」
目を使わず、手先だけの感覚で何センチかを当てるゲームが始まりました(๑˃̵ᴗ˂̵)

これには、高学年女子も!そして、大人たちも必死になって、我こそは正確に当てられるぞー!!と、かなりの盛り上がりをみせました。

私自身、助産師として、実は大学の時から、お産介助練習では、模型を使って、子宮の入り口を指先の感覚だけで何センチ開いていると正確に当てる練習を何度もし、そして今現場に活かしているので、「ここで1センチでも間違えるわけにはいかん。」と、人一番必死になって楽しんでいました(๑˃̵ᴗ˂̵)
やってみてビックリなのは、正解率が高いのは小学生たち!

一方、大人たちはみんな答えがバラバラ。5センチくらい誤差がでる人もいて、みんな自分の感覚がいかに鈍っているかを恥ずかしいほど思い知ったのでした。
盛り上がりで熱が冷めない中、
授業後半は、「この教室がどのくらいの広さなのかを測ってみよう!この新聞1枚の大きさは〜平方センチメートルです!」


と、今度はたくさんの新聞紙を出すやっちゃん💕
ただ漠然と新聞紙を床に敷くのではなく、やっちゃんゲームが始まるのです。
2チームに分かれて、ジャンケンに勝ったら新聞紙一枚敷く、どちらがたくさん敷くことができるかのグループ対抗ゲーム!
子どもも、大人も夢中になって遊びました(๑˃̵ᴗ˂̵)
気づけば、辺り一面新聞紙の床✨

全員で枚数を数えて、面積を出し、広さを身体全身で感じました!

最後は、、、

なんと新聞紙を丸めて、巨大なボールを作り、数をカウントしながらのバレーボール大会に!
教室なんだか、体育館なんだか、もう分からないくらい、やっちゃんの授業は身体を動かし、五感いっぱい使って、数字を味わう!
楽し過ぎるでしょ!!

私、やっちゃんみたいな小学校の先生に出会いたかったわ💕
授業が終わっても、新聞バレーは、子どもたちの間で終わることなく、しばらく夢中になっていたのでした♫

著:村上佳子

自由とは……

シュタイナー合宿から2週間が経ちました。夏休みも終わり、それぞれに新たな生活が始まったと思います。

遅くなりましたが、

8月19日『自由とは・・・』のレポです。

とても漠然とした講座の題名『自由とは・・・』

集まった人もどこか、何をするのか理解出来ていないところから始まりました。

前の講座が終わり、お昼も食べ終え、時間となり、ポツポツと人が集まってきました。

講師の宇佐美さんが、静かに自己紹介を交えつつ、どんな風に生きてきたのか。

その中で“自由とどんな風に付き合ってきたのか”をゆっくりと語って下さいました。


全員で輪になり、ここの空間を、つくっていきます。



大きなゆっくりとしたまあるい場が話し終わる頃には出来上がりました。
話された内容も、色々な経験やら、勉強された内容やらとても濃いものでしたが、使われる言葉がわかりやすくて!

ふふ。と笑う宇佐美さんに引き込まれていきました。
そして、
「では、立ちましょうか?」と宇佐美さんが立ち上がり、動きの時間が始まります。

オイリュトミーで『自由』を考える=即興ということ。
ということで、まだわからない私たちは言われるがまま動いてみました。

⓵腕を使って呼吸する。

    小さくなる⇄大きくなる(1人で)

ここに宇佐美さんがうたう「ひらいた、ひらいたなんの花がひらいた♪」〈蓮華の花〉が入ってきます。

⓶二人一組で押し合いっこする。

組み合わせを変えてもう一度。

⓷二人一組で真似しあいっこする。

片方が“動き”をして、鏡のようにもう片方が真似る。
ここで照れたり、声を出してしまい場が乱れる。
すると宇佐美さんから

「話さないでやってみて下さい。

わたしたちは動かず、アタマだけでやることに慣れてしまっています。

動いてみたらカラダがどれほど動きたがっているかがわかるでしょう」と一言。
スッと場が整い、私も周りも集中する。
カラダは勝手にうごいていく。
ここで何かアタマが軽くなりました。

⓸ここから、四人一組になり〈蓮華の花のうた、〉に動きをつけてみる。

1人が動きを決め、二人一組の時と同じように3人が鏡のように真似る。
また、ザワザワとし始めると。
「話さないでやりますよ」と一言。
空間に四人一組の輪がそれぞれ出来始める。

ただただ真似る。

宇佐美さんだけが輪の外の空間をゆっくり、漂っている時間。
とても心地いい。

⓹四人一組で〈蓮華の花のうた〉の前半を発表。

中から外であったり、外から中であったり、大きな動きだったり、小さな動きだったり、それぞれの前半部分が出来上がる。

⓺出来た前半部分を2つのグループが混ざり合って、1つの動きをつくり発表する。

各グループの間に交互に入り、同時に動き始める。
この時に、1つのグループでやっていた一体感と達成感の外側が、混ざったことによって片方のグループに交わり別の感覚に変化しました!

びっくりして、でも凄く心地いい感覚。
⓻最後は、何も打ち合わせなしで、後半部分を各グループでつくり、即興で2つのグループで合わせる。
即興で合わせる時。

交わる、一体になる快感がさらに凄かったです。

ぱぁーっと外への解放する感じと、向き合うときの集中する感じを始めて体感しました。
アタマではなく、カラダから動くことで得られた感覚。

「話さない」ということの重要性を感じました。

人同士が、話したり、何かを読んだりして理解し合おうするよりも、なにか深いところで繋がりが出来た瞬間でした。

そして、常に視線で、表情で、動きで、雰囲気で。

宇佐美さんが楽しまれているのが伝わってきて、こちらも楽しく出来ました!
ここで休憩を挟み、次は歌。
実は私、みんなで歌うの苦手なのですが‥。

『うた』で 自由を体験する!

動きのワークがあったので、みんな慣れてきていて、宇佐美さんが「うたをうたいます」
「はい。」 という感じでスムーズに始まりました。

⓵円になり〈ホタルこい〉を先ずは全員でうたう。

⓶三人ずつに分かれて4拍子のカノン。

⓷同じグループで2拍子のカノン
まだ少し前後のグループを意識しつつ、同じグループの音を聞きつつ、合ってるなと確認しながらうたっていました。

⓸同じグループで2拍子のカノンをうたいながら、手を繋ぎ歩き廻る。
ここで自分のグループの音にすごく集中しました。

合ってる?合ってる?という感じで。

⓹次に宇佐美さんがうたい始めたら、一人ずつ自由にうたい始めて歩き廻る。

       ↓

うたい始めとリズムも自由にして歩き廻る。

        ↓

うたい始めもリズムも音の高さも自由にして歩き廻る。

もう。音のカオスです。
自然と不快な感じはなく、ひろがって音と時間の密度が濃くなっていく。

始めのグループでうたっている時は、周りに意識があり全体の輪の中の1つの束の一部という感じ。
グループから離れ、少しずつ合わせるものがなくなり、最後は本当に一人という自由。
みんな同じからみんな違うに、変わっていった。
変わっていく過程で、全体の一つから自分が存在することを自覚する。

私はみんなでうたう『うた』で誰も正解ではなく、外れてはいけない枷がない。

こんな経験は始めてですっっごく楽しかった。
そして“私はこんなに楽しいことをしたことがない!!”

そこにいる全てを受けいれている感じと、漂ったり、合わせたり、とにかく楽しい時間でした。

こんなことしたかった!という発見がありました。

そうして、最後に円になっての対話。
質問や参加者からの言葉に宇佐美さんが答える形から、参加者同士含めての対話をしました。

公立の学校の授業を受けていないということへの短所はなんだろう?

私たちが考える自由と、無差別の自由はどう違うのか。
日本という土壌での教育とは、昔から継承されているものをどのように学んでいくのか。いけるのか。

すぐに答えがあるものでも、ありませんが自由を体験した後の話し合いはとても深いものでした。

始めのお話から、動きのワーク、うたのワーク、対話とありましたが、何よりも印象に残っているのは講師の宇佐美さんが楽しんでおられて。

何を楽しんでおられるのかはもちろんわかりませんが、伝わるテンションの高さや、ことばをかけられる雰囲気の緩さが心地いい空間をつくっていました。
共有している空間が居心地いいというのはすごく大事な要素だと。

これはearth field で、行なっている講座に流れる共通の空間の感じ方でした。(それぞれですが。)

これがあって始めて、個と全体の思考の自由がうまれるのかと感じました。

本当に参加者の皆さんの真剣な想いと、講師の宇佐美さんの真剣な想いがこのような素晴らしい講座になったのだと思います。

本当にありがとうございました。
ここからうまれるものを大切にして、また次の講座へ!新しい学校へ向かって進んでいけたらと思います。
これからもよろしくお願いします。

著:松木陽子