2018年 5月 17日 手仕事の部「縫う」

講師 二木 彩香
参加:
①Wakana Tsuchikura
②Yoko Matsuki
③西村 里実
④たや 仁子
⑤安野 正紀 (Repo担当)
⑥担当:奥圭奈子
⑦会員外:1名

場所:日水花
時間:13:30から15:30

『それは立っている姿勢からはじまった』
大地にしっかりと立ち、ゆっくりと深い呼吸をする。
そしてそのまま体の重心がブレないようにできるだけ垂直に座る。
そのことが、後述する、エネルギーロスが少なく、無駄のない手の動きにつながる。
正座できない私には、ブレブレな着地しかできないが。

『手は道具、動かすのは、腰、肩から腕を使う』
座ったら、手を道具だと思い、腰からの力を肩甲骨から肩、腕、と力を伝えて道具を動かす気持ちで手を動かす。針を持つ指先は微調整に使う。
腕の力は、中指の指ぬきから針の頭を通って、針先に伝わる。
この一連の力の流れを意識して作業することにより、恐らく疲れにくい作業ができそう。
ただし、初めての私には、腕がぎこちなく動き、ただのロボットダンスのできそこないにしかならない。
『運針は瞑想』
手の動かしかたの次は、いよいよ、針と布を持ち、運針の練習である。針に糸はまだ通ってない。
布を持ち上げ、針を刺し、7拍の動作で縫って行く。その動きにとても無駄がない。
最初からそんなにうまくは行かず、針の頭が指ぬきから外れて、それを笑われながらやってると、肩がつらくなってくる。無駄な力ばかりである。
『解体したら折り紙が』
運針のあとは、着物を解体。その丁寧な縫われたる様に、一同感嘆しながらも、縫い目をほどいていく。
特に、裾の角の仕上げは、広げてみると、難しめの折り紙を折ったようになっており、こんな縫い方を、昔はだれでもやってたのかと思うと、先人の生活に尊敬してしまう。
『かすり織、そりゃ値が張るわ』
着物の生地についても、いろいろ教わる。
かすり織、横糸の部分先染めとその一本いっぽんの位置を微調整しながらの織り方を聞き、気が遠くなるような作業だなと思った。

だいたいここまでが、今回の講習内容で、今後は、解体した着物を使って、紐を縫いあげていく予定。

以下、みなさんの感想など。

『学校の姿が見えない=作りたい着物が見えない』
いま、裁縫をやっても、作りたい服、着物が見つからない。それと同じように、アースフィールドが作ろうとしている学校がどんなものか、見えないまま学校づくりを進めている。その辺りをもう少しわかってくるような話し合いを8月の合宿にしたい。

『丁寧な着物が、丁寧な仕事を教えてくれた』
着物を解体して見て、その丁寧な作り方が、丁寧な生活を思わせる。あたかも、アースフィールドの作業、一つひとつを、もっと丁寧にやりなさい、と教えられたように感じた。

以上

2018年 5月 17日 手仕事の部「縫う」

講師 二木 彩香
参加:
①Wakana Tsuchikura
②Yoko Matsuki
③西村 里実
④たや 仁子
⑤安野 正紀 (Repo担当)
⑥担当:奥圭奈子
⑦会員外:1名

場所:日水花
時間:13:30から15:30

『それは立っている姿勢からはじまった』
大地にしっかりと立ち、ゆっくりと深い呼吸をする。
そしてそのまま体の重心がブレないようにできるだけ垂直に座る。
そのことが、後述する、エネルギーロスが少なく、無駄のない手の動きにつながる。
正座できない私には、ブレブレな着地しかできないが。

『手は道具、動かすのは、腰、肩から腕を使う』
座ったら、手を道具だと思い、腰からの力を肩甲骨から肩、腕、と力を伝えて道具を動かす気持ちで手を動かす。針を持つ指先は微調整に使う。
腕の力は、中指の指ぬきから針の頭を通って、針先に伝わる。
この一連の力の流れを意識して作業することにより、恐らく疲れにくい作業ができそう。
ただし、初めての私には、腕がぎこちなく動き、ただのロボットダンスのできそこないにしかならない。
『運針は瞑想』
手の動かしかたの次は、いよいよ、針と布を持ち、運針の練習である。針に糸はまだ通ってない。
布を持ち上げ、針を刺し、7拍の動作で縫って行く。その動きにとても無駄がない。
最初からそんなにうまくは行かず、針の頭が指ぬきから外れて、それを笑われながらやってると、肩がつらくなってくる。無駄な力ばかりである。
『解体したら折り紙が』
運針のあとは、着物を解体。その丁寧な縫われたる様に、一同感嘆しながらも、縫い目をほどいていく。
特に、裾の角の仕上げは、広げてみると、難しめの折り紙を折ったようになっており、こんな縫い方を、昔はだれでもやってたのかと思うと、先人の生活に尊敬してしまう。
『かすり織、そりゃ値が張るわ』
着物の生地についても、いろいろ教わる。
かすり織、横糸の部分先染めとその一本いっぽんの位置を微調整しながらの織り方を聞き、気が遠くなるような作業だなと思った。

だいたいここまでが、今回の講習内容で、今後は、解体した着物を使って、紐を縫いあげていく予定。

以下、みなさんの感想など。

『学校の姿が見えない=作りたい着物が見えない』
いま、裁縫をやっても、作りたい服、着物が見つからない。それと同じように、アースフィールドが作ろうとしている学校がどんなものか、見えないまま学校づくりを進めている。その辺りをもう少しわかってくるような話し合いを8月の合宿にしたい。

『丁寧な着物が、丁寧な仕事を教えてくれた』
着物を解体して見て、その丁寧な作り方が、丁寧な生活を思わせる。あたかも、アースフィールドの作業、一つひとつを、もっと丁寧にやりなさい、と教えられたように感じた。

以上

2018年 4月 24日 手仕事の部「縫う」

 

 金沢市花園町 伊東家にて講師 二木 彩香

 

伊東家の昔の大きな柱と梁のある家の1室。

受講者8名。3名の方が着物を着ての参加。気持ちは「和」の世界に。始めに、「自分のカラダかここにある」ことの確認の体操から。
体、特に今日は手を使うと言う事で手のひら指先を特に丁寧に。軽く触ったり、パッティングしたり。


「体は、何もしていなくても呼吸している。」と言う事で、呼吸することを味わう。
「真人(しんじん)は、踵で生きている。」と言う事を話された。「人は踵で生きている。」とも。
「かかと」の下の大地に向かって、息を吐き出すようにすると、お腹の下の丹田(へその下)を締めてから、肩甲骨に向かって息が吐き出される。私事ですが、これは私がスキーをしている時も(年間の半分は滑っているので)、合唱で歌を歌っている時も同じなのです。

運針の仕草の中で、「先を見て」と言う事を言われた時も、「同じだ。」と思った。歌では、先の音を感じながら、そして大地を感じながら歌う。もちろんスキーも、先の先を見て、運動する。
 「手と言う道具を、肩甲骨から持ち上げる。」という話をされました。それはそのまま「茶道」にもつながると思いました。無駄な動きを取り除き、研ぎ澄まされた所作。指ぬきを膝の前に置くところから始まる「縫う」という行為。手と言う道具を持ち上げる。人間の5本の指は、上の2本は摘まむ仕事、下の3本は軽く握り上の2本を支える仕事をしている。


 針に糸を通さず、運針の練習。針を動かすリズムが、布の上で踊る。細かい中指人差し指親指がスムーズに動かないので、とてもぎくしゃくするが、それはそれで針が布の上を遊んでいるようで楽しい。でも、この基礎の運動が研ぎ澄まされると、また、本物が見えてくるのだろう。
その後の話し合いで、今後も毎月1回続けることとなった。今回は、新しい方が2名来て下さり、嬉しい限り。
毎月第一木曜日、同じ場所、同じ時間に。次回5月だけは第三の17日、津幡の日水花にて。運針を中心に、紐を作る事、そのために、みんなで着物を解体します。楽しみですね。

  (文責 旭 泰子)        

 

「衣」をぬう

2月19日

翻訳こんにゃく講座の前に

『手仕事の部』

「衣」を着る、縫う の講座を行いました。
普段、何気なく毎日着ている服。

その服の始まりは?

どうやって出来ている?
暮らしに欠かせない

『衣食住』の衣
着るということ、

それらが作られる過程、縫うということを学ぶ《ゼロの会》でした。

参加者は4名。最後に1名参加。
レポートは着物のプロ

奥かなこ
——————————————————–
手仕事の部レポ


ちくちくちく…
と、小気味よく針を進める

「運針(うんしん)」に、ずっと憧れを持っています。

針仕事は祖母の、それまた上の世代にとっては当たり前の日々の営み。
そして衣服をまとうことと針仕事はひとつ続きでしたが・・・いまの日本で衣服とは、でき上がりを買うもの。

和裁士である彩香さんの0回目の講座は、この運針の動作を「徹底分解すること」から始まります。

しかし、しばらく針はお預け。

まずは体と、腕と、手と、指とを「おかげんいかがですか?」と声をかけるがごとく探っていく。
そして「おかげんよろしく」なったところで、ようやく針を、持つ。

ひと針「ちくり」の間に、なんと7つの動作があるといいます。それを彩香さんは独自に紐解いて、ていねいに、ていねいに見せてくれるのです。
布を触る、針を扱う、という作法は

まるで美しい儀式のよう。

茶道やクラシックバレエを思い浮かべるといいのかもしれません。ひとつの動きの中に、いく通りもの動作が連続していて、なめらかな流れが生まれるように。
縫う7つの動きを、真似てみます。

ただ頭でどんなに考えても、指先はぎこちなくしか動かない。むしろ頭が先に動いてるうちは全然だめなのです。
あぁ頭が、体が、指がいそがしい。
彩香さんのお手本のように、そう簡単にはいきません。

針先、針を持つ指、それを通じて、体や頭を整えて研ぎ澄ませることを教えてくれる講座。

この感覚を忘れないように、そして深めていくために、毎月定例読書会の前に「エア運針(道具なしの運針)」をすることにしました。

「衣食住」という言葉があるように、ヒトは知恵を持ち衣をまとうようになり、行動範囲が広がり、文化が生まれました。

「衣食住」を自分の手で作り出せる知恵や経験は、いまを生きていく上で大きな力になるはず。

「布を縫うこと」と「わたしの暮らし」
いつの間にか、すこし距離ができてしまったみたいね。

この手仕事のクラスを続けた先に、縫うことをもっと暮らしに溶け込ませ、針と糸と布と、そして自分の体とも仲良くなれたらと、思っています。
ていねいに、ていねいに。

今日もちくちく、エア運針。

====================

3月ももう半ば。

手仕事の部〜裁縫〜

では、年間通して一つの作品を仕上げる予定です。

「縫う」という作業を通して

美しい所作を身に付けてみませんか?
予定が決まり次第、お知らせ致します。

【手仕事の部〜醤油つくり・仕込】

2018年1月6日(土) 13時半〜

会場:日水花

参加者:大人14名 子ども8名

————————————————

私達が生きるためには、

毎日何かしら食べ物を口にしており、

その食べ物は地球からの贈り物。

それを学ぶのがEarth Field 

でも、毎日食べているものは

全て地球からの贈り物でしょうか?

便利な世の中、経済優先な世の中、

不自然な食べ物もいっぱいあり、

無自覚にそれは私達のカラダの中にも入ってきています。

そんな現状を踏まえて、

「調味料は自分達で作れるようになりたいね」

「食べ物を作る、自給出来てこそ、生きる力だね」

と、話しており、

この時期によく仕込まれるお味噌は

各々やった事あるのではないでしょうか。

昨年、Earth Field としても味噌作りをし、今年も1月29日に行いますね。

https://www.facebook.com/events/391333911279559/

(メインは鉄火味噌ですが♫)

 
「お醤油作ってみたいねー」

と話していたところ、

年末に「醤油作り」のご縁をいただき

年が明けて間もない6日に

「仕込み」作業行いました。
醤油を作るために必要な材料はたったの3つ。

・大豆

・麹

・小麦

市販に売られているお醤油、どうでしょう??

3つ以外に色々入ってませんか??

食品添加物というものです。

それらは、本来人間のカラダには必要のないもので、

製品を長く流通させるために保存する目的だったり、

お醤油は熟成、発酵して完成までに1年かかるところ、

それらの行程を省いて完成させてしまうために用いられる添加物たち。

(発酵してませんし、果たして完成と言っていいのでしょうか。。。)

そう、「商品」「売る」ための添加物であり、

私たち口に入るための添加物ではないのですね。
お醤油がたった3つの材料から出来あがる過程は・・・・

・大豆を水に一晩浸し、煮る

・小麦を煎る、挽く

・大豆に麹菌をつける

・麹(大豆)と小麦を混ぜる

・麹室で温度管理(夜中も2時間置きに)

・麹の完成=出麹

・塩切り

~~~~~~~~~~~~

ここまで、長野・安曇野よりご縁をいただいた百姓の元でお世話になり

(ここに来るまでスタートから4日かかってます)

晴れて、石川にやって来て

・仕込み作業

・熟成、発酵(天地返しを繰り返します。)

・搾り作業

となります。
の、この日は最初の作業

「仕込み」

いきなりド素人の私たちが出来るワケもなく・・・

(と言っても作業は簡単なのですが)

安曇野・百姓の計らいで、富山の百姓 上野氏に来ていただきました。

届いたばかりの麹さん。


彼は実際に安曇野へ行き、麹を仕込むことも体験。

そこでの話や、ミネラルの話、遺伝子組み換えの話など

大変学びの多いお話がたくさんでした!!
やっぱりお百姓さんってスゴイ!!!!!

(そう、農家ではないのですよ♪ 百のことができるからお百姓さん!)


年末に新潟で醤油搾りをした時に出た、醤油カス

参加者さんに振舞われて食べてみると・・・・
「美味しい~~~~~~~♡」

お醤油作りってこんな副産物もあるのですね♪



それでは早速作業スタート。

子どもも興味津々で見に来てます。

中にはメモを取る子も!!!

(取ってるフリ。笑 大人の真似をしてるのでしょうか。 可愛い絵を描いてましたよ♪)



麹とお水を混ぜていきます。
この時に全員マスクしていますが、マスク必須なのです。

菌パワー!!!!






大きな樽に麹とお水を入れます。

蓋をして、これで終了。
と、作業は簡単なのですが

ここに来るまでの過程や、この大豆の生い立ちを聞くと

「あ、簡単だね♪」なんて思えないのです。

長野・安曇野のお百姓さんはこの大豆をすべて自然栽培の手作業で!!

自然栽培とは農薬、肥料を頼らずに、その土地からのエネルギーで自ら育つ栽培。

米作り部でお世話になっている「のと藤瀬」も同じです。

これこそ、地球からの贈り物。

そして、余計なことはするな。

子どもの成長と同じですね。
栽培ならまだしも、収穫や脱穀といった作業も自然栽培農家さんでも機械を使う方がほとんどですが、それすら機械を使わず、昔ながらの「道具」を使って、とのこと。

米作り部での収穫、脱穀を手作業と道具を使ってやりましたが・・・・

大変でしたよ!!!!

その様子はコチラ→https://www.facebook.com/earth.field.ishikawa/posts/37263784985275101/img_9228.jpg
だけども、昔の人たちはそれを当たり前にやってきて、当たり前の暮らしとしていた。
それが豊かな社会だったのでしょうね。

1人では決して成り立たない行程。

皆でやるから楽しいことも、苦しいことも

分かち合い、それが全て「美味しい」に繋がる♡
作業が終わり、ストーブの上で各々持ってきたお餅やおむすびを焼いて・・・・

年末に絞られた自家製醤油につけて食べました♡





美味しい作業と時間はシアワセですね♡
手前味噌と違って、一人1樽ではなく(それでもいいのかもしれませんが)

皆でこの一つの樽の成長を見守ることを考えると

お醤油からの学びはこれからもまだまだ続き、

学び深いものと思います。
これからが楽しみですね♪

さて、仕込み終えたらお仕舞、ではなく

「天地返し」の作業を行っております。

既に2回行程を終え、3回目の天地返しは

Earth Field 読書会の時です。

1月13日(土)会場:日水花 10時~12時

詳細はコチラ

イベントページ 詳細

お醤油を仕込んで発酵させるのと同じように

Earth Fieldという場を発酵させていきます♪

どなたでも参加できます。
そんな2018年のスタートを切っておりますが

どうぞ、今年もよろしくお願い致します。

追記

富山から駆けつけてくださった百姓

上野さん。

冬は焼き芋を作って販売されており、

今回も焼き芋持って来て下さいました。
皆んな食べてビックリ!!
超絶美味しい!!!
皆さん、是非1度は食べてみてください!

こちらも市販の焼き芋とは違って、倍以上の時間をかけて丁寧に作られたもの。
2/10 小矢部市で行われる

「気付いた人は農に向かう」

講演会で販売されます♫
また、Earth Field のメンバー

米作り部の「のと藤瀬」からも

お餅とおはぎの出店。

トークセッションでは、

メンバーの土倉が、

農と教育との繋がりについてお話させていただきます。
どうぞ、足をお運び下さい。

イベントページ 詳細
お申込みはコチラ

【手仕事の部〜醤油つくり・仕込】

2018年1月6日(土) 13時半〜

会場:日水花

参加者:大人14名 子ども8名

————————————————

私達が生きるためには、

毎日何かしら食べ物を口にしており、

その食べ物は地球からの贈り物。

それを学ぶのがEarth Field 

でも、毎日食べているものは

全て地球からの贈り物でしょうか?

便利な世の中、経済優先な世の中、

不自然な食べ物もいっぱいあり、

無自覚にそれは私達のカラダの中にも入ってきています。

そんな現状を踏まえて、

「調味料は自分達で作れるようになりたいね」

「食べ物を作る、自給出来てこそ、生きる力だね」

と、話しており、

この時期によく仕込まれるお味噌は

各々やった事あるのではないでしょうか。

昨年、Earth Field としても味噌作りをし、今年も1月29日に行いますね。

https://www.facebook.com/events/391333911279559/

(メインは鉄火味噌ですが♫)

 
「お醤油作ってみたいねー」

と話していたところ、

年末に「醤油作り」のご縁をいただき

年が明けて間もない6日に

「仕込み」作業行いました。
醤油を作るために必要な材料はたったの3つ。

・大豆

・麹

・小麦

市販に売られているお醤油、どうでしょう??

3つ以外に色々入ってませんか??

食品添加物というものです。

それらは、本来人間のカラダには必要のないもので、

製品を長く流通させるために保存する目的だったり、

お醤油は熟成、発酵して完成までに1年かかるところ、

それらの行程を省いて完成させてしまうために用いられる添加物たち。

(発酵してませんし、果たして完成と言っていいのでしょうか。。。)

そう、「商品」「売る」ための添加物であり、

私たち口に入るための添加物ではないのですね。
お醤油がたった3つの材料から出来あがる過程は・・・・

・大豆を水に一晩浸し、煮る

・小麦を煎る、挽く

・大豆に麹菌をつける

・麹(大豆)と小麦を混ぜる

・麹室で温度管理(夜中も2時間置きに)

・麹の完成=出麹

・塩切り

~~~~~~~~~~~~

ここまで、長野・安曇野よりご縁をいただいた百姓の元でお世話になり

(ここに来るまでスタートから4日かかってます)

晴れて、石川にやって来て

・仕込み作業

・熟成、発酵(天地返しを繰り返します。)

・搾り作業

となります。
の、この日は最初の作業

「仕込み」

いきなりド素人の私たちが出来るワケもなく・・・

(と言っても作業は簡単なのですが)

安曇野・百姓の計らいで、富山の百姓 上野氏に来ていただきました。

届いたばかりの麹さん。


彼は実際に安曇野へ行き、麹を仕込むことも体験。

そこでの話や、ミネラルの話、遺伝子組み換えの話など

大変学びの多いお話がたくさんでした!!
やっぱりお百姓さんってスゴイ!!!!!

(そう、農家ではないのですよ♪ 百のことができるからお百姓さん!)


年末に新潟で醤油搾りをした時に出た、醤油カス

参加者さんに振舞われて食べてみると・・・・
「美味しい~~~~~~~♡」

お醤油作りってこんな副産物もあるのですね♪



それでは早速作業スタート。

子どもも興味津々で見に来てます。

中にはメモを取る子も!!!

(取ってるフリ。笑 大人の真似をしてるのでしょうか。 可愛い絵を描いてましたよ♪)



麹とお水を混ぜていきます。
この時に全員マスクしていますが、マスク必須なのです。

菌パワー!!!!






大きな樽に麹とお水を入れます。

蓋をして、これで終了。
と、作業は簡単なのですが

ここに来るまでの過程や、この大豆の生い立ちを聞くと

「あ、簡単だね♪」なんて思えないのです。

長野・安曇野のお百姓さんはこの大豆をすべて自然栽培の手作業で!!

自然栽培とは農薬、肥料を頼らずに、その土地からのエネルギーで自ら育つ栽培。

米作り部でお世話になっている「のと藤瀬」も同じです。

これこそ、地球からの贈り物。

そして、余計なことはするな。

子どもの成長と同じですね。
栽培ならまだしも、収穫や脱穀といった作業も自然栽培農家さんでも機械を使う方がほとんどですが、それすら機械を使わず、昔ながらの「道具」を使って、とのこと。

米作り部での収穫、脱穀を手作業と道具を使ってやりましたが・・・・

大変でしたよ!!!!

その様子はコチラ→https://www.facebook.com/earth.field.ishikawa/posts/37263784985275101/img_9228.jpg
だけども、昔の人たちはそれを当たり前にやってきて、当たり前の暮らしとしていた。
それが豊かな社会だったのでしょうね。

1人では決して成り立たない行程。

皆でやるから楽しいことも、苦しいことも

分かち合い、それが全て「美味しい」に繋がる♡
作業が終わり、ストーブの上で各々持ってきたお餅やおむすびを焼いて・・・・

年末に絞られた自家製醤油につけて食べました♡





美味しい作業と時間はシアワセですね♡
手前味噌と違って、一人1樽ではなく(それでもいいのかもしれませんが)

皆でこの一つの樽の成長を見守ることを考えると

お醤油からの学びはこれからもまだまだ続き、

学び深いものと思います。
これからが楽しみですね♪

さて、仕込み終えたらお仕舞、ではなく

「天地返し」の作業を行っております。

既に2回行程を終え、3回目の天地返しは

Earth Field 読書会の時です。

1月13日(土)会場:日水花 10時~12時

詳細はコチラ

イベントページ 詳細

お醤油を仕込んで発酵させるのと同じように

Earth Fieldという場を発酵させていきます♪

どなたでも参加できます。
そんな2018年のスタートを切っておりますが

どうぞ、今年もよろしくお願い致します。

追記

富山から駆けつけてくださった百姓

上野さん。

冬は焼き芋を作って販売されており、

今回も焼き芋持って来て下さいました。
皆んな食べてビックリ!!
超絶美味しい!!!
皆さん、是非1度は食べてみてください!

こちらも市販の焼き芋とは違って、倍以上の時間をかけて丁寧に作られたもの。
2/10 小矢部市で行われる

「気付いた人は農に向かう」

講演会で販売されます♫
また、Earth Field のメンバー

米作り部の「のと藤瀬」からも

お餅とおはぎの出店。

トークセッションでは、

メンバーの土倉が、

農と教育との繋がりについてお話させていただきます。
どうぞ、足をお運び下さい。

イベントページ 詳細
お申込みはコチラ

梅仕事

季節の手仕事、今回は『梅仕事』

しかも、梅仕事の中でも最大に難関な

《梅肉エキス作り》
一人でやるには、難関かつ心折れる作業ですが、

皆んなで分かち合いながらやる作業は、とても心地良い時間が流れます♫

綺麗な青梅、皮ごと使うので無農薬は有難いですね。
カラダは食べる物で作られます。

流通の便が良いお陰で、今では色んな地域から欲しい物が手に入りますが、食べ物でカラダが作られる事を考えると、その食べ物はどこで作られたものなのか…も、考えられるといいですよね。(そんな意味で、米作り部もオススメ♫)

そして、更に便利な道具(家電製品)もありますが、昔ながらの手作業をする事で、仕上がりが全く違うのに驚きです!!

おかげさまで、指はこんなにシワシワですが。(笑)

ゆっくりゆっくり、時間をかけて作業をする時の流れ方は、

「時短」を求める時の流れ方とは全く違う、とても心地良い時間です。
大変な作業でしたが、

笑い合い、皆んなで分かち合いながら、至福の時間でした。

世界に1つしかない、

貴重な梅肉エキスの出来上がりです♫

明日は『にじみ絵』クラス、

そして、身体ワークおさらい会です!

梅仕事

季節の手仕事、今回は『梅仕事』

しかも、梅仕事の中でも最大に難関な

《梅肉エキス作り》
一人でやるには、難関かつ心折れる作業ですが、

皆んなで分かち合いながらやる作業は、とても心地良い時間が流れます♫

綺麗な青梅、皮ごと使うので無農薬は有難いですね。
カラダは食べる物で作られます。

流通の便が良いお陰で、今では色んな地域から欲しい物が手に入りますが、食べ物でカラダが作られる事を考えると、その食べ物はどこで作られたものなのか…も、考えられるといいですよね。(そんな意味で、米作り部もオススメ♫)

そして、更に便利な道具(家電製品)もありますが、昔ながらの手作業をする事で、仕上がりが全く違うのに驚きです!!

おかげさまで、指はこんなにシワシワですが。(笑)

ゆっくりゆっくり、時間をかけて作業をする時の流れ方は、

「時短」を求める時の流れ方とは全く違う、とても心地良い時間です。
大変な作業でしたが、

笑い合い、皆んなで分かち合いながら、至福の時間でした。

世界に1つしかない、

貴重な梅肉エキスの出来上がりです♫

明日は『にじみ絵』クラス、

そして、身体ワークおさらい会です!

家庭の薬箱の必需品!

6月、梅の季節。

梅の効能は様々で、この季節だからこそ出来る手仕事にチャレンジしましょう♫

金沢産・無農薬の梅を使って

《梅肉エキス》作り行います。

クエン酸(レモンの10倍‼︎)たっぷり含まれる梅肉エキス。

効能としては…
・インフルエンザの予防

・抗アレルギー作用

・活性酸素の消去作用

・抗ストレス作用

・カルシウムの吸収率アップ

・胃腸の活性化

・肝臓の保護、強化

・疲労回復

・がん予防

・血圧安定作用

・美容効果

・結石予防

などなど、様々で、家庭の薬箱には必須のアイテム!!

昔は各家庭で手作りされていた梅肉エキス。

作業は至ってシンプルですが、

梅干し作りよりも難しいと言われる作業。気合いと笑いで、楽しい手仕事にしましょう♫

一人あたり、梅1キロ仕上がり20cc〜30ccの予定。

お土産として、お持ち帰り用無農薬・金沢産青梅1キロ付きです♫

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■日程:6月14日(水)

10時~15時(受付9時45分)

■対象:どなたでも可

■会場:コミュニティスペース『結』

金沢市浅川町イ198-1

▪️持ち物:エプロン、三角巾、手ぬぐいorタオル、ボウル、おろし器(金属製不可)、木べら、小瓶(持ち帰り用)、ビニール手袋(梅の酸が強いため、手荒れが気になる方)、おにぎり(昼食)

■受講費:大人3,000円 幼児無料

(会員は500円引き)

お味噌汁、お土産用・梅1キロ付き‼︎

※当日お支払ください※
■定員:15名

◉お申し込み方法

※人数の把握のため、必ず下記の方法でお願い致します。
①イベントページ参加ボタン+コメント

②こちらより、お返事コメント
又は
①下記を明記の上、メールにてお申し込み下さい。earthfield.ishikawa☆gmail.com

(☆→@に変更)

・件名:6/14 梅肉エキス作り

・氏名 お子様連れあり、なし、

・お子様の年齢

・連絡先
②返信メールにてご参加確定とさせて頂きます。

イベント・勉強会情報、更新しました♪

6月に入り、既に2週目に突入しています。

第一週目の土曜日には、Earth Fieldクラス~シュタイナーに学ぶ~を行いました。

そして、翌日日曜日には、米作り部の活動として、《お田植会》でした。
(レポは後ほど・・・・・・)

 

 

さて、6月のイベント情報、更新致しました!!

イベント・勉強会情報はコチラ

月に1~2回の活動ですが、6月といえばやっぱり《梅仕事》

梅干し作りの前に『梅肉エキス作り』を行います♪

そして、『にじみ絵』にも挑戦しますよ!!!

どうぞ、ご参加ください♪

お問い合わせは・・・・・

earthfield.ishikawa☆gmail.com

(☆→@に変更)