秋の読書

*9月14日(金) 読書会レポート*

場所:日水花

参加人数:5名

今月の読書会は初参加も含めて5名が集まり、

テーマ本の2冊に取り組みました。

最初に、人智学の教科書「魂の扉・十二感覚」。

前回に続き運動感覚についての章です。

“私たちが運動するとき、それはどの様に成立しているのか”の考察の部分を音読しました。

コップに向かって手が伸びるとき、

手が動く前にすでに自分の中にある

「コップを取ろう」

という意図がコップのほうに到り

(移動といってもいいのかも)、

手はその意図をただ追っていくだけなのだ、

という運動のしくみ。

その意図は無意識のところから

(つまり身体から)発せられるもので、

運動感覚とは運動の背後に存在する意図を感知するはたらきのことなのだと知りました。

「最近増えている子どもの肥満も、

身体からの食べたいという意図以上に、

時間など大人が決めた規則によって食べているのが影響しているのかもしれない」

「学校の授業で子どもにこんな話をしたい」

「今日読んだところのたとえ話は絵本などにできるかも」という感想も。

2冊目は、きのくに子どもの村学園長の著書「増補 自由学校の設計」。

堀学園長のまえがきを音読しました。

学校は「楽しいこと」がたくさんあることが何よりも大切だ、ということが堀さんから伝わってきます。

(以下 参加者による解釈)

子どもが自ら「行ってきまーす!」と親の手を振り切って向かうところでなければ学校ではない。

楽しいところで時間を共にした友だちは、

大人になっても会いたくなるし、会うと嬉しい。

それが人を支える。

学校にいる大人も、教育という仕事で苦しまない。

教育に関する知識や技術の底に、しっかりと据えられているシンプルな理念を学ぶことができました。

持ち寄った本は時間が足りず開いて読むことはできませんでしたが、それぞれざっとどんな本なのか、どん

な気持ちで持ってきたのかを話してもらいました。

月に一度の読書会、どんな学校を創るかを本を通して練っていく作業は着実に積み重なっています。

(レポート 二木彩香)

……

《今月の予定》

10/16 小学生ママ集おう♪布ぞうり作り

https://www.facebook.com/events/327418368015892

10/27 親子クラス 真空実験「しゅぽしゅぽ」&バンジーチャイム演奏会

https://www.facebook.com/events/1874789572617360

秋の読書

*9月14日(金) 読書会レポート*

場所:日水花

参加人数:5名

今月の読書会は初参加も含めて5名が集まり、

テーマ本の2冊に取り組みました。

最初に、人智学の教科書「魂の扉・十二感覚」。

前回に続き運動感覚についての章です。

“私たちが運動するとき、それはどの様に成立しているのか”の考察の部分を音読しました。

コップに向かって手が伸びるとき、

手が動く前にすでに自分の中にある

「コップを取ろう」

という意図がコップのほうに到り

(移動といってもいいのかも)、

手はその意図をただ追っていくだけなのだ、

という運動のしくみ。

その意図は無意識のところから

(つまり身体から)発せられるもので、

運動感覚とは運動の背後に存在する意図を感知するはたらきのことなのだと知りました。

「最近増えている子どもの肥満も、

身体からの食べたいという意図以上に、

時間など大人が決めた規則によって食べているのが影響しているのかもしれない」

「学校の授業で子どもにこんな話をしたい」

「今日読んだところのたとえ話は絵本などにできるかも」という感想も。

2冊目は、きのくに子どもの村学園長の著書「増補 自由学校の設計」。

堀学園長のまえがきを音読しました。

学校は「楽しいこと」がたくさんあることが何よりも大切だ、ということが堀さんから伝わってきます。

(以下 参加者による解釈)

子どもが自ら「行ってきまーす!」と親の手を振り切って向かうところでなければ学校ではない。

楽しいところで時間を共にした友だちは、

大人になっても会いたくなるし、会うと嬉しい。

それが人を支える。

学校にいる大人も、教育という仕事で苦しまない。

教育に関する知識や技術の底に、しっかりと据えられているシンプルな理念を学ぶことができました。

持ち寄った本は時間が足りず開いて読むことはできませんでしたが、それぞれざっとどんな本なのか、どん

な気持ちで持ってきたのかを話してもらいました。

月に一度の読書会、どんな学校を創るかを本を通して練っていく作業は着実に積み重なっています。

(レポート 二木彩香)

……

《今月の予定》

10/16 小学生ママ集おう♪布ぞうり作り

https://www.facebook.com/events/327418368015892

10/27 親子クラス 真空実験「しゅぽしゅぽ」&バンジーチャイム演奏会

https://www.facebook.com/events/1874789572617360

子どもの育ちと季節

秋分を控え、秋空が見える9月。

9月に行いました「手仕事の部」~衣を縫う・着る~の講座でも話にありましたが、9月は「たたむ」月。(詳しくはレポお待ちくださいね♪)

7月、8月の活発な夏のエネルギーから変化する9月は
物事の流れや、エネルギーなどが押し寄せて来るスピードも速く
飲み込まれそうになりつつも、その変化の波を乗りこなす=「たたむ」月。

そんな月だからこそ、『芸術の秋』というのではないでしょうか。

子ども達も夏休みが終わり、9月の最初の頃と終わりに近づいた今と
大きく違っていますよね。

今週末、22日(土)に開催しますEarth Field親子クラス
図工教室~「ゆれる」夏の思い出をのせて~

9月だからこそ、夏の思い出を振り返り
《制作活動》に没頭する時間はとても貴重です。

・コレを作りましょう♪
・このようにやりましょう♪

と、言われた物を作るでなく、
言われたようにする必要もなく、

そこにあるのは『自由』に。

この『自由』というのがまた難しく・・・・笑

昨年の活動で「にじみ絵」を何度か開催いたしました。
その時の子どもたちの絵はまさに「自由」!!!!
大人はワザと「自由」風に。笑

さて、ではこの「自由」という定義、
あなたは説明できますでしょうか?

それは実際に体験してみなければ分かりません。
(昨年のEarth Field合宿において「自由とは」のワークを行いました)

「自由な子育て」「自由な教育」
なんて言葉の響きはよく聞こえますが、

何かしらの枠・バイアスがかかってるのではないでしょうか。

その枠・バイアスを感じる、確認する、取り払う、解放する
これら「実践」してこそ、ではないでしょうか。

親子クラス、小学生対象としておりますが
これから小学生になる幼児さんも参加可能です。
(幼児は無料です)

大人も子どもも、それぞれの「自由」を感じ
制作する時間がまさに『芸術』

どんな作品が出来上がるか、今から楽しみですね♪

毎月開催しております「読書会」は
12感覚論~運動感覚と平衡感覚~に入りました。
(子どもの育ちには12個の感覚が順番に備わっていき、まず最初の頃に育つのは「カラダ」の感覚。→ココロ、感情→知的・知識、 今の教育はどうでしょう??大事な根っこの部分が育っているでしょうか・・・・)

物事を作る、制作する、は
まさに「運動感覚」です。

自分の内面・内側から湧き出る感覚を表現する。

それが『芸術』の時間。

お申込みは
FBイベントページ
https://www.facebook.com/events/1810948705679429/
又は
FB以外からのお申込みの方
earthfield.ishikawa☆gmail.com へ
(☆→@に変換してください)

・件名:9/22ゆれる図工教室 参加希望
・氏名、お子様氏名
・お子様の年齢
・連絡先

====================

☆今後の予定☆

◎9月22日(土)Earth Field親子クラス
時間:10時~11時半 会場:俵芸術スタジオ

◎10月4日(木)手仕事の部~衣を縫う・着る~
時間:13時~14時半 会場:金沢市花園

◎10月8日(月・祝) 田んぼくらぶ~稲刈り~
時間:9時半~15時 会場:のと藤瀬
https://www.facebook.com/events/1336768239791840/

◎10月12日(金)読書会&お醤油天地返し
時間:13時~14時半 会場:日水花

◎10月16日(火)小学生ママ集おうの会~布ぞうり作り~
時間:13時~14時半

◎10月27日(土)Earth Field親子クラス・理科
時間:10時~11時半

◎11月24日(土)・25日(日)
Earth Field合宿vol.3
午前:親子クラス、午後:アドヴェントガーデン
2日目:自家製お醤油絞り!!

 

子どもの育ちと季節

秋分を控え、秋空が見える9月。

9月に行いました「手仕事の部」~衣を縫う・着る~の講座でも話にありましたが、9月は「たたむ」月。(詳しくはレポお待ちくださいね♪)

7月、8月の活発な夏のエネルギーから変化する9月は
物事の流れや、エネルギーなどが押し寄せて来るスピードも速く
飲み込まれそうになりつつも、その変化の波を乗りこなす=「たたむ」月。

そんな月だからこそ、『芸術の秋』というのではないでしょうか。

子ども達も夏休みが終わり、9月の最初の頃と終わりに近づいた今と
大きく違っていますよね。

今週末、22日(土)に開催しますEarth Field親子クラス
図工教室~「ゆれる」夏の思い出をのせて~

9月だからこそ、夏の思い出を振り返り
《制作活動》に没頭する時間はとても貴重です。

・コレを作りましょう♪
・このようにやりましょう♪

と、言われた物を作るでなく、
言われたようにする必要もなく、

そこにあるのは『自由』に。

この『自由』というのがまた難しく・・・・笑

昨年の活動で「にじみ絵」を何度か開催いたしました。
その時の子どもたちの絵はまさに「自由」!!!!
大人はワザと「自由」風に。笑

さて、ではこの「自由」という定義、
あなたは説明できますでしょうか?

それは実際に体験してみなければ分かりません。
(昨年のEarth Field合宿において「自由とは」のワークを行いました)

「自由な子育て」「自由な教育」
なんて言葉の響きはよく聞こえますが、

何かしらの枠・バイアスがかかってるのではないでしょうか。

その枠・バイアスを感じる、確認する、取り払う、解放する
これら「実践」してこそ、ではないでしょうか。

親子クラス、小学生対象としておりますが
これから小学生になる幼児さんも参加可能です。
(幼児は無料です)

大人も子どもも、それぞれの「自由」を感じ
制作する時間がまさに『芸術』

どんな作品が出来上がるか、今から楽しみですね♪

毎月開催しております「読書会」は
12感覚論~運動感覚と平衡感覚~に入りました。
(子どもの育ちには12個の感覚が順番に備わっていき、まず最初の頃に育つのは「カラダ」の感覚。→ココロ、感情→知的・知識、 今の教育はどうでしょう??大事な根っこの部分が育っているでしょうか・・・・)

物事を作る、制作する、は
まさに「運動感覚」です。

自分の内面・内側から湧き出る感覚を表現する。

それが『芸術』の時間。

お申込みは
FBイベントページ
https://www.facebook.com/events/1810948705679429/
又は
FB以外からのお申込みの方
earthfield.ishikawa☆gmail.com へ
(☆→@に変換してください)

・件名:9/22ゆれる図工教室 参加希望
・氏名、お子様氏名
・お子様の年齢
・連絡先

====================

☆今後の予定☆

◎9月22日(土)Earth Field親子クラス
時間:10時~11時半 会場:俵芸術スタジオ

◎10月4日(木)手仕事の部~衣を縫う・着る~
時間:13時~14時半 会場:金沢市花園

◎10月8日(月・祝) 田んぼくらぶ~稲刈り~
時間:9時半~15時 会場:のと藤瀬
https://www.facebook.com/events/1336768239791840/

◎10月12日(金)読書会&お醤油天地返し
時間:13時~14時半 会場:日水花

◎10月16日(火)小学生ママ集おうの会~布ぞうり作り~
時間:13時~14時半

◎10月27日(土)Earth Field親子クラス・理科
時間:10時~11時半

◎11月24日(土)・25日(日)
Earth Field合宿vol.3
午前:親子クラス、午後:アドヴェントガーデン
2日目:自家製お醤油絞り!!

 

夏休み合宿!!

昨年行いました、Earth Field合宿

今年も子どもたちの夏休みに開催いたします!!

子どもも大人も

夏の思いでと学びを深めましょう♪

どんな学校にしたいか、

どんな社会にしたいか、

を、確立し深めていく合宿。

各講座は、単発受講、一般(会員以外の方)も参加可能。

~~~~~~~~~~~~~~~~

スケジュール

1日目
8月11日(土)
13時 集合 あいさつ・レクレーション

13時半~15時
①ヒゲキタさんの図工教室

対象:幼児 小学生

定員:25名

※単発受講可能 お申込み必須

※詳細は講座イベントページへ

https://www.facebook.com/events/282209505862492/?ti=icl

17時~ 四ケ浦先生による焼きそば実験!

18時 夕食

 

②四ケ浦先生による「実験で楽しむ銀河鉄道の夜」

18時45分~20時15分

対象:親子

定員:25名

※単発受講可能 お申込み必須

※詳細は講座イベントページへ

https://www.facebook.com/events/638791249817521/

2日目

8月12日(日)

 

③手仕事の部「衣」を着る、縫う

10時~11時半
対象:大人

※単発受講可能 お申込み必須

https://www.facebook.com/events/656904684658674/

【持ち物】

タオル、着替え、アメニティセット、My茶碗、お箸、お皿、コップ、お米一人1合

寝袋、布団希望の方は別途700円、

お野菜余ってる方持参

他、食材寄付募集中!!

ワクワクした心♪

テント持参可能

【金額】

合宿参加費:8000円 会員6000円 /大人1人

子ども2000円

(各講座参加費、宿泊費込み)

布団希望の方、別途700円

※各講座の参加費は、各イベントページでご確認ください。

☆お申し込み方法☆

※人数の把握のため、必ず下記の方法でお願い致します。

①イベントページ参加ボタン+コメント

・氏名、お子様氏名

・お子様の年齢

②こちらより、お返事コメントで受付完了

又は、

FB以外からのお申込みの方

earthfield.ishikawa☆gmail.com へ

(☆→@に変換してください)

・件名:Earth Field合宿

・氏名、お子様氏名

・お子様の年齢

・連絡先

をお書きいただき、送信してください。

======================

アースフィールドは、いまはまだ建物のかたちには

なっていませんが、こうした講座の一回ずつの時間、参加した一人一人のチカラが学校を創っていっています。

講座に参加出来なくても、

学校創りに協力したい、興味がある、そんな方ウェルカムです♪

学校創りは
社会作り、
未来つくり♪

会員、サポーター募集しております♪
会員登録↓↓入会金¥2400
http://earth-field.org/kaiin/
サポーター登録↓↓1口¥1000~
http://earth-field.org/supporters/

7/12 醤油作り師匠がやってくる!天地返し&読書会 ご報告

7月12日、長野県安曇野の「百姓」、宮崎さんが、醤油の様子を見にはるばるやってきてくださいました。

宮崎さんは、自然栽培で大豆と小麦を作って、冬から春は醤油作り(麹作り)をされています。

内側からまっすぐに光る醤油作りへの熱意、生けとし生けるものへの愛を醸し出しながらも、やさしくおだやかな宮崎さん。

今回は、石川富山の農家さんお百姓さん、新潟の八百屋さんなどなど、総勢18名+子ども6名、いつもの読書会の3倍くらいの人が集まって、5冊の本を読みました。

いつものメンバーも、人数の多さに少し緊張しつつ、お決まりの「十二感覚論」からスタート。

「自然栽培『あなたも地球も、菌でできているよね』」

「弓と禅」

「きのこの教え」

「自分を信じて生きる」

印象的だったのは、弓と禅を読んで、その本を持ってきた方が「入室した時から的に当たるかどうかは決まっている」と言ったら、宮崎さんは醤油のことを始めようと思ったとき、菌の神様(お酒の神様だけど、醤油も発酵でおなじだし、、と)のいる京都の神社に行って弓を引いたら、ど真ん中にカーン!と当たったという話をしてくださったこと。自分の中が決まっていれば、おのずと表にそのように現れるのだな~。と思いました。

読書会のあとは、お醤油作りの話!

醤油の材料である、大豆、小麦、塩について。

大豆は、こだわった醤油作りをしているところでも、遺伝子組み換え不選別の大豆を使っていることが多いこと(油と醤油は、遺伝子組み換え大豆が入っていても書かなくてよいことになっているそう)

塩は人の基本。

佐藤初女さん
塩は悪じゃない
体を作るのは塩分
野菜をおいしく食べられるのも塩のおかげ 

たつみよしこさん
塩に最初に出会うのは母乳
母乳は血液から作られる

崎さんは夏場、自分で作った醤油をお水に入れて、水分補給をされているとのこと!

それから「お醤油ができるまで」のお話。

醤油用の麹作りは、二時間おきに温度と湿度を管理して、大豆の芯まで麹菌が入るように丹念に作られていること、絞りの様子や夏の管理法など、時間の許す限り丁寧にお話くださいました。

 

お話の後は、醤油を飲む!おいしい!塩味がきつくなく香ばしいようなお醤油。

噂の醤油ウォーターもみんなでお試し!うまい♪この夏、流行りそうです(^v^)

 

みなで順番にお醤油の天地返しを体験。
いい匂いになってきた醤油を丁寧に大切に別の桶に移し替え、
移し終わったら手鍋や桶についたもろみを味見✨
夏の暑さをテントで受けて、また香りが豊かにおいしく変わってきていました。

宮崎さん、みんなの知りたいにたくさん応えた講座を、
ありがとうございました!!

お醤油の「絞り」は11月25日(日)、日水花にて行います。
搾りの道具をもって、また宮崎さんが来てくださる予定です!

<お知らせ>

今月末28日は、輪島の鳴き砂の海、琴が浜で、砂鉄から鏡ナイフを作り
&塩と豆腐を作る科学の時間です。

「現場で実験!琴が浜でわくわくサイエンス」
https://www.facebook.com/events/284887798751724/

塩と鉄は、血液をつくり循環を生み出す、地球や人間に不可欠な要素。
琴が浜の水がきれいでおいしいので、海水で作るお豆腐もおいしいですよ!
残席少なくなってきております。
お早めにお申込みください♪

 

 

2018年 4月13日 読書会📖

2018年 4月13日 (金)

読書会レポ

2018年度始まりました。

今回の参加人数はオトナ4人ネコ1匹。

 

こじんまりとした人数で、濃厚な時間になりました。

今回の本は

魂の扉・十二感覚―人智学講座

ポケット詩集

椅子と日本人のからだ

の3冊でした。

今回のレポは松木陽子です。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

今回ははじめにお醤油の天地返し。

 

そーっとそーっと。ゆっくりゆっくり。

何度も繰り返してきた天地返し。発酵も進んでいます。

愛おしみながら、少しの味見と

1ヶ月後の再開を約束して読書会の方へ移りました。

年度がかわり、

読み繋いでいる十二感覚の章も新章へと入り

生命感覚をみんなで共有しました。

4人それぞれ年度初めの出来事を交えながら、

学んでいくこととは、

生きていくということとは、

それが失われていくということとは。

どういうことなのか、この問をじっくり温め直しました。

人類というものが持っている感覚を失わずに豊かにしていく。

教育とは。学びとは。オトナとして成熟していくとは。

次世代に繋いでいくということは。

引き継いでいくべきことと、新しく生み出していくということ。

そして。

この日。私に響いて止まなかったのは。

自分の感受性ぐらい

自分で守れ

わたし!

さて。

次回は5月。

ばかもの達と再会したい人はこちらまで。

http://earth-field.org/イベント・勉強会スケジュール/

3月10日 読書会

3月10日 
読書会レポ
 
 
毎回参加者に合わせて少し趣向の変わる読書会。
 
3月はオトナ6名。子ども1名。猫1匹。
年度末ということもあり、
たくさんの興味深い本との出会いがありました。
 
 
今回の本は。
   
魂の扉・十二感覚―人智学講座
コミュニティデザインー人がつながるしくみをつくる
紛争の心理学
他者と死者
光と影のやさしいお話
ハイデガー=存在神秘の哲学
あわいの力
 
この7冊でした。  
今回のレポは松木陽子です。
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
3月。
ようやく春の兆しが見え隠れ。
何度も重ねてきた読書会のこの場は、
居心地がいい、
楽しいだけの会ではなく 回を重ねるごとに色んな意味で
濃密な会になってきました。
 
いつも来た人同士で、
どのようにするのかを 色を空気を時間の流れ方を変えていく読書会独特の始まり。
ワクワクが止まりません♪
これは読書会ならでは。
 
今回の始まりは 身体と思考の大切さを共有しながら、
運針という作業でみんなの時間と感覚を結んでいく。
 
場が整い、
準備が出来たところで7冊を順に読み進めました。
 
ランダムにページをめくり、
場が持っている力を利用して 自分たちなりのメッセージを探します。
いつもこのメッセージに驚かされます。
わたしなりに今回のメッセージを思い出してみると、
存在。責任。死者。ランク付け。
同じようで違うのも。
大切なことは、結局自分の中にあって、
色々と形を変えてやってくるようです。
 
時間と空間と感覚と。
わたしとわたし以外のあなたと。
 
 
受け取るときの状況が変わると 同じのものでも変わっていく。
 
なんだか書いていてもなんのことだか解らないですね。
でも。 それでいい。なんて思っています。
メッセージなんてそんなもの。
拾ったその人の中で変わるもの。
もう。 これは来て体験して自分で拾ってもらうしか仕方がない。
というわけで。
 
 
次回の読書会でお会いしましょう。
もちろんお醤油の天地返しもやっております。
思考の発酵と合わせてお楽しみくださいね。
 
 
誰でも興味のある人は参加可能です。
 
不思議なこの感覚は来ないと解らないですよ!
来月でも。その次でも!
 
http://earth-field.org/イベント・勉強会スケジュール/
 

3月10日 読書会

3月10日 
読書会レポ
 
 
毎回参加者に合わせて少し趣向の変わる読書会。
 
3月はオトナ6名。子ども1名。猫1匹。
年度末ということもあり、
たくさんの興味深い本との出会いがありました。
 
 
今回の本は。
   
魂の扉・十二感覚―人智学講座
コミュニティデザインー人がつながるしくみをつくる
紛争の心理学
他者と死者
光と影のやさしいお話
ハイデガー=存在神秘の哲学
あわいの力
 
この7冊でした。  
今回のレポは松木陽子です。
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
3月。
ようやく春の兆しが見え隠れ。
何度も重ねてきた読書会のこの場は、
居心地がいい、
楽しいだけの会ではなく 回を重ねるごとに色んな意味で
濃密な会になってきました。
 
いつも来た人同士で、
どのようにするのかを 色を空気を時間の流れ方を変えていく読書会独特の始まり。
ワクワクが止まりません♪
これは読書会ならでは。
 
今回の始まりは 身体と思考の大切さを共有しながら、
運針という作業でみんなの時間と感覚を結んでいく。
 
場が整い、
準備が出来たところで7冊を順に読み進めました。
 
ランダムにページをめくり、
場が持っている力を利用して 自分たちなりのメッセージを探します。
いつもこのメッセージに驚かされます。
わたしなりに今回のメッセージを思い出してみると、
存在。責任。死者。ランク付け。
同じようで違うのも。
大切なことは、結局自分の中にあって、
色々と形を変えてやってくるようです。
 
時間と空間と感覚と。
わたしとわたし以外のあなたと。
 
 
受け取るときの状況が変わると 同じのものでも変わっていく。
 
なんだか書いていてもなんのことだか解らないですね。
でも。 それでいい。なんて思っています。
メッセージなんてそんなもの。
拾ったその人の中で変わるもの。
もう。 これは来て体験して自分で拾ってもらうしか仕方がない。
というわけで。
 
 
次回の読書会でお会いしましょう。
もちろんお醤油の天地返しもやっております。
思考の発酵と合わせてお楽しみくださいね。
 
 
誰でも興味のある人は参加可能です。
 
不思議なこの感覚は来ないと解らないですよ!
来月でも。その次でも!
 
http://earth-field.org/イベント・勉強会スケジュール/
 

Earth Field 月イチ読書

《学校づくり》に関わる本をそれぞれ持ち寄って
「えいっ!」と開いたページを朗読する会です。

参加者は大人3名、中学生1名、幼児1名、猫1匹。学校や社会づくりに関わりたい人が集まります。

わたし(筆者)は今回が初参加。

「不思議と『今』必要な言葉と出会えるんだよね」
聞いていた通りのことが起こったのです、と
はじめにお伝えしておきましょう。

      

この日大雪の名残のある土曜日。会場の日水花さんは津幡の山のほうにあり次の寒波に備えて、駐車スペース確保と安全のために「みんなで雪かきしようか」と身体ワークからはじめました。(メンバーは体の使いかたを学んでいるので、雪かきも全然疲れないんですよ)

      

ひと汗流したあと、暖かな室内で読書会がはじまります。

集まった本の中から3冊を指さしで選び、
テーマ本と合わせて4冊。

【十二感覚論】ルドルフ・シュタイナー
【身体知】三砂ちづる・内田樹 共著
【先生はえらい】内田樹 著
【母になるまでに大切にしたい33のこと】
吉村正・島袋信子 共著

偶然開いたページを1人が音読し、その内容について論議していきます。
ここからは、それぞれの本の主旨とみんなの所感の一部です。長いですが、今のあなた自身と重なり合い、響くおはなしがあるかもしれません。お時間のゆるすかぎり、お付き合いくださいね。(その場では、ほんとうにあっという間の時間なのです。文字にするとどうしても小難しくなっちゃうのですが、わからないところは聞きあったり、?が浮かんだままとりあえず進めて、あとから合点がいったり、お茶を飲んだり、猫さんの襲来にあったり。楽しいですよ。笑)

 

はじめにテーマ本【十二感覚論】ルドルフ・シュタイナー 著

○主旨指先の感覚が最も優れているのは偶然ではない。目は一部、触覚は全部を把握する。大人は自分自身の周りをさぐれる→外側から一つの綴じた全体として確認できる。赤ちゃんはできないが、2~3歳でできるようになる。母子の触れ合い、良質なおもちゃ遊び、子ども同士の遊び、この遊びを通して獲得する感覚である。自分で自分のことはくすぐれない。単純で日常的な事柄の全てには、非常に意味深い背景がある。日常的な事柄、その背景を隔てない、のが『人智学』

●みんなの所感・自分で自分をくすぐっても、くすぐったくない!当たり前だけど改めて認識した。・自分ではくすぐれない、という言葉が宙に浮かんでいて、どんな風に自分の日常に現れてくるかなーというところです。・3歳の娘は「わたしの!」と所有を主張するようになったが、まだお友だちと「分ける」ことはむずかしい段階。子どもの「成長過程に応じた学び」が必要だけど、今の学校教育では「年齢」に応じてどんどん学びを進ませていく。このセンテンスがリンクするね。

 

【身体知】三砂ちづる・内田樹 共著(対談)「カラダの知は数えられるか」より

○主旨「大施設からパーソナルへ」三砂:何事もパーソナルへ。生まれる、死ぬ、病気etc 北欧は昔は大きな施設を作っていたが、今はパーソナルのケア、サポートを充実させている。しかし日本はその逆の流れだ。集団保育にも問題。皆一緒に、まとめてトイレへ。個人の感覚のものなのに。

「家に他人が入る事を受け止める力」内田:家事をアウトソーシング(家の中にお手伝いさんを入れる等)するには、細かい気づかいをしなければいけないから、難しい。人間的成熟していなければ、受け入れできない。家の中に他人が行き来できる環境、とても大事。三砂:自分が開かれてないと人を受け入れることは出来ない。出産で良い経験をした人は社会性が高まる例がある。

●みんなの所感・学校がそもそも「全体の教育」。主体はどこにあるのか。その主体について、木のくに、シュタイナー、サドベリー、フィンランドの教育の話をしました。・自分の身体の声(おしっこしたい、お腹すいた、知りたい)に鈍感になるよね。まわりと同じ、同調を求めるのは管理のひとつ。行き過ぎた先に個人の幸せ(知識欲も含めた欲求の満足)はおざなりになっていくね。・前日に見た映画「ハッピーアイランド」にも共通するテーマでびっくり。都市部は完全に経済破たんし不信が募るギリシアだけど、長寿の島の住人は「他者との助け合いと関わり」の中で生き、その結果、幸福度も高く、長寿なのには理由がある。この映画の中で、他者を受け入れられない若者は、この島で「暮らす」ことに非常に苦労して苦痛そうだったけど、受け入れた後の変化たるやすごいもの。読書会の前の「雪かきワーク」でも「お互いさま」っていいなぁ、と思ったばかりでした。

【先生はえらい】内田樹 著「なんでも根源的に考える」より

○主旨学ぶ側の主体性とは何か「自分は正しい」という前提からは「学び」は存在しない。ところで、「学ぶ」と「話し合う」は同じ?違う?生徒:「学ぶ」は先生から情報が流れてくるもので、「話し合う」は対等なものたちが思っていることをそのまま言うことだから違う先生:ほんとにそう言い切れるかな?(根源的に問いかけ、考えさせる)「話し合う」は相手が存在するから、おそらく思ったことをそのままは言っていないはず。例えば「将来どうする」と聞かれたら、先生、友達、親、それぞれに言うことが変わってくる。わたしたちが自分自身を語るときは、相手にどう思われたいのか、どんな関係性を築いていきたいのか、絶えず配慮しながら語っている。

●みんなの所感・内田樹さんの本は少し難しいね!笑・関係性、によって問いへの答えが変わるって、あるね。よく思われたいだとか、あえて反社会的に見られたいだとか、集団の中で目立ちたい、もそうかも。「この前と言ってることが違うな」「ころころ意見が変わるな」「嘘をついているのか」ではないことがわかると、受け止め方が変わりそう。続きを読みたい。

 

【母になるまでに大切にしたい33のこと】吉村正・島袋信子 共著「お産は文化」より

○主旨お産はその人の生き方が表れる。江戸に開花した女性が主体、お産婆さんが取り上げるお産現代のお産は人間が残された自然の最後の営み命の本質を学ぶ場がない
●みんなの所感
・先ほどの本と繋がったねー!
・既出の三砂ちづるさんも世界のお産をリサーチして、女性性や家族の在り方を論じていますが、お産は文化って本当にその通りだなと感じます。受身ではなく、主体性を持ったお産。病院分娩室のお産とは全く別物だよね。ここでも主体性というワードが繋がったね。

そう話していると
にぎやかに、ひと家族登場しました。
お仕事は、なんと助産師さん。
(ひゃー、つながるねー!)

いま、漫画になって話題を集めている

【君たちはどう生きるのか】吉野源三郎著

そして、それの現代版ともいえる

【ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた】高橋源一郎著

その二冊を紹介してくれたのですが、その紹介が、まっこと素晴らしくて、すぐに読みたくなりました。

Earth Fierdのメンバーは、なんとおすすめ上手が多いこと。
押しつけがましくなく、その気にさせる
これもひとつのプラスのエネルギー。

気持ちのよい、雪のあとの日のことでした。

レポートは以上ですが終わった直後に書いた短い文章がこの会の本質をあらわしているんじゃないかと思いましたのでこちらにも載せさせていただきます。

石川県の小学校は公立約200、国立1、私立1。シュタイナーや自由学校はなく小さな学校の統廃合は止まりません。

しかしわたしは選択肢、の前に意思の問題だと思っていて考えたい、意思を持って決めたい それをおざなりにしたくない。

選ぶ先がないのなら「じゃ、小学校、つくろう」そのスタート地点に、立ったところ。
その立ち位置からの視点で世界を、自分を見てみるんだ。

読書会は、大人のための会。
(子どものためでもあるよ)子どもの教育を考えるには大人の軸をしなやか〜に共通の認識を持っておきたいもんね。

選んだページの言葉をとらえて吸いとってその後の話が止まらない。笑

大好きな人たちとの、よい時間♡
大人にとって、ここの集まりがすでに学校のよう

娘は若猫におののきそして、焼芋2本たべた