先日行いました
Earth Field クラス
〜シュタイナーに学ぶ〜
長閑な里山の敷地の中にあるスタジオにて。
前日の暖かい日とは打って変わって、肌寒い日ではありましたが、
まずは、「カラダを使う」
ことで、段々とポカポカに。
ただカラダを使うでなく、
ウォーミングアップとして、脳みそ柔らかく♫
右脳の感覚を使いながら、カラダを呼び起こすような作業。
子どもだけなら、説明はせずに「カラダの感覚」で覚えていきますが、
大人になると、それが難しいので「アタマ」で理解出来るよう、説明が入ります。
これが”アントロポゾフィー”といわれる哲学、人智学があるからこそ、でもありますね。
今回の内容は、
直線、
曲線、
対象、
それらをコトバとカラダで体現し、
実際にやった事を「線に描く」事で、
学びの順番が
カラダ→脳みそ
の、学び方。
これは、通常の机に向かって授業を受ける学校では、体得出来ない学び方。
本当に覚える、記憶する、学びを得る
時は、アタマだけの理解とは違いますね。
アタマだけで記憶した時は、すぐに忘れていくと思います。
「腑に落ちる」「肝に銘じる」
という言葉があるように、
本当に大事なことは、カラダに入ります。
シュタイナーでの学びは、
単なる暗記・記憶、ではなく、
カラダで体現、学習して理解していくので、決して「退屈」にはならない授業です。
そして、「国語」「算数」と、分けての授業ではないので、
総合して学んでいくことで「発見」の楽しさがあります。
「発見」も、誰かに教えられる事で得る学びではなく、自ら学び得る力にもなりますね。
今回、お話の中で『十二感覚論』のお話しがありました。
通常は「五感」といわれる感覚。
もしくは、「第六感」
(特に女性には第六感が働く、なんて言われますが)
ではなく、十二の感覚がある事。
そして、その感覚が育っていく順番、
それらが育つ事での成長、得られること。
これは、「子育て」においても非常に重要で、知っておくべき事でもあると感じました。
それらを知る事で、子どもに対しての接し方、「今」何を大切にすべき事がわかるかと思います。
だからこそ、
子ども自身がこの学びで学んでいく事も大切ですが、
大人が理解すること、学ぶことで、
子どもとの接し方、学ばせ方が変わってくるのでは、と思います。
とても内容の濃い時間、
次回は6/3(土)になります。
ありがとうございました。




