自由学校で育って

7月17日。「小学生ママ集おうの会」 で、和歌山県のきのくに子どもの村小中学校で子ども時代を過ごした井坂鼓地さんのお話をお聞きしました。

井坂さんは現在19歳。

第一印象は「なんてキラキラした子なのだろう。
向日葵のような笑顔とワクワクが内側から溢れ出ている姿に、彼女と出逢った人たちは皆、彼女を好きになるだろうな」というもの。

きのくにに入学を決めた話から学校生活のこと。自由学校を経て県立の高校に進学後、特別支援奨学生としてニューメキシコ州のUWC-USAで学び、そしてこの夏から留学するアメリカの大学の話まで
柔らかく大らかに紡がれる言葉を全て記録したいくらい、聞いているこちらがワクワクするような話ばかり!

「きのくには、その子がその子らしく自然に居られるんです。

きのくにの教員も、教員免許を持っているけれど大工さんや様々な経験をしてからなった方が多いので、面白い話を聞ける。大人はちょっと人生経験を積んでいる人という感覚。子どもひとりひとりに寄り添い、いざという時には助けてくれる。

大人自身も模索中であったり困って居たりする姿を隠さないので、子ども自身がそれを見て「大人もいろいろあるんやな」と自然に学ぶ。信頼関係がしっかり出来上がっている。

日々、学校で行われる「ミーティング=議論」は、誰かを責めたり批判する場ではなく、みんなが幸せに過ごす為にどうするかを話し合う場。

時間が掛かるので見方によっては非効率的かもしれないけれど、それができる場があるということが幸せ。

自分と他者の考え方の違いを知ることが出来るし、
多数決に偏りがちだけれど、その結果の先になにがあるかを考えられる。

マジョリティが全てなのではなく、それとは逆の意見を更に考えることができる。本当の意味の民主主義が学校生活の中で行われていて

小学校1年生の子の意見も、中学生の意見も、大人の意見も同等の重みを持っている。

その経験が、今の自分の指針になっているんです」

どんなことも否定をせず、受け入れ、その先へと考えを巡らせることができる。思考と心が柔軟性に富んでいて、羽が生えたように軽やかでありながら、芯がしっかりと強く、未来への希望に溢れている。

そんな魅力的な井坂さんを見ているだけで

本当の意味での多様性を自然に受け入れ尊重できる環境が、子どもの心を豊かに育み、自己肯定感と自信を得て、自らの道を切り開いていけるのだなと実感した時間でした。

農業や種の問題について興味があり
アメリカで専門的に農業を学ぶ井坂さん。

彼女のこれからが楽しみで仕方ない!

彼女の選択を尊重し、「可能性は無限、資源は有限」と
まさにな名言を言い放ったご両親のお話も、是非、お聞きしたいところです。

文:市井早苗

写真:奥かなこ

大地に根を張る

灼熱の太陽が降り注ぐ7月14日。

再び藤瀬の地にやってきた。

静かなその地は、相変わらず大きくそして優しくて、きれいな空気に、思わず深呼吸してしまう。

田に苗を植えつけてから1ヶ月。

一苗一苗、祈りを込めて植えつけたあの苗たちはどうしているだろうかと、時折気にはなっていた。

けれど、日々の忙しさから苗への思いは頭の片隅に。

そんな中、再び訪れてみると、細く、まだ小さく可愛いかったあの苗たちが、株を増やしぐんと大きくなっている。

私たちが、バタバタと毎日を送っている間、苗たちは日々成長し、一歩一歩、確実に大きくなり、稲へと成長していた。

本日は、田んぼくらぶ第二段!雑草取り♪

1ヶ月ぶりの田んぼ。

足を踏み入れると、なんとも気持ちが良い泥の感触。【ふわっとしている】

そんな表現がぴったり。

雑草と稲。

二人は泥の中で陣地争いを繰り広げている。

生きる!

その為にまっすぐに必死に地に根を張る。

考えてみたら当然のこと。

私たちも生きるという当たり前のこと、改めて考えなければと感じた。

雑草を抜く。

いやいや。

抜くではない、剥がす。

ブチブチそんな音が聞こえるような気がした。

大地にぴったり張り付いている。生きるために必死に。

でも、稲の為に引っ剥がさせてもらった。

雑草を取り終えた田んぼでは、稲たちは次のステージへ!

し烈な陣地争いをしながら、株を増やし土台を作ってきた稲たち。

争いの相手がいなくなったこれからは、そのエネルギーを稲穂へと移らせていくのだという。

それが出来る為の今回の雑草取り♪

こんな風に知り、学んでいくと稲たちへの愛着がどんどん増していく。

活字の中だけでの学びではなく、実際に体験することの大切さ。そして、体験するだけではなく、それをフィードバックさせていく。これもまた大切な学び。

今回は雑草取りの後、ヒラタヒサコさんのもと、今日の思いを一つの絵に込める。

心に残った景色、匂い、温度、感触・・・

想いを色に乗せ、みんなあっという間に一つの絵を完成させた。

上手い下手ではなく、想いを形にできる素敵さ。

そこには正解も間違いもない。

ヒサさんは表現する喜びを優しくあったかく教えてくれるなあ。

あっという間の一日。

帰りは藤瀬のお水をくんで帰りました。

アースフィールドの仲間に出会って、今まで当たり前に思っていたことを改めて見直したり、一つ一つを丁寧に見ることが出来るようになったり、たくさんの学びを教えてもらっています。

今日もまた感謝。

田植え レポート

6月3日(日)

参加者:大人15名 子ども12名

会場:のと藤瀬

——————————–

朝から太陽に恵まれた日、小4の娘と田んぼくらぶの田植えに参加。

金沢から、のと里山海道に乗り、たどり着いたその場所は、何度も何度も来たことのある思い出の場所。

その地は水が美味しく、亡くなった父と水汲みに何度も通った場所だった。

私と娘。この地に呼んでもらったんだなと感謝。

まずは、今日植える苗たちとご対面。

どの苗にするか、自分たちで選んで

苗床からはがして運ぶ。

昔ながらの道具を使って、植える場所の目印をつける=わく転がし

裸足で田に入ると、なんとも優しくあたたかい泥の感触に驚く。

足の裏で一生懸命大地をとらえていると、もうすぐ歩きだしそうな次女の姿が脳裏に。

彼女は今、親指をうまく使い、足の裏で懸命に大地をとらえ歩こうとしている。

立ち歩くということ。改めて感じさせてもらった。

稲は一つ一つ丁寧に手で。

その動作は、祈りを捧げる姿勢に酷似。

かつて人々は、豊作を願い

、一苗一苗、こうして手で想いを込めて植えていたのだろうか。そんなことを思いながら植え進んだ。

住んでいる家の回りは、田んぼがすごい勢いで無くなり、その跡はアパートや家に成り変わっている。

お米が大好きな娘は、田んぼが無くなっていくのを見て、お米が食べれなくなるのではないかと危惧している。

私たちの大切なお米。

一粒一粒に感謝していただかねば。

田植えの後、子どもたちは田んぼの中を走り回り、泥々になって遊んだ。その顔は太陽に照らされぴっかぴかに輝いていた。

そして、泥々になった服を誇らしげに見せる姿はなんとも微笑ましかった。

参加させてもらったこと心から感謝。

文 みゆき

お昼ご飯は、のと藤瀬で育ったお米をEarth Field メンバーがお結びに。

そして、参加者それぞれの持ち寄りおかずで豪華に♫

白山・Hunter Base Japanの猟師さんより、イノシシ肉の差入れ!!

ありがとうございます♡♡♡

疲れたカラダには、最高の回復力!!

田んぼのそばに咲いていた藤の花の酵素ジュース♡

今日、田植えをしました。

そして、私が心にのこっているのは、田んぼでどろ遊びをしたことです。

どろがっせんや、おすもうをしました。とっても楽しかったです。

田植えでは、手でいねを植えました。私は3列を2回、つまり6列いねを植えました。

『ぬき足さし足、しのび足』という言葉は、田んぼで作られたかもしれません。

そのわけは、ぬいてさすという意味で田植えのかっこう(形)ににているからです。

『手で植える米に勝てる米はない』と言っていたので、いいお米ができるといいなと思いました。

いい体験ができたので良かったです。

文 ことは(小4)

次回、田んぼくらぶの活動は

『除草』です。

夏真っ盛りの暑い7月に、

田んぼの中に入ると泥がとても気持ちが良いのですよ♫

詳細決まりましたら、お知らせ致します。

その他の写真は

イベントページでご覧下さい。

https://www.facebook.com/events/212342676222425/?ti=icl

☆6月今後の予定☆

19日(火)13時~14時半

※時間変更いたしました。
『小学生ママ語ろうの会』 *残席5
参加費:¥500  会場:教育プラザ富樫

小学校のあれやこれや、子どものこと、宿題どうしてる?クラスになじんでる?
学校帰ってきてからどうしてる? 運動会どうだった? 授業参観こんなだったよ
給食どう?? など、同じ公立学校でも様々。 子育てのことと共におしゃべりしながら、意見交換、情報交換の場となります♪

23日(土)10時~11時半
Earth Field親子クラス
『タイルとカードで遊ぼう!』

~ゲームをしながら算数を学ぶ~

学力重視の石川県において、テスト対策やプリントなどをこなしての「学び」で
算数が嫌い、イヤになる子が多い中、「楽しい!」「面白い!!」を実感することで算数が好きになる授業。

こんな学び方があったのか!!と親子で発見、楽しさを感じながら算数を学ぶ時間です。
参加費:大人¥1500 子ども:¥500
(会員割引¥500引き)
会場:俵芸術スタジオ 3の3研修室  旧俵小学校

お申込み・お問い合わせ
e-mail/earthfield.ishikawa☆gmail.com(☆→@に変更)
件名:日付 クラス内容

田植え レポート

6月3日(日)

参加者:大人15名 子ども12名

会場:のと藤瀬

——————————–

朝から太陽に恵まれた日、小4の娘と田んぼくらぶの田植えに参加。

金沢から、のと里山海道に乗り、たどり着いたその場所は、何度も何度も来たことのある思い出の場所。

その地は水が美味しく、亡くなった父と水汲みに何度も通った場所だった。

私と娘。この地に呼んでもらったんだなと感謝。

まずは、今日植える苗たちとご対面。

どの苗にするか、自分たちで選んで

苗床からはがして運ぶ。

昔ながらの道具を使って、植える場所の目印をつける=わく転がし

裸足で田に入ると、なんとも優しくあたたかい泥の感触に驚く。

足の裏で一生懸命大地をとらえていると、もうすぐ歩きだしそうな次女の姿が脳裏に。

彼女は今、親指をうまく使い、足の裏で懸命に大地をとらえ歩こうとしている。

立ち歩くということ。改めて感じさせてもらった。

稲は一つ一つ丁寧に手で。

その動作は、祈りを捧げる姿勢に酷似。

かつて人々は、豊作を願い

、一苗一苗、こうして手で想いを込めて植えていたのだろうか。そんなことを思いながら植え進んだ。

住んでいる家の回りは、田んぼがすごい勢いで無くなり、その跡はアパートや家に成り変わっている。

お米が大好きな娘は、田んぼが無くなっていくのを見て、お米が食べれなくなるのではないかと危惧している。

私たちの大切なお米。

一粒一粒に感謝していただかねば。

田植えの後、子どもたちは田んぼの中を走り回り、泥々になって遊んだ。その顔は太陽に照らされぴっかぴかに輝いていた。

そして、泥々になった服を誇らしげに見せる姿はなんとも微笑ましかった。

参加させてもらったこと心から感謝。

文 みゆき

お昼ご飯は、のと藤瀬で育ったお米をEarth Field メンバーがお結びに。

そして、参加者それぞれの持ち寄りおかずで豪華に♫

白山・Hunter Base Japanの猟師さんより、イノシシ肉の差入れ!!

ありがとうございます♡♡♡

疲れたカラダには、最高の回復力!!

田んぼのそばに咲いていた藤の花の酵素ジュース♡

今日、田植えをしました。

そして、私が心にのこっているのは、田んぼでどろ遊びをしたことです。

どろがっせんや、おすもうをしました。とっても楽しかったです。

田植えでは、手でいねを植えました。私は3列を2回、つまり6列いねを植えました。

『ぬき足さし足、しのび足』という言葉は、田んぼで作られたかもしれません。

そのわけは、ぬいてさすという意味で田植えのかっこう(形)ににているからです。

『手で植える米に勝てる米はない』と言っていたので、いいお米ができるといいなと思いました。

いい体験ができたので良かったです。

文 ことは(小4)

次回、田んぼくらぶの活動は

『除草』です。

夏真っ盛りの暑い7月に、

田んぼの中に入ると泥がとても気持ちが良いのですよ♫

詳細決まりましたら、お知らせ致します。

その他の写真は

イベントページでご覧下さい。

https://www.facebook.com/events/212342676222425/?ti=icl

☆6月今後の予定☆

19日(火)13時~14時半

※時間変更いたしました。
『小学生ママ語ろうの会』 *残席5
参加費:¥500  会場:教育プラザ富樫

小学校のあれやこれや、子どものこと、宿題どうしてる?クラスになじんでる?
学校帰ってきてからどうしてる? 運動会どうだった? 授業参観こんなだったよ
給食どう?? など、同じ公立学校でも様々。 子育てのことと共におしゃべりしながら、意見交換、情報交換の場となります♪

23日(土)10時~11時半
Earth Field親子クラス
『タイルとカードで遊ぼう!』

~ゲームをしながら算数を学ぶ~

学力重視の石川県において、テスト対策やプリントなどをこなしての「学び」で
算数が嫌い、イヤになる子が多い中、「楽しい!」「面白い!!」を実感することで算数が好きになる授業。

こんな学び方があったのか!!と親子で発見、楽しさを感じながら算数を学ぶ時間です。
参加費:大人¥1500 子ども:¥500
(会員割引¥500引き)
会場:俵芸術スタジオ 3の3研修室  旧俵小学校

お申込み・お問い合わせ
e-mail/earthfield.ishikawa☆gmail.com(☆→@に変更)
件名:日付 クラス内容

HP誕生しました!

Earth Field が誕生し、

今までFacebook ページにてお知らせや情報を載せていましたが、

この度、HP誕生致しました。
新聞に載せていただいた事をキッカケに、多くの方に関心、興味を持っていただいておりましたが、

情報発信の場がSNSという限られたツールのみでした。
これからは、このHP、ブログを通してお届けしていきます。
どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます