*9月14日(金) 読書会レポート*
場所:日水花
参加人数:5名

今月の読書会は初参加も含めて5名が集まり、
テーマ本の2冊に取り組みました。
最初に、人智学の教科書「魂の扉・十二感覚」。
前回に続き運動感覚についての章です。
“私たちが運動するとき、それはどの様に成立しているのか”の考察の部分を音読しました。
コップに向かって手が伸びるとき、
手が動く前にすでに自分の中にある
「コップを取ろう」
という意図がコップのほうに到り
(移動といってもいいのかも)、
手はその意図をただ追っていくだけなのだ、
という運動のしくみ。
その意図は無意識のところから
(つまり身体から)発せられるもので、
運動感覚とは運動の背後に存在する意図を感知するはたらきのことなのだと知りました。
「最近増えている子どもの肥満も、
身体からの食べたいという意図以上に、
時間など大人が決めた規則によって食べているのが影響しているのかもしれない」
「学校の授業で子どもにこんな話をしたい」
「今日読んだところのたとえ話は絵本などにできるかも」という感想も。

2冊目は、きのくに子どもの村学園長の著書「増補 自由学校の設計」。
堀学園長のまえがきを音読しました。
学校は「楽しいこと」がたくさんあることが何よりも大切だ、ということが堀さんから伝わってきます。
(以下 参加者による解釈)
子どもが自ら「行ってきまーす!」と親の手を振り切って向かうところでなければ学校ではない。
楽しいところで時間を共にした友だちは、
大人になっても会いたくなるし、会うと嬉しい。
それが人を支える。
学校にいる大人も、教育という仕事で苦しまない。
教育に関する知識や技術の底に、しっかりと据えられているシンプルな理念を学ぶことができました。
持ち寄った本は時間が足りず開いて読むことはできませんでしたが、それぞれざっとどんな本なのか、どん
な気持ちで持ってきたのかを話してもらいました。

月に一度の読書会、どんな学校を創るかを本を通して練っていく作業は着実に積み重なっています。
(レポート 二木彩香)
……
《今月の予定》
10/16 小学生ママ集おう♪布ぞうり作り
https://www.facebook.com/events/327418368015892
10/27 親子クラス 真空実験「しゅぽしゅぽ」&バンジーチャイム演奏会
https://www.facebook.com/events/1874789572617360


















