体感する学び

6/23 親子クラス 「算数の会」

会場:俵芸術交流スタジオ

参加者:大人 19名 子ども15名

——————————-

金沢市内から医王山に向かって車を走らせると、
昔ながらの風景に囲まれた町並み、
山々に沿った棚田が青々としていました。

「子どもは緑に囲まれて育つ」

正にピッタリな環境。

細い坂道を登ると
廃校になった小学校が新たに誕生した
「俵芸術交流スタジオ」

今回はここでアースフィールド 親子クラスを行いました。

小学校の面影を残しながらも、エレベーターがあり、教室もスタジオに変身。

古いようで新しい空間にぞろぞろとこの日の参加者が集まりました。

いつものメンバーや、初めまして!のメンバーもぞろぞろと。

はじめにアースフィールド担任からの注意事項やレクレーション。

そして、歌をうたっての挨拶♪

はじめまして、の人たちも多かったので、場が和みました。

そして、次はリズムに合わせて手あそび!!


最初は簡単だったのに・・・・段々難しくなってきて

お手本のオトナも間違えて大爆笑!!

それでも好奇心旺盛な子どもたちは
「どーゆーこと??」「やってみよう!」とトライする子も。

徐々に慣れてきた子どもたち。
最初はお父さん、お母さんにくっつき虫だった小さな子も自然と離れて
グループ作りゲーム♪


数をかぞえながら、お友達や大人たちの顔を見ながら・・・・
何人になった!さっき一緒だったから、違う子と!と、考えながら。

歌って、カラダを動かして、ウォーミングアップの終了です。

そう、今日のクラスは「算数の会」

ウォーミングアップが終わると、自然と子どもたちはお父さん、お母さんから離れて、前に出ていました。

この日の先生は元小学校教師 中川律子さん


数学教育研究協議会という、数学教育に関してのスペシャリスト。
「楽しくわかる算数・数学の授業」の研究・実践を重ねておられる方です。

皆の前に登場したのは、お風呂場(銭湯で見かける)『タイル』

両手ですくってみたら、どれぐらいのタイルの量があるかな??

大きい手の子もいれば、小さな手の子も。
欲張りな子もいれば、控えめな子も。

数をかぞえるときに、小学校でも小さなプラスチックの小物を使ったりしますが
本物のタイルを使うことで、数をかぞえるだけでなく「量感」を味わいます。

集めたタイルを数えてみよう!
どうやったら数えやすい?

一人一人が考え、工夫しながら数をかぞえます。

グループのみんなを合わせたらどれぐらいになる?


数が大きくなればなるほど、数えづらくなってくるのを
工夫して、わかりやすく、数えやすく並べています。

今度は各グループで集めたタイルを全部集めてみよう!と。

そして、どれぐらい大きな数になったのか、、、、、

数にはお部屋があること。


少し歴史のお話もあり、昔のエジプトはこんな風に数を表していたんだよ、と。
(これには大人もビックリ!!)

数のお部屋があって、大きい数、小さな数がわかると
またグループに戻って、カードじゃんけんをしました♪

遊びながら、数の大きさ、小ささを学びます。

この日は1の位~100の位まででしたが、
もっと大きい数もあれば、小さな数もある。

そして、それは仏教の言葉にも出てくる!!
(マニアック!笑 高学年はここからが面白くなるところでしたが、時間切れ)

子どもだけでなく、大人も「へーーー!」や、「面白いなぁ!!」と関心する声の中、「算数の会」が終わりました。

◎参加者さんの声◎
・学校では手を挙げて発言しなきゃダメ、な雰囲気の中学んでいる娘。最初は戸惑っていたが、心が少しずつ溶けていく様子がわかり、子どもたちが主体性を持って学ぶ姿に嬉しくなった。

・異年齢のみんなでできたので、一人や親子では体験しにくいたくさんの数をかぞえれた。

・暮らしの中で子どもに質問されたときにどう説明すればいいかわからなかったが、教え方のヒントになり、大人もとても勉強になった。

・普段の授業の倍の時間、小さな子も集中して参加していることに驚いた。
(対象は小学生~でしたが、一緒に参加された幼児さん(小さな子では4歳の子も!)も混ざって、遊びながら学んでいました!!)

大人も子どもも異年齢で学ぶからこそ、各年齢によっては物足りない感はあったかと思いますが「面白い!」が先に来る、算数の授業でした!!

ご参加くださいました皆様、ありがとうございました!!!

次回、Earth Field親子クラスは
7月28日(土) サイエンスクラス
現場で実験!!ということで、教室を飛び出しての課外授業!
4月に行いました砂鉄を集めて鉄を作った進化系!
能登・門前にある「琴が浜」まで行って、現地で材料調達から始まります!!
(琴が浜には良質な砂鉄が集まるそうです!!)
砂鉄を集めて、鉄、ナイフを作り、海から海水を汲み上げ塩作り、そして豆腐作りも行います!!!
詳細はイベントページをご覧ください。
https://www.facebook.com/events/284887798751724/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

☆7月の予定☆

◎お醤油作り師匠がやってくる!!&読書会
7月12日(木)13時~14時 参加費:¥500~ドネーション制
会場:日水花
https://www.facebook.com/events/261802997922606/

◎田んぼくらぶ~除草~&絵本を作ろう♪
7月14日(土)9時半~15時
会場:のと藤瀬
https://www.facebook.com/events/1670506839685727/

◎小学生ママ集おうの会 ~自由学校で育った私~
㋆17日(火) 13時半~15時 参加費:¥500~ドネーション制
会場:教育プラザ富樫
https://www.facebook.com/events/2015395015387972/

◎Earth Field 親子クラス サイエンスクラス
7月28日(土)10時~11時半

体感する学び

6/23 親子クラス 「算数の会」

会場:俵芸術交流スタジオ

参加者:大人 19名 子ども15名

——————————-

金沢市内から医王山に向かって車を走らせると、
昔ながらの風景に囲まれた町並み、
山々に沿った棚田が青々としていました。

「子どもは緑に囲まれて育つ」

正にピッタリな環境。

細い坂道を登ると
廃校になった小学校が新たに誕生した
「俵芸術交流スタジオ」

今回はここでアースフィールド 親子クラスを行いました。

小学校の面影を残しながらも、エレベーターがあり、教室もスタジオに変身。

古いようで新しい空間にぞろぞろとこの日の参加者が集まりました。

いつものメンバーや、初めまして!のメンバーもぞろぞろと。

はじめにアースフィールド担任からの注意事項やレクレーション。

そして、歌をうたっての挨拶♪

はじめまして、の人たちも多かったので、場が和みました。

そして、次はリズムに合わせて手あそび!!


最初は簡単だったのに・・・・段々難しくなってきて

お手本のオトナも間違えて大爆笑!!

それでも好奇心旺盛な子どもたちは
「どーゆーこと??」「やってみよう!」とトライする子も。

徐々に慣れてきた子どもたち。
最初はお父さん、お母さんにくっつき虫だった小さな子も自然と離れて
グループ作りゲーム♪


数をかぞえながら、お友達や大人たちの顔を見ながら・・・・
何人になった!さっき一緒だったから、違う子と!と、考えながら。

歌って、カラダを動かして、ウォーミングアップの終了です。

そう、今日のクラスは「算数の会」

ウォーミングアップが終わると、自然と子どもたちはお父さん、お母さんから離れて、前に出ていました。

この日の先生は元小学校教師 中川律子さん


数学教育研究協議会という、数学教育に関してのスペシャリスト。
「楽しくわかる算数・数学の授業」の研究・実践を重ねておられる方です。

皆の前に登場したのは、お風呂場(銭湯で見かける)『タイル』

両手ですくってみたら、どれぐらいのタイルの量があるかな??

大きい手の子もいれば、小さな手の子も。
欲張りな子もいれば、控えめな子も。

数をかぞえるときに、小学校でも小さなプラスチックの小物を使ったりしますが
本物のタイルを使うことで、数をかぞえるだけでなく「量感」を味わいます。

集めたタイルを数えてみよう!
どうやったら数えやすい?

一人一人が考え、工夫しながら数をかぞえます。

グループのみんなを合わせたらどれぐらいになる?


数が大きくなればなるほど、数えづらくなってくるのを
工夫して、わかりやすく、数えやすく並べています。

今度は各グループで集めたタイルを全部集めてみよう!と。

そして、どれぐらい大きな数になったのか、、、、、

数にはお部屋があること。


少し歴史のお話もあり、昔のエジプトはこんな風に数を表していたんだよ、と。
(これには大人もビックリ!!)

数のお部屋があって、大きい数、小さな数がわかると
またグループに戻って、カードじゃんけんをしました♪

遊びながら、数の大きさ、小ささを学びます。

この日は1の位~100の位まででしたが、
もっと大きい数もあれば、小さな数もある。

そして、それは仏教の言葉にも出てくる!!
(マニアック!笑 高学年はここからが面白くなるところでしたが、時間切れ)

子どもだけでなく、大人も「へーーー!」や、「面白いなぁ!!」と関心する声の中、「算数の会」が終わりました。

◎参加者さんの声◎
・学校では手を挙げて発言しなきゃダメ、な雰囲気の中学んでいる娘。最初は戸惑っていたが、心が少しずつ溶けていく様子がわかり、子どもたちが主体性を持って学ぶ姿に嬉しくなった。

・異年齢のみんなでできたので、一人や親子では体験しにくいたくさんの数をかぞえれた。

・暮らしの中で子どもに質問されたときにどう説明すればいいかわからなかったが、教え方のヒントになり、大人もとても勉強になった。

・普段の授業の倍の時間、小さな子も集中して参加していることに驚いた。
(対象は小学生~でしたが、一緒に参加された幼児さん(小さな子では4歳の子も!)も混ざって、遊びながら学んでいました!!)

大人も子どもも異年齢で学ぶからこそ、各年齢によっては物足りない感はあったかと思いますが「面白い!」が先に来る、算数の授業でした!!

ご参加くださいました皆様、ありがとうございました!!!

次回、Earth Field親子クラスは
7月28日(土) サイエンスクラス
現場で実験!!ということで、教室を飛び出しての課外授業!
4月に行いました砂鉄を集めて鉄を作った進化系!
能登・門前にある「琴が浜」まで行って、現地で材料調達から始まります!!
(琴が浜には良質な砂鉄が集まるそうです!!)
砂鉄を集めて、鉄、ナイフを作り、海から海水を汲み上げ塩作り、そして豆腐作りも行います!!!
詳細はイベントページをご覧ください。
https://www.facebook.com/events/284887798751724/

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☆7月の予定☆

◎お醤油作り師匠がやってくる!!&読書会
7月12日(木)13時~14時 参加費:¥500~ドネーション制
会場:日水花
https://www.facebook.com/events/261802997922606/

◎田んぼくらぶ~除草~&絵本を作ろう♪
7月14日(土)9時半~15時
会場:のと藤瀬
https://www.facebook.com/events/1670506839685727/

◎小学生ママ集おうの会 ~自由学校で育った私~
㋆17日(火) 13時半~15時 参加費:¥500~ドネーション制
会場:教育プラザ富樫
https://www.facebook.com/events/2015395015387972/

◎Earth Field 親子クラス サイエンスクラス
7月28日(土)10時~11時半

面白い!が先に来る♪

「算数」と聞くと、

好き!!

嫌い!!

が、ハッキリ分かれる教科かと思います。

大人の都合で考えると、「楽しく学んで欲しい!」という欲があるかと思いますが・・・

だって、楽しく学べると「好き」になれるから♪

そして、そのことを知っているのは

子ども時代に楽しく学んだ大人か、

めっちゃ苦手で嫌いになって「算数なんか大っ嫌い!!」
となっていた子ども時代を過ごして
大人になって「学ぶって楽しいんだ!!」と体感した大人か・・・・

だからこそ、こんな授業があるよ♪と提案したいのですが、

現在の子どもたちはどうでしょう??

先日行われた「小学生ママ集おう」の会でも、
授業参観の様子や宿題のことなど話題に出ましたが、(レポは後程載せますね♪)

面白い!!というよりも、塾などですでに学んでいるから
「知っている」=学校での授業はつまらない

又は、そんな子との格差が生まれて
「ついていけない」=つまらない

はたまた、ひたすら暗記、プリント、課題こなし・・・・のような
子どもが自ら学ぼうとする「主体性」を感じない学び。

そりゃ、、、、苦手意識や嫌い、、、になりますわよね。。。

その結果、ものすごい差がひらき、
「算数」に関して少人数制クラスが設けられていたりします。

なのですが、石川県の全国学力テストは1位、2位を争う好成績♪
と、輝かしいのですが、その背景と、子どもたちの様子はどうなのだろう・・・
と疑問に思います。
そして、それは本当に「学力」と言えるのだろうか。。。。

好成績、高い点数を取ることが「学力」「頭の良い子」とは限りません。

学んだことを、実生活で使えてこそ

それが生きる力を養う学びではないでしょうか。

23日は普段の授業では学べない、

「こんな学び方があったんだ!!!」
と、目からウロコが落ちるクラスとなるでしょう♪

親子クラスですが、
大人だけの参加も可能です。

そして、小学生だけの参加も可能です♪

会場は山の中にある、昔の小学校の校舎がそのまま残っている場所。

のびのびと学んでいた昔の時代を思い出しながら、
今の子どもたちに「面白い!!」を体験させてあげれるのではないでしょうか。

~詳細~
日時:2018年6月23日(土)10:00~11:30

場所:俵芸術スタジオ 3の3研修室
(旧俵小学校 山間の小さな学校のままです。)

大人1500円 / 子ども(小学生以上)500円
(EF会員は大人料金から500円引きになります)
※小学生のみの参加も可能
※大人の入室(見学)はすべて有料となります。
※未就学児は無料です。
※当日お支払ください

定員:20組

◇講師
数学教育研究協議会事務局 元小学校教師 中川律子さん

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
  【 お申し込み方法 】
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

※人数の把握のため、必ず下記の方法でお願い致します。

①イベントページ参加ボタン
https://www.facebook.com/events/149589979235679/
 ◇下記コメントが必要です
 ・「参加します」
 ・お子さま参加ありの場合、お子さまの年齢
 ◇Earth Fieldよりコメント返信でご参加確定

②メールにてお申し込み
 earthfield.ishikawa☆gmail.com(☆→@に変更)

 ◇下記を明記してください
 ・件名:親子クラス
 ・氏名
 ・連絡先
 ・お子様の参加ありの場合、お子様の年齢
 ◇Earth Fieldより返信メールでご参加確定

数学の世界へ

合宿2日目!レポ♫
元小学校先生の旭恭子さんによる

「ようこそ!数学の世界へ♫」
家族4人で参加してきました!

旭先生は、オープニングにマイギターを出して、軽快なリズムにのせて、始まるよ〜の歌を♫
そして、私の名前は「やっちゃんです!やっちゃんと呼んでね💕」と笑顔で自己紹介。


ざわざわしていたお部屋も、あっという間に、歌声に耳を澄ませ、心はやっちゃんへ。
さっそく、音楽とともに数学の世界への旅が始まりました♫
数字の数え歌

「数字の1はな〜あに? 工場のえんと〜つ♪」


と、参加者全員が数字を身体を使って表しながら、みんなで歌います。
4ってどうやって表現したらいいのかしら?


次女は、足だけで、ひょいひょいと形を作り、私は手も頭も使って全身で。
人それぞれ、頭を練りながら表現している姿が面白く、思わず笑いが。

そして、じゃんけんグリコ!


大人も子どもに負けじと、本気で楽しみます!
さあ、身体も頭も使ったところで、次は、

「数字で数えることができる物は何がある?このメモにどんどん書いてみよう!」と。

次女はメモにさっそく「みずたまり」と覚えたばかりの平仮名で書きました。
み、、、みずたまり!

ん〜確かに数えることが出来るけど、りんご🍎とか、みかん🍊でなく、なぜ、みずたまりを選んだのか?

小学一年生の考えることはやっぱ面白いわ!!

参加者20人ほどから出たたくさんの単語、単語!100個以上のことばが出てきました。
それらが、数えられる物なのか、数えられないのかをみんなで分類して整理。
私たちの身の回りには、こんなにも数を数えられる物であふれている。
中には、長さや距離を測ったほうが区別しやすい単語もあったり、そんなふうにして、数字は、私たちの生活に欠かせないものであることを再確認✨
と、、、ここまでは小学低学年生が食いついていた内容。
5年生の長女は、高学年女子で集まり、ふ〜んっという感じで見ていました。

そこで、やっちゃん!

次に取り出したのは、魔法のボックス✨✨
1センチ×1センチの正方形の厚紙が配られ、それぞれ触ってから、

「さあ!この箱の中には何センチの

形の物が入っているでしょうか?」
目を使わず、手先だけの感覚で何センチかを当てるゲームが始まりました(๑˃̵ᴗ˂̵)

これには、高学年女子も!そして、大人たちも必死になって、我こそは正確に当てられるぞー!!と、かなりの盛り上がりをみせました。

私自身、助産師として、実は大学の時から、お産介助練習では、模型を使って、子宮の入り口を指先の感覚だけで何センチ開いていると正確に当てる練習を何度もし、そして今現場に活かしているので、「ここで1センチでも間違えるわけにはいかん。」と、人一番必死になって楽しんでいました(๑˃̵ᴗ˂̵)
やってみてビックリなのは、正解率が高いのは小学生たち!

一方、大人たちはみんな答えがバラバラ。5センチくらい誤差がでる人もいて、みんな自分の感覚がいかに鈍っているかを恥ずかしいほど思い知ったのでした。
盛り上がりで熱が冷めない中、
授業後半は、「この教室がどのくらいの広さなのかを測ってみよう!この新聞1枚の大きさは〜平方センチメートルです!」


と、今度はたくさんの新聞紙を出すやっちゃん💕
ただ漠然と新聞紙を床に敷くのではなく、やっちゃんゲームが始まるのです。
2チームに分かれて、ジャンケンに勝ったら新聞紙一枚敷く、どちらがたくさん敷くことができるかのグループ対抗ゲーム!
子どもも、大人も夢中になって遊びました(๑˃̵ᴗ˂̵)
気づけば、辺り一面新聞紙の床✨

全員で枚数を数えて、面積を出し、広さを身体全身で感じました!

最後は、、、

なんと新聞紙を丸めて、巨大なボールを作り、数をカウントしながらのバレーボール大会に!
教室なんだか、体育館なんだか、もう分からないくらい、やっちゃんの授業は身体を動かし、五感いっぱい使って、数字を味わう!
楽し過ぎるでしょ!!

私、やっちゃんみたいな小学校の先生に出会いたかったわ💕
授業が終わっても、新聞バレーは、子どもたちの間で終わることなく、しばらく夢中になっていたのでした♫

著:村上佳子

数学の世界へ

合宿2日目!レポ♫
元小学校先生の旭恭子さんによる

「ようこそ!数学の世界へ♫」
家族4人で参加してきました!

旭先生は、オープニングにマイギターを出して、軽快なリズムにのせて、始まるよ〜の歌を♫
そして、私の名前は「やっちゃんです!やっちゃんと呼んでね💕」と笑顔で自己紹介。


ざわざわしていたお部屋も、あっという間に、歌声に耳を澄ませ、心はやっちゃんへ。
さっそく、音楽とともに数学の世界への旅が始まりました♫
数字の数え歌

「数字の1はな〜あに? 工場のえんと〜つ♪」


と、参加者全員が数字を身体を使って表しながら、みんなで歌います。
4ってどうやって表現したらいいのかしら?


次女は、足だけで、ひょいひょいと形を作り、私は手も頭も使って全身で。
人それぞれ、頭を練りながら表現している姿が面白く、思わず笑いが。

そして、じゃんけんグリコ!


大人も子どもに負けじと、本気で楽しみます!
さあ、身体も頭も使ったところで、次は、

「数字で数えることができる物は何がある?このメモにどんどん書いてみよう!」と。

次女はメモにさっそく「みずたまり」と覚えたばかりの平仮名で書きました。
み、、、みずたまり!

ん〜確かに数えることが出来るけど、りんご🍎とか、みかん🍊でなく、なぜ、みずたまりを選んだのか?

小学一年生の考えることはやっぱ面白いわ!!

参加者20人ほどから出たたくさんの単語、単語!100個以上のことばが出てきました。
それらが、数えられる物なのか、数えられないのかをみんなで分類して整理。
私たちの身の回りには、こんなにも数を数えられる物であふれている。
中には、長さや距離を測ったほうが区別しやすい単語もあったり、そんなふうにして、数字は、私たちの生活に欠かせないものであることを再確認✨
と、、、ここまでは小学低学年生が食いついていた内容。
5年生の長女は、高学年女子で集まり、ふ〜んっという感じで見ていました。

そこで、やっちゃん!

次に取り出したのは、魔法のボックス✨✨
1センチ×1センチの正方形の厚紙が配られ、それぞれ触ってから、

「さあ!この箱の中には何センチの

形の物が入っているでしょうか?」
目を使わず、手先だけの感覚で何センチかを当てるゲームが始まりました(๑˃̵ᴗ˂̵)

これには、高学年女子も!そして、大人たちも必死になって、我こそは正確に当てられるぞー!!と、かなりの盛り上がりをみせました。

私自身、助産師として、実は大学の時から、お産介助練習では、模型を使って、子宮の入り口を指先の感覚だけで何センチ開いていると正確に当てる練習を何度もし、そして今現場に活かしているので、「ここで1センチでも間違えるわけにはいかん。」と、人一番必死になって楽しんでいました(๑˃̵ᴗ˂̵)
やってみてビックリなのは、正解率が高いのは小学生たち!

一方、大人たちはみんな答えがバラバラ。5センチくらい誤差がでる人もいて、みんな自分の感覚がいかに鈍っているかを恥ずかしいほど思い知ったのでした。
盛り上がりで熱が冷めない中、
授業後半は、「この教室がどのくらいの広さなのかを測ってみよう!この新聞1枚の大きさは〜平方センチメートルです!」


と、今度はたくさんの新聞紙を出すやっちゃん💕
ただ漠然と新聞紙を床に敷くのではなく、やっちゃんゲームが始まるのです。
2チームに分かれて、ジャンケンに勝ったら新聞紙一枚敷く、どちらがたくさん敷くことができるかのグループ対抗ゲーム!
子どもも、大人も夢中になって遊びました(๑˃̵ᴗ˂̵)
気づけば、辺り一面新聞紙の床✨

全員で枚数を数えて、面積を出し、広さを身体全身で感じました!

最後は、、、

なんと新聞紙を丸めて、巨大なボールを作り、数をカウントしながらのバレーボール大会に!
教室なんだか、体育館なんだか、もう分からないくらい、やっちゃんの授業は身体を動かし、五感いっぱい使って、数字を味わう!
楽し過ぎるでしょ!!

私、やっちゃんみたいな小学校の先生に出会いたかったわ💕
授業が終わっても、新聞バレーは、子どもたちの間で終わることなく、しばらく夢中になっていたのでした♫

著:村上佳子