夏休み合宿!!

昨年行いました、Earth Field合宿

今年も子どもたちの夏休みに開催いたします!!

子どもも大人も

夏の思いでと学びを深めましょう♪

どんな学校にしたいか、

どんな社会にしたいか、

を、確立し深めていく合宿。

各講座は、単発受講、一般(会員以外の方)も参加可能。

~~~~~~~~~~~~~~~~

スケジュール

1日目
8月11日(土)
13時 集合 あいさつ・レクレーション

13時半~15時
①ヒゲキタさんの図工教室

対象:幼児 小学生

定員:25名

※単発受講可能 お申込み必須

※詳細は講座イベントページへ

https://www.facebook.com/events/282209505862492/?ti=icl

17時~ 四ケ浦先生による焼きそば実験!

18時 夕食

 

②四ケ浦先生による「実験で楽しむ銀河鉄道の夜」

18時45分~20時15分

対象:親子

定員:25名

※単発受講可能 お申込み必須

※詳細は講座イベントページへ

https://www.facebook.com/events/638791249817521/

2日目

8月12日(日)

 

③手仕事の部「衣」を着る、縫う

10時~11時半
対象:大人

※単発受講可能 お申込み必須

https://www.facebook.com/events/656904684658674/

【持ち物】

タオル、着替え、アメニティセット、My茶碗、お箸、お皿、コップ、お米一人1合

寝袋、布団希望の方は別途700円、

お野菜余ってる方持参

他、食材寄付募集中!!

ワクワクした心♪

テント持参可能

【金額】

合宿参加費:8000円 会員6000円 /大人1人

子ども2000円

(各講座参加費、宿泊費込み)

布団希望の方、別途700円

※各講座の参加費は、各イベントページでご確認ください。

☆お申し込み方法☆

※人数の把握のため、必ず下記の方法でお願い致します。

①イベントページ参加ボタン+コメント

・氏名、お子様氏名

・お子様の年齢

②こちらより、お返事コメントで受付完了

又は、

FB以外からのお申込みの方

earthfield.ishikawa☆gmail.com へ

(☆→@に変換してください)

・件名:Earth Field合宿

・氏名、お子様氏名

・お子様の年齢

・連絡先

をお書きいただき、送信してください。

======================

アースフィールドは、いまはまだ建物のかたちには

なっていませんが、こうした講座の一回ずつの時間、参加した一人一人のチカラが学校を創っていっています。

講座に参加出来なくても、

学校創りに協力したい、興味がある、そんな方ウェルカムです♪

学校創りは
社会作り、
未来つくり♪

会員、サポーター募集しております♪
会員登録↓↓入会金¥2400
http://earth-field.org/kaiin/
サポーター登録↓↓1口¥1000~
http://earth-field.org/supporters/

体感する学び

6/23 親子クラス 「算数の会」

会場:俵芸術交流スタジオ

参加者:大人 19名 子ども15名

——————————-

金沢市内から医王山に向かって車を走らせると、
昔ながらの風景に囲まれた町並み、
山々に沿った棚田が青々としていました。

「子どもは緑に囲まれて育つ」

正にピッタリな環境。

細い坂道を登ると
廃校になった小学校が新たに誕生した
「俵芸術交流スタジオ」

今回はここでアースフィールド 親子クラスを行いました。

小学校の面影を残しながらも、エレベーターがあり、教室もスタジオに変身。

古いようで新しい空間にぞろぞろとこの日の参加者が集まりました。

いつものメンバーや、初めまして!のメンバーもぞろぞろと。

はじめにアースフィールド担任からの注意事項やレクレーション。

そして、歌をうたっての挨拶♪

はじめまして、の人たちも多かったので、場が和みました。

そして、次はリズムに合わせて手あそび!!


最初は簡単だったのに・・・・段々難しくなってきて

お手本のオトナも間違えて大爆笑!!

それでも好奇心旺盛な子どもたちは
「どーゆーこと??」「やってみよう!」とトライする子も。

徐々に慣れてきた子どもたち。
最初はお父さん、お母さんにくっつき虫だった小さな子も自然と離れて
グループ作りゲーム♪


数をかぞえながら、お友達や大人たちの顔を見ながら・・・・
何人になった!さっき一緒だったから、違う子と!と、考えながら。

歌って、カラダを動かして、ウォーミングアップの終了です。

そう、今日のクラスは「算数の会」

ウォーミングアップが終わると、自然と子どもたちはお父さん、お母さんから離れて、前に出ていました。

この日の先生は元小学校教師 中川律子さん


数学教育研究協議会という、数学教育に関してのスペシャリスト。
「楽しくわかる算数・数学の授業」の研究・実践を重ねておられる方です。

皆の前に登場したのは、お風呂場(銭湯で見かける)『タイル』

両手ですくってみたら、どれぐらいのタイルの量があるかな??

大きい手の子もいれば、小さな手の子も。
欲張りな子もいれば、控えめな子も。

数をかぞえるときに、小学校でも小さなプラスチックの小物を使ったりしますが
本物のタイルを使うことで、数をかぞえるだけでなく「量感」を味わいます。

集めたタイルを数えてみよう!
どうやったら数えやすい?

一人一人が考え、工夫しながら数をかぞえます。

グループのみんなを合わせたらどれぐらいになる?


数が大きくなればなるほど、数えづらくなってくるのを
工夫して、わかりやすく、数えやすく並べています。

今度は各グループで集めたタイルを全部集めてみよう!と。

そして、どれぐらい大きな数になったのか、、、、、

数にはお部屋があること。


少し歴史のお話もあり、昔のエジプトはこんな風に数を表していたんだよ、と。
(これには大人もビックリ!!)

数のお部屋があって、大きい数、小さな数がわかると
またグループに戻って、カードじゃんけんをしました♪

遊びながら、数の大きさ、小ささを学びます。

この日は1の位~100の位まででしたが、
もっと大きい数もあれば、小さな数もある。

そして、それは仏教の言葉にも出てくる!!
(マニアック!笑 高学年はここからが面白くなるところでしたが、時間切れ)

子どもだけでなく、大人も「へーーー!」や、「面白いなぁ!!」と関心する声の中、「算数の会」が終わりました。

◎参加者さんの声◎
・学校では手を挙げて発言しなきゃダメ、な雰囲気の中学んでいる娘。最初は戸惑っていたが、心が少しずつ溶けていく様子がわかり、子どもたちが主体性を持って学ぶ姿に嬉しくなった。

・異年齢のみんなでできたので、一人や親子では体験しにくいたくさんの数をかぞえれた。

・暮らしの中で子どもに質問されたときにどう説明すればいいかわからなかったが、教え方のヒントになり、大人もとても勉強になった。

・普段の授業の倍の時間、小さな子も集中して参加していることに驚いた。
(対象は小学生~でしたが、一緒に参加された幼児さん(小さな子では4歳の子も!)も混ざって、遊びながら学んでいました!!)

大人も子どもも異年齢で学ぶからこそ、各年齢によっては物足りない感はあったかと思いますが「面白い!」が先に来る、算数の授業でした!!

ご参加くださいました皆様、ありがとうございました!!!

次回、Earth Field親子クラスは
7月28日(土) サイエンスクラス
現場で実験!!ということで、教室を飛び出しての課外授業!
4月に行いました砂鉄を集めて鉄を作った進化系!
能登・門前にある「琴が浜」まで行って、現地で材料調達から始まります!!
(琴が浜には良質な砂鉄が集まるそうです!!)
砂鉄を集めて、鉄、ナイフを作り、海から海水を汲み上げ塩作り、そして豆腐作りも行います!!!
詳細はイベントページをご覧ください。
https://www.facebook.com/events/284887798751724/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

☆7月の予定☆

◎お醤油作り師匠がやってくる!!&読書会
7月12日(木)13時~14時 参加費:¥500~ドネーション制
会場:日水花
https://www.facebook.com/events/261802997922606/

◎田んぼくらぶ~除草~&絵本を作ろう♪
7月14日(土)9時半~15時
会場:のと藤瀬
https://www.facebook.com/events/1670506839685727/

◎小学生ママ集おうの会 ~自由学校で育った私~
㋆17日(火) 13時半~15時 参加費:¥500~ドネーション制
会場:教育プラザ富樫
https://www.facebook.com/events/2015395015387972/

◎Earth Field 親子クラス サイエンスクラス
7月28日(土)10時~11時半

体感する学び

6/23 親子クラス 「算数の会」

会場:俵芸術交流スタジオ

参加者:大人 19名 子ども15名

——————————-

金沢市内から医王山に向かって車を走らせると、
昔ながらの風景に囲まれた町並み、
山々に沿った棚田が青々としていました。

「子どもは緑に囲まれて育つ」

正にピッタリな環境。

細い坂道を登ると
廃校になった小学校が新たに誕生した
「俵芸術交流スタジオ」

今回はここでアースフィールド 親子クラスを行いました。

小学校の面影を残しながらも、エレベーターがあり、教室もスタジオに変身。

古いようで新しい空間にぞろぞろとこの日の参加者が集まりました。

いつものメンバーや、初めまして!のメンバーもぞろぞろと。

はじめにアースフィールド担任からの注意事項やレクレーション。

そして、歌をうたっての挨拶♪

はじめまして、の人たちも多かったので、場が和みました。

そして、次はリズムに合わせて手あそび!!


最初は簡単だったのに・・・・段々難しくなってきて

お手本のオトナも間違えて大爆笑!!

それでも好奇心旺盛な子どもたちは
「どーゆーこと??」「やってみよう!」とトライする子も。

徐々に慣れてきた子どもたち。
最初はお父さん、お母さんにくっつき虫だった小さな子も自然と離れて
グループ作りゲーム♪


数をかぞえながら、お友達や大人たちの顔を見ながら・・・・
何人になった!さっき一緒だったから、違う子と!と、考えながら。

歌って、カラダを動かして、ウォーミングアップの終了です。

そう、今日のクラスは「算数の会」

ウォーミングアップが終わると、自然と子どもたちはお父さん、お母さんから離れて、前に出ていました。

この日の先生は元小学校教師 中川律子さん


数学教育研究協議会という、数学教育に関してのスペシャリスト。
「楽しくわかる算数・数学の授業」の研究・実践を重ねておられる方です。

皆の前に登場したのは、お風呂場(銭湯で見かける)『タイル』

両手ですくってみたら、どれぐらいのタイルの量があるかな??

大きい手の子もいれば、小さな手の子も。
欲張りな子もいれば、控えめな子も。

数をかぞえるときに、小学校でも小さなプラスチックの小物を使ったりしますが
本物のタイルを使うことで、数をかぞえるだけでなく「量感」を味わいます。

集めたタイルを数えてみよう!
どうやったら数えやすい?

一人一人が考え、工夫しながら数をかぞえます。

グループのみんなを合わせたらどれぐらいになる?


数が大きくなればなるほど、数えづらくなってくるのを
工夫して、わかりやすく、数えやすく並べています。

今度は各グループで集めたタイルを全部集めてみよう!と。

そして、どれぐらい大きな数になったのか、、、、、

数にはお部屋があること。


少し歴史のお話もあり、昔のエジプトはこんな風に数を表していたんだよ、と。
(これには大人もビックリ!!)

数のお部屋があって、大きい数、小さな数がわかると
またグループに戻って、カードじゃんけんをしました♪

遊びながら、数の大きさ、小ささを学びます。

この日は1の位~100の位まででしたが、
もっと大きい数もあれば、小さな数もある。

そして、それは仏教の言葉にも出てくる!!
(マニアック!笑 高学年はここからが面白くなるところでしたが、時間切れ)

子どもだけでなく、大人も「へーーー!」や、「面白いなぁ!!」と関心する声の中、「算数の会」が終わりました。

◎参加者さんの声◎
・学校では手を挙げて発言しなきゃダメ、な雰囲気の中学んでいる娘。最初は戸惑っていたが、心が少しずつ溶けていく様子がわかり、子どもたちが主体性を持って学ぶ姿に嬉しくなった。

・異年齢のみんなでできたので、一人や親子では体験しにくいたくさんの数をかぞえれた。

・暮らしの中で子どもに質問されたときにどう説明すればいいかわからなかったが、教え方のヒントになり、大人もとても勉強になった。

・普段の授業の倍の時間、小さな子も集中して参加していることに驚いた。
(対象は小学生~でしたが、一緒に参加された幼児さん(小さな子では4歳の子も!)も混ざって、遊びながら学んでいました!!)

大人も子どもも異年齢で学ぶからこそ、各年齢によっては物足りない感はあったかと思いますが「面白い!」が先に来る、算数の授業でした!!

ご参加くださいました皆様、ありがとうございました!!!

次回、Earth Field親子クラスは
7月28日(土) サイエンスクラス
現場で実験!!ということで、教室を飛び出しての課外授業!
4月に行いました砂鉄を集めて鉄を作った進化系!
能登・門前にある「琴が浜」まで行って、現地で材料調達から始まります!!
(琴が浜には良質な砂鉄が集まるそうです!!)
砂鉄を集めて、鉄、ナイフを作り、海から海水を汲み上げ塩作り、そして豆腐作りも行います!!!
詳細はイベントページをご覧ください。
https://www.facebook.com/events/284887798751724/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

☆7月の予定☆

◎お醤油作り師匠がやってくる!!&読書会
7月12日(木)13時~14時 参加費:¥500~ドネーション制
会場:日水花
https://www.facebook.com/events/261802997922606/

◎田んぼくらぶ~除草~&絵本を作ろう♪
7月14日(土)9時半~15時
会場:のと藤瀬
https://www.facebook.com/events/1670506839685727/

◎小学生ママ集おうの会 ~自由学校で育った私~
㋆17日(火) 13時半~15時 参加費:¥500~ドネーション制
会場:教育プラザ富樫
https://www.facebook.com/events/2015395015387972/

◎Earth Field 親子クラス サイエンスクラス
7月28日(土)10時~11時半

面白い!が先に来る♪

「算数」と聞くと、

好き!!

嫌い!!

が、ハッキリ分かれる教科かと思います。

大人の都合で考えると、「楽しく学んで欲しい!」という欲があるかと思いますが・・・

だって、楽しく学べると「好き」になれるから♪

そして、そのことを知っているのは

子ども時代に楽しく学んだ大人か、

めっちゃ苦手で嫌いになって「算数なんか大っ嫌い!!」
となっていた子ども時代を過ごして
大人になって「学ぶって楽しいんだ!!」と体感した大人か・・・・

だからこそ、こんな授業があるよ♪と提案したいのですが、

現在の子どもたちはどうでしょう??

先日行われた「小学生ママ集おう」の会でも、
授業参観の様子や宿題のことなど話題に出ましたが、(レポは後程載せますね♪)

面白い!!というよりも、塾などですでに学んでいるから
「知っている」=学校での授業はつまらない

又は、そんな子との格差が生まれて
「ついていけない」=つまらない

はたまた、ひたすら暗記、プリント、課題こなし・・・・のような
子どもが自ら学ぼうとする「主体性」を感じない学び。

そりゃ、、、、苦手意識や嫌い、、、になりますわよね。。。

その結果、ものすごい差がひらき、
「算数」に関して少人数制クラスが設けられていたりします。

なのですが、石川県の全国学力テストは1位、2位を争う好成績♪
と、輝かしいのですが、その背景と、子どもたちの様子はどうなのだろう・・・
と疑問に思います。
そして、それは本当に「学力」と言えるのだろうか。。。。

好成績、高い点数を取ることが「学力」「頭の良い子」とは限りません。

学んだことを、実生活で使えてこそ

それが生きる力を養う学びではないでしょうか。

23日は普段の授業では学べない、

「こんな学び方があったんだ!!!」
と、目からウロコが落ちるクラスとなるでしょう♪

親子クラスですが、
大人だけの参加も可能です。

そして、小学生だけの参加も可能です♪

会場は山の中にある、昔の小学校の校舎がそのまま残っている場所。

のびのびと学んでいた昔の時代を思い出しながら、
今の子どもたちに「面白い!!」を体験させてあげれるのではないでしょうか。

~詳細~
日時:2018年6月23日(土)10:00~11:30

場所:俵芸術スタジオ 3の3研修室
(旧俵小学校 山間の小さな学校のままです。)

大人1500円 / 子ども(小学生以上)500円
(EF会員は大人料金から500円引きになります)
※小学生のみの参加も可能
※大人の入室(見学)はすべて有料となります。
※未就学児は無料です。
※当日お支払ください

定員:20組

◇講師
数学教育研究協議会事務局 元小学校教師 中川律子さん

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
  【 お申し込み方法 】
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

※人数の把握のため、必ず下記の方法でお願い致します。

①イベントページ参加ボタン
https://www.facebook.com/events/149589979235679/
 ◇下記コメントが必要です
 ・「参加します」
 ・お子さま参加ありの場合、お子さまの年齢
 ◇Earth Fieldよりコメント返信でご参加確定

②メールにてお申し込み
 earthfield.ishikawa☆gmail.com(☆→@に変更)

 ◇下記を明記してください
 ・件名:親子クラス
 ・氏名
 ・連絡先
 ・お子様の参加ありの場合、お子様の年齢
 ◇Earth Fieldより返信メールでご参加確定

出逢いの会 レポート

2018年度、四月のアースフィールド親子クラス
出逢いの会
「宇宙の時間と空間の中で私たちはどこにいるの?」

講師:四ヶ浦先生
場所:犀川(金沢市大桑)
参加者:28名(大人 15名 小中学生 13名)
担任:仁子
助手:彩香

四月・出逢いの会は、大桑層で四ヶ浦先生の野外授業。
お天気にも恵まれ、無事開催することが出来ました。
たくさんのご参加、ありがとうございました!

世界的にも貴重な大桑層。160~80万年前の貝化石が無数に埋まっており、
クジラの骨も発見されています。

生まれたての大地を感じるような原始的な光景、
轟々と流れる白山からの雪解け水、
川底からの水泡に吸い込まれそうになりながら
時間を忘れて佇んでいると、
この場所が、現代を生きるわたしたちに何かメッセージを送っているのではないか・・と思わずにはいられない。
昨年ちょうど「双子の星」の舞台の絵を制作していたわたしは、
この地層が、宮沢賢治が愛した北上川のイギリス海岸に似ているのではないかとも思っていました。

砂金の研究で30年、大桑層に通われ、
宮沢賢治の講座もされている
四ヶ浦先生の授業をここで受けたい!
熱い想いで、一通のメールを送りました。

アースフィールドメンバーからは、
クラスに通年のテーマを持ちたいと、ひとつの案が出ていました。
「わたしたちの中にある縄文文明に光を当てたい」

先生が、授業をイメージし付けてくださった今回のタイトルが
『宇宙の時間と空間の中で私たちはどこにいるの?』

今回の授業は、すべての思いが響き合って集合し
ひとつの形になったのだと思います。

当日まで、あらたに学び、イメージし、たくさんの準備をしてくださった先生。
授業の最初に、
「この依頼を頂いてから、毎日毎日、講座のことばかり考えていました。たくさん勉強して、わくわくして過ごしました。すてきな機会をありがとうございます。」と言ってくださいました。

先生が、わくわくどきどきしながら教えてくれるって
子どもたちに一番伝わる最高の授業ではないかと思います。
参加者は、そんな四ヶ浦先生にいっきに惹きつけられ、
2時間近く、夢中で授業を受けました。

打ち合わせのときになかった大実験でスタートし
大人も子どもも大興奮!

①砂鉄集め

現地に到着した参加者から、砂鉄集めをすることに。
良質の砂鉄が採れるという
琴ヶ浜の砂を準備して来てくださいました。
子どもたちは、はじめての作業に夢中!
大人は、小学生以来?懐かしい!

②地球の真ん中には何がある?地球創生を感じる鉄の実験

砂鉄集めが、こんな大実験に繋がっていたなんて。
先生は、アルミの粉を混ぜた砂鉄を、砂の入ったバケツの中心に置き、
花火を使って点火しました。
緊張が高まる中、砂鉄は、ドロドロに溶け、真っ赤な塊になりました。
息を呑んで太陽みたいな炎を見つめていると、先生がトングで塊を持ち上げました。
ボタボタと塊が溶け歓声があがったあと、衝撃の事実☆
上層部は石の塊、1番下が鉄だったのです。もっと溶けた鉄がさらに下に!
地球の真ん中は、マントルでなく鉄の塊で出来ている。重たい鉄で・・。
しかも実際の地球のマントルもこの実験で出来た上層部の石の層とおなじような成分。それがゆっくり対流している。それに載って大陸も移動する。
3000度の鉄は、黄金色をしていました。実際の地球の中心は、6000度です。

冷やすと、石の塊は割れて、鉄だけ丸く残りました。
この大地の奥の奥、46億年、地球の真ん中で燃え続けている鉄の塊。
地球が生まれたときのこと、
一気にイメージできた気がして、胸が高鳴ったまま、授業は、本題へ!

1千万分の1での地球を使って、宇宙の空間を感じる

地球の1千万分の1、
直径1メートルの地球風船を使って宇宙の空間を体感しました。

わたしたちは、どこにいるんだろう?
子どもたちは、地球に触れながら、先生の問いに答えていきます。
エベレストは、何ミリの高さにある?何センチ?
マリアナ海溝は?
空気の層は?
海の深さは?

わたしたちは、広い宇宙に浮かぶ地球という星で
とても薄い水と空気のベールに包まれて
奇跡的に生きている・・

では、宇宙はどれくらい広いのでしょうか。
宇宙ステーションは?宇宙飛行は?通信衛星は?
月は、どのくらいのところにある?
思ったより、遠かったり近かったり!して、びっくり。

では、太陽は?
数字だけではピンとこない地球140倍という大きさや地球からの距離も、先生の用意した30億分の1だとマチ針の頭の地球と、同じ30億分の1でも50cmの太陽、その二つが50m離れた距離比較にあること、それを実際に置いてみることではっきり分かり驚くばかりです。果てしなく大きな太陽。

地球のエネルギーは、太陽と地熱によって出来ているからきたもの。太陽がなければ、なにも始まらなかった地球。太陽を意識するだけで、人間優先の世界が変化しそうです。

50メートルの巻き尺を使って、宇宙の時間を旅する

1メートルを1億年として、大桑層は、1センチのところ。
人間の祖先ラミダスが5センチ、恐竜が1メートル
目のある三葉虫が3メートル、目のない三葉虫が5メートル、マルレアという不思議な生き物が6メートル、絶滅してしまった生物たちはその時に化石になった・・。
地球の始まりは46m。貴重な化石が目盛の上に、どん!と置かれていきます。その価格を聞いて、驚く大人!

そして、先生が、用意した真っ白いボール。
6億年前に、1番近いスノーボールアース。地球凍結が起きている。
ドラえもんの映画で、
スノーボールアースを知っているよ!という子も。

地球凍結は、全部で3回。
その前は、7億年前。
一番最初は、20億年前。

その度、生きものほとんどが死んだけれど、海底火山の周りに生き残ったバクテリアが生命を繋いだ‥‥

わたしたちは、進化したのか?

先生の問いかけに、みな立ち止まります。
進化と習って、疑いもせずに使ってきた言葉。
38億年、姿を変えずに生きてきたバクテリアもいれば、形を変えては命を繋ぎ、生きることをやめなかったわたしたち。
でもそれは進化でなく多様化しただけではないか?と、先生。

わたしたちは、この先
どんな姿に形を変えて、命を繋いでいくのでしょう。今この姿であることさえ、奇跡にしか思えなくなってきます。

命を繋ぐ自然の摂理に、逆行せず生きたい。
わたしたちは、何を残すのだろう。何を残したいのだろう。いつかすべて宇宙に飲み込まれるとしても・・。
大桑層の貝殻と、流れ着いたプラスチックのゴミを見ていつも感じる思い。

先生が、1人の男の子に
「君は、10年前どこにいた?」

その子が、「お母さんのここにいた」とお母さんのお腹を指差します。「じゃあ、君のお母さんは、どこからきたの?」「お母さんのお母さんのここ」・・・。
そして、ずっとずっと遡って
「この酸素をつくる生物がいたときに、君はここに?」
「いた!」
10歳の彼から、迷いのない答えが帰ってきました。

「38億年前まで遡っていくと、わたしたち人間のご先祖さまは、絶対にここにいて、そこから命を繋げてきた。
だから皆、38億+〇歳なんだよ。
私たちを造ってきたその原子は、地球が誕生したときからすでに存在していた。
その前は宇宙にあった。つまり、わたしたちみんな、すべて宇宙からやってきたんだ。そして宇宙の始まりも私たちの命のたった3倍ほど前だった。」

今回、先生は、
宮沢賢治と宇宙の旅が出来るよう授業を構成してくださいました。

銀河鉄道の夜、グスコーブドリの伝記、春と修羅、イギリス海岸、
100年前、賢治が見ていた世界が、現代のわたしたちに多く響きます。
揺るぎない信念で物語を描き続けた賢治の姿・・
科学という科目の垣根を越えて授業する四ヶ浦先生と、賢治が重なるようでした。

⑤大桑層で宮沢賢治とイギリス海岸

今回、担任を務めた仁子さんが、「イギリス海岸」の一部を読みがたり!
太古の風に乗るように、賢治の言葉が大桑層に溶けました。
本当にスペシャルな授業となりました。

イギリス海岸は、大桑層と、時代も同じ。でも、大桑層は海で、イギリス海岸は海ではなく淡水の川岸だったそうです。似ているようで違うところもあるのはなぜ・・・?

小さな子どもたちは、砂鉄集めに行ったり、戻ってきたりしながら、自分に必要なことはしっかり吸収しているような顔をしていました(^ν^)大人も子どももウキウキしていた♪

最後に、感想や質問タイム!

終了してからも、たくさんお話してくださった先生。
全力で、わたしたちの望みに応えてくださいました。
体験したことのないすばらしい授業を、本当にありがとうございました!

参加者さんの投稿でも素晴らしいレポートが次々上がり、興奮と感動が伝わってきました。一部ご紹介します。

「ヒトのカラダはやっぱり宇宙だった!!」

「世界中、いや全宇宙を心の底から愛しく思えたキラキラの瞬間。
今、ここで呼吸しながら生きてるわたしたちって面白すぎる!素敵すぎる!!
「いのちを大切にしよう」「いのちを粗末にしちゃダメだよ」
なんて言葉なんか無くても
つなぎ、繋がれながら、受け継がれてきたいのちを体感から実感する。」

「人類はいつまで地球にいるのやら分からないけども、長い長い地球の生命を受け継いで今を生きていると思うと何だか感慨深い。

なるべく環境に負荷をかけず、環境に合わせた食卓で細胞を作っていく事を心がけたいし、「ずっとずっと勉強していかないといけない」という四ヶ浦先生の言葉も深く心に響きました。」

文章:HISA

写真:ようこ

5月のアースフィールドクラスはお休みです。
その代わり、この日に学んだ私たちのいのちの始まり、地球の創生を踏まえて・・
6月1日(金)13時~ 会場:湯涌 創作の森
『縄文空想ピクニック』を行います。
気功師でもあり、考古学者でもある先生をお呼びして、フリースクールの
ワンネススクールさんと共同開催でお届けいたします。
詳細は後日・・・お楽しみに♪

6月アースフィールドクラスは
23日(土)10時~ 会場:俵スタジオ
「折り紙さんすう」数を楽しく学ぶ時間をお届けいたします。

===========================
今後の予定

・5月11日(金)13時~ 会場:日水花
≪読書会≫~お醤油天地返し&ミーティング~
※学校づくり、コミュニティつくりを構築するにあたり、メンバー間での共通認識
共通言語作りとして。
https://www.facebook.com/events/579792682387236/

・5月15日(火)13時半~15時半 会場:アトリエHISA 金沢市涌波
≪小学生ママ集おうの会≫
※昨年末より行ってきました「新1年生ママ集おうの会」入学、進級を終えて
新生活を迎えた子どもたち、保護者たち。小学校でも地域によってや
公立、私立、特認校と様々です。学校生活のことや家庭でのこと、
様々な情報交換の場となります。小学校に通ってない、これから通う予定の
お子さんをお持ちのママもパパもどなたでもどうぞ♪
https://www.facebook.com/events/187617182052485/

・5月17日(木)13時半~15時半 会場:日水花
≪手仕事の部 「衣」を着る・縫う≫
この日は1着の着物を解体するところから始まります!!
着ること、縫うを通して行う身体操作
お着物がお好きな方は是非に!!
https://www.facebook.com/events/1846522122025243/

出逢いの会 レポート

2018年度、四月のアースフィールド親子クラス
出逢いの会
「宇宙の時間と空間の中で私たちはどこにいるの?」

講師:四ヶ浦先生
場所:犀川(金沢市大桑)
参加者:28名(大人 15名 小中学生 13名)
担任:仁子
助手:彩香

四月・出逢いの会は、大桑層で四ヶ浦先生の野外授業。
お天気にも恵まれ、無事開催することが出来ました。
たくさんのご参加、ありがとうございました!

世界的にも貴重な大桑層。160~80万年前の貝化石が無数に埋まっており、
クジラの骨も発見されています。

生まれたての大地を感じるような原始的な光景、
轟々と流れる白山からの雪解け水、
川底からの水泡に吸い込まれそうになりながら
時間を忘れて佇んでいると、
この場所が、現代を生きるわたしたちに何かメッセージを送っているのではないか・・と思わずにはいられない。
昨年ちょうど「双子の星」の舞台の絵を制作していたわたしは、
この地層が、宮沢賢治が愛した北上川のイギリス海岸に似ているのではないかとも思っていました。

砂金の研究で30年、大桑層に通われ、
宮沢賢治の講座もされている
四ヶ浦先生の授業をここで受けたい!
熱い想いで、一通のメールを送りました。

アースフィールドメンバーからは、
クラスに通年のテーマを持ちたいと、ひとつの案が出ていました。
「わたしたちの中にある縄文文明に光を当てたい」

先生が、授業をイメージし付けてくださった今回のタイトルが
『宇宙の時間と空間の中で私たちはどこにいるの?』

今回の授業は、すべての思いが響き合って集合し
ひとつの形になったのだと思います。

当日まで、あらたに学び、イメージし、たくさんの準備をしてくださった先生。
授業の最初に、
「この依頼を頂いてから、毎日毎日、講座のことばかり考えていました。たくさん勉強して、わくわくして過ごしました。すてきな機会をありがとうございます。」と言ってくださいました。

先生が、わくわくどきどきしながら教えてくれるって
子どもたちに一番伝わる最高の授業ではないかと思います。
参加者は、そんな四ヶ浦先生にいっきに惹きつけられ、
2時間近く、夢中で授業を受けました。

打ち合わせのときになかった大実験でスタートし
大人も子どもも大興奮!

①砂鉄集め

現地に到着した参加者から、砂鉄集めをすることに。
良質の砂鉄が採れるという
琴ヶ浜の砂を準備して来てくださいました。
子どもたちは、はじめての作業に夢中!
大人は、小学生以来?懐かしい!

②地球の真ん中には何がある?地球創生を感じる鉄の実験

砂鉄集めが、こんな大実験に繋がっていたなんて。
先生は、アルミの粉を混ぜた砂鉄を、砂の入ったバケツの中心に置き、
花火を使って点火しました。
緊張が高まる中、砂鉄は、ドロドロに溶け、真っ赤な塊になりました。
息を呑んで太陽みたいな炎を見つめていると、先生がトングで塊を持ち上げました。
ボタボタと塊が溶け歓声があがったあと、衝撃の事実☆
上層部は石の塊、1番下が鉄だったのです。もっと溶けた鉄がさらに下に!
地球の真ん中は、マントルでなく鉄の塊で出来ている。重たい鉄で・・。
しかも実際の地球のマントルもこの実験で出来た上層部の石の層とおなじような成分。それがゆっくり対流している。それに載って大陸も移動する。
3000度の鉄は、黄金色をしていました。実際の地球の中心は、6000度です。

冷やすと、石の塊は割れて、鉄だけ丸く残りました。
この大地の奥の奥、46億年、地球の真ん中で燃え続けている鉄の塊。
地球が生まれたときのこと、
一気にイメージできた気がして、胸が高鳴ったまま、授業は、本題へ!

1千万分の1での地球を使って、宇宙の空間を感じる

地球の1千万分の1、
直径1メートルの地球風船を使って宇宙の空間を体感しました。

わたしたちは、どこにいるんだろう?
子どもたちは、地球に触れながら、先生の問いに答えていきます。
エベレストは、何ミリの高さにある?何センチ?
マリアナ海溝は?
空気の層は?
海の深さは?

わたしたちは、広い宇宙に浮かぶ地球という星で
とても薄い水と空気のベールに包まれて
奇跡的に生きている・・

では、宇宙はどれくらい広いのでしょうか。
宇宙ステーションは?宇宙飛行は?通信衛星は?
月は、どのくらいのところにある?
思ったより、遠かったり近かったり!して、びっくり。

では、太陽は?
数字だけではピンとこない地球140倍という大きさや地球からの距離も、先生の用意した30億分の1だとマチ針の頭の地球と、同じ30億分の1でも50cmの太陽、その二つが50m離れた距離比較にあること、それを実際に置いてみることではっきり分かり驚くばかりです。果てしなく大きな太陽。

地球のエネルギーは、太陽と地熱によって出来ているからきたもの。太陽がなければ、なにも始まらなかった地球。太陽を意識するだけで、人間優先の世界が変化しそうです。

50メートルの巻き尺を使って、宇宙の時間を旅する

1メートルを1億年として、大桑層は、1センチのところ。
人間の祖先ラミダスが5センチ、恐竜が1メートル
目のある三葉虫が3メートル、目のない三葉虫が5メートル、マルレアという不思議な生き物が6メートル、絶滅してしまった生物たちはその時に化石になった・・。
地球の始まりは46m。貴重な化石が目盛の上に、どん!と置かれていきます。その価格を聞いて、驚く大人!

そして、先生が、用意した真っ白いボール。
6億年前に、1番近いスノーボールアース。地球凍結が起きている。
ドラえもんの映画で、
スノーボールアースを知っているよ!という子も。

地球凍結は、全部で3回。
その前は、7億年前。
一番最初は、20億年前。

その度、生きものほとんどが死んだけれど、海底火山の周りに生き残ったバクテリアが生命を繋いだ‥‥

わたしたちは、進化したのか?

先生の問いかけに、みな立ち止まります。
進化と習って、疑いもせずに使ってきた言葉。
38億年、姿を変えずに生きてきたバクテリアもいれば、形を変えては命を繋ぎ、生きることをやめなかったわたしたち。
でもそれは進化でなく多様化しただけではないか?と、先生。

わたしたちは、この先
どんな姿に形を変えて、命を繋いでいくのでしょう。今この姿であることさえ、奇跡にしか思えなくなってきます。

命を繋ぐ自然の摂理に、逆行せず生きたい。
わたしたちは、何を残すのだろう。何を残したいのだろう。いつかすべて宇宙に飲み込まれるとしても・・。
大桑層の貝殻と、流れ着いたプラスチックのゴミを見ていつも感じる思い。

先生が、1人の男の子に
「君は、10年前どこにいた?」

その子が、「お母さんのここにいた」とお母さんのお腹を指差します。「じゃあ、君のお母さんは、どこからきたの?」「お母さんのお母さんのここ」・・・。
そして、ずっとずっと遡って
「この酸素をつくる生物がいたときに、君はここに?」
「いた!」
10歳の彼から、迷いのない答えが帰ってきました。

「38億年前まで遡っていくと、わたしたち人間のご先祖さまは、絶対にここにいて、そこから命を繋げてきた。
だから皆、38億+〇歳なんだよ。
私たちを造ってきたその原子は、地球が誕生したときからすでに存在していた。
その前は宇宙にあった。つまり、わたしたちみんな、すべて宇宙からやってきたんだ。そして宇宙の始まりも私たちの命のたった3倍ほど前だった。」

今回、先生は、
宮沢賢治と宇宙の旅が出来るよう授業を構成してくださいました。

銀河鉄道の夜、グスコーブドリの伝記、春と修羅、イギリス海岸、
100年前、賢治が見ていた世界が、現代のわたしたちに多く響きます。
揺るぎない信念で物語を描き続けた賢治の姿・・
科学という科目の垣根を越えて授業する四ヶ浦先生と、賢治が重なるようでした。

⑤大桑層で宮沢賢治とイギリス海岸

今回、担任を務めた仁子さんが、「イギリス海岸」の一部を読みがたり!
太古の風に乗るように、賢治の言葉が大桑層に溶けました。
本当にスペシャルな授業となりました。

イギリス海岸は、大桑層と、時代も同じ。でも、大桑層は海で、イギリス海岸は海ではなく淡水の川岸だったそうです。似ているようで違うところもあるのはなぜ・・・?

小さな子どもたちは、砂鉄集めに行ったり、戻ってきたりしながら、自分に必要なことはしっかり吸収しているような顔をしていました(^ν^)大人も子どももウキウキしていた♪

最後に、感想や質問タイム!

終了してからも、たくさんお話してくださった先生。
全力で、わたしたちの望みに応えてくださいました。
体験したことのないすばらしい授業を、本当にありがとうございました!

参加者さんの投稿でも素晴らしいレポートが次々上がり、興奮と感動が伝わってきました。一部ご紹介します。

「ヒトのカラダはやっぱり宇宙だった!!」

「世界中、いや全宇宙を心の底から愛しく思えたキラキラの瞬間。
今、ここで呼吸しながら生きてるわたしたちって面白すぎる!素敵すぎる!!
「いのちを大切にしよう」「いのちを粗末にしちゃダメだよ」
なんて言葉なんか無くても
つなぎ、繋がれながら、受け継がれてきたいのちを体感から実感する。」

「人類はいつまで地球にいるのやら分からないけども、長い長い地球の生命を受け継いで今を生きていると思うと何だか感慨深い。

なるべく環境に負荷をかけず、環境に合わせた食卓で細胞を作っていく事を心がけたいし、「ずっとずっと勉強していかないといけない」という四ヶ浦先生の言葉も深く心に響きました。」

文章:HISA

写真:ようこ

5月のアースフィールドクラスはお休みです。
その代わり、この日に学んだ私たちのいのちの始まり、地球の創生を踏まえて・・
6月1日(金)13時~ 会場:湯涌 創作の森
『縄文空想ピクニック』を行います。
気功師でもあり、考古学者でもある先生をお呼びして、フリースクールの
ワンネススクールさんと共同開催でお届けいたします。
詳細は後日・・・お楽しみに♪

6月アースフィールドクラスは
23日(土)10時~ 会場:俵スタジオ
「折り紙さんすう」数を楽しく学ぶ時間をお届けいたします。

===========================
今後の予定

・5月11日(金)13時~ 会場:日水花
≪読書会≫~お醤油天地返し&ミーティング~
※学校づくり、コミュニティつくりを構築するにあたり、メンバー間での共通認識
共通言語作りとして。
https://www.facebook.com/events/579792682387236/

・5月15日(火)13時半~15時半 会場:アトリエHISA 金沢市涌波
≪小学生ママ集おうの会≫
※昨年末より行ってきました「新1年生ママ集おうの会」入学、進級を終えて
新生活を迎えた子どもたち、保護者たち。小学校でも地域によってや
公立、私立、特認校と様々です。学校生活のことや家庭でのこと、
様々な情報交換の場となります。小学校に通ってない、これから通う予定の
お子さんをお持ちのママもパパもどなたでもどうぞ♪
https://www.facebook.com/events/187617182052485/

・5月17日(木)13時半~15時半 会場:日水花
≪手仕事の部 「衣」を着る・縫う≫
この日は1着の着物を解体するところから始まります!!
着ること、縫うを通して行う身体操作
お着物がお好きな方は是非に!!
https://www.facebook.com/events/1846522122025243/

【今年最後の…】

Earth Field クラス

今年最後の日となります。

午前のクラス「いろ」「ことば」
は、沢山のお申込みがあり締め切らせていただきます。

普通の小学校での学び方とは違った学び、
まずはカラダで体感する学びを大切にしております。

発見、気付きからの学びは代えがたい習得です。

午後はクリスマスのお祭り「アドヴェントガーデン」を行います。

そう、最後の日は豪華2本立て!!

22日、昨日で冬至を迎えましたね。

冬至は一年で一番、太陽の光が弱まるとき。
陰が極まり、陽に転ずる。
その日を境に新しい光が生まれ、春に向かって育ち始めます。

その新しい光をこころの内側に見つけ、取りに行くということを、闇の中で実際にやってみるのが「アドヴェント・ガーデン」です。

この日のために、講師の仁子さんが蜜蝋ロウソクを手作りしてくださってます。

とても楽しみですね♪

午前の部
https://www.facebook.com/events/138413766922717/

午後の部
https://www.facebook.com/events/517954191900644/

かず

【10月のEarth Field 親子クラス】
参加レポです。

10月28日 土曜日

10時から11時半
参加者

オトナ4名、年長2名、2歳、1歳

あーすふぃーるどくらす『かず』

講師 たや 仁子

********************************
たやさんのクラスはいろんなモノが飛び出します。

この日も、まずはお手玉をしつつ10まで数えます。

♪いーちにーいサンマのしっぽ〜♪と歌いながら。
きゃっきゃ言いながら10で掴む!という簡単なものを。
少し人があつまってきて。

その後真ん中にりんごを1つ囲んで


まど・みちおさんの「りんご」の詩をみんなでオイリュトミーを真似しつつ行いました。

りんごをひとつ ここにおくと

りんごの この大きさは

このりんごだけで いっぱいだ

りんごがひとつ ここにある

ほかには なんにもない

ああ ここで

ある ことと

ない ことが

まぶしいように ぴったりだ

少しみんなで同じ動きを楽しんだ後、

今度はいろんなものから出る音の数を当てる。


それから、二人が出会いじゃんけんで負けたほうが相手の背中をトントンと叩き、叩かれたほうが数を当てるというゲーム。

誰でもできる。誰とでも出来る数の合ってこをしました。

ここまで、耳で手で、触れて触れられてのかずを楽しんで、

さあ次は持ってくるように言われた果物。

何をするのかと思えば、

リンゴやカキやナシやニンジン、ピーマン、ミカンの中にあるかずのせかいへ!

種を持っている植物の中の世界。

これは知らない扉を開けていくドキドキ感がありました!

ちらっと見ながら、しかし決して自分の食べ物を放さず参加のキコさんも前のめりで覗いていました(*^^*)


そしてかずとは関係ないですが、切った植物の断面が美しい!かわいい!

食べるために調理するために切ったときとは違う感覚がたまりませんでした。


そして最後に私達が持っているかず。

人に入っているカズを見つけていきました。

まずはワタシはひとり。1。
では2個あるものは?
目!鼻の穴!眉毛!ほっぺ!耳!手!足!くちびる!歯!?あ前歯!ひじ!ひざ!羽!←これはこどもならでは。

2個のものはどんどん出てきます。

わかりにくいので、寝っ転がって新聞に人の等身大を書き写し、書き込みながら進めていくと。


1個のものがいっぱい。

2個のものも。

4個も5個もそれ以上も。

内蔵やら、骨やら、細胞やら!

最後には30兆までかずは大きくなって。

では、どれが大きい?
との問いが。
うーーん。
とそれぞれが考えた答えがあり。

人といういっぱいのものを秘めた・・1。

大きいなぁ。中に秘めている目に見えない世界というのは。

と、感じました。
そして恒例の最後のお話は

3枚のおふだ。

最後にお餅に入れてパクっと食べちゃうことが大好きです。

持ち寄った果物とお野菜をモグモグしながら、食べないでーと死守しようとするタッパに入っているのもを笑いながらシェアしながら(キコごめん!)楽しく今回も終えました。
最後に。

かずというのは足したり、引いたりするだけのものではなく、もっと大きな意味を含むものなのだと思いました。

そう考えると、好きとか嫌いとか苦手とかの中にあるかず以外に出会えたということが今回はとても良かった!

そして、なんといっても梨の断面に一目惚れ♡

めっちゃ可愛かったです♡
今回もいっぱいの学びと豊かな考え方をありがとうございました!
さて次回は11月25日。

ですが、もしかしたらもう少し上の年齢のクラスになるかも。

もうしばらく、詳細はお待ち下さい。

Eart Field クラス

Earth Field

〜シュタイナーに学ぶ〜

親子クラス『墨絵』レポート
2017.09.30
いいお天気の、まさに運動会日和の土曜日。

3組の親子と、見守り大人1名が参加し、行われました。

講師は、たやよしこさんです。
「これなぁーんだ!?」


この日は、よしこさんが抱える籠の中身を当てるゲームから始まりました。
とたんに目が輝き出す子どもたち!大人は、子どものワクワクが伝染して、自然に笑顔になっています。


見えないようにして後ろ手に小さな「なにか」を握ってみると

「つるつるしてる!」「つめたいかんじ!」「ちょっととがってる」

と、自分から言葉を発していく子どもたち。

その「なにか」のお家を背中にあててもらったり(イテテ・・・!)ヒントを教えてもらっても、惜しいところで分からない。
いっせーのーーで!で手を開くと・・・


「くりだーーーー!」


さあ籠から次々に出てくる、栗、栗、栗、栗。


手の上に限界までのせた栗の数を数えてみたり、頭に乗せて歩いてみたり、栗のお家「いがいが」を触ってみたりと、めいっぱい秋の自然の贈り物を堪能します。
あれ、今回のテーマは墨絵ときいていたけれど、栗を描くのかな?

なんて思っていると、栗はいったん集められ、墨絵へ・・・。

まずは好きな筆を選ぶところから始めます。

そして新聞を敷き、硯と墨をひとつずつ。

真剣に墨をする子、遊び半分の子さまざまですが、色のつく墨色になるにはコツがいるので大人が少し手伝いました。

墨が筆からぽたりと落ちないようにと、よしこさんがゆっくりゆっくりやり方を見せると、どの子もじっとそれを見つめていました。


広げた新聞紙の、中心から四方へと筆を運び、無数の線を描きます。


「これは、なにかな?」と聞かれると、

「いがいが?」「太陽?」「ぴかぴか!」大人も子どもも答えます。
先ほどの無数の線の上から、一部を選びとって再び墨でなぞると・・・


なんと

「光」

という漢字が現れました。


これには、大人のほうが目を輝かせ、小学生は「習ったから知ってる!」、未就学の子どもは「へえーー」といった感じ。「これが、ひかり、なのか」と不思議で素敵な漢字との出会い。
次は、ぐるぐる渦巻きからの「日」



最後に、くりの形状が入り込んだ「栗」の字

自分で漢字が書ける嬉しさと誇らしさに、参加した息子は鼻の穴を膨らませて「かいたの全部、持って帰る!」と私に告げました。
よしこさんのクラスは、いつも物語とともにあります。

子どもも大人もみんなで栗を食べながら、よしこさんの語るひとつの昔話を聞き、全員がまるでおばあちゃんの家に遊びに来た子ども達のように過ごしました。

栗に始まり、栗に終わる。

季節の恵みをめいっぱい堪能した時間でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これまで何度か参加してきましたが、今回は特に「五感」を使い、あそび、わらい、集中、表現、90分ほどのクラスの中にたくさんの変化や感情がありました。
「墨絵を、漢字を学ぶ」はひとつの結果であって

「五感を使い切るなかに、学びがある」ことが特長です。
そしてそれはどんなに頭で考え、画像や映像を眺めていても、ほんとうのところはわかりません。
まず、体感する。体験する。
シュタイナーの手法だから、ではないんだろうな・・・

ということを、よしこさんのシュタイナークラスを受けるたびに実感するのです。
Earth Fieldらしいクラスとは何でしょうか。
私は大人も子どもも「ひとりのひと」として学びたい。

「ひとりのひと」同士が刺激しあい、また学び合える。
大人は気乗りのしない子どもに対して

「手を出さずに待つ。でもほっとかない」という、スタンスが心地良いなぁと思いました。

しかし他の人の世界を邪魔したり、物の扱いをぞんざいにするのは「いけないよ、こうするんだよ」と毅然とした態度で手本を見せる。
統制ではないのに、最後には、不思議と全員一体となった空気が出来上がっていました。
この石川県の地で

こんなに素晴らしいクラスがあるということを、たくさんの方と分かち合いたいです。
次の活動で、お会いしましょう!

次回は10月28日(土)10時〜12時

どなたでも参加出来ます♫

著:奥圭奈子

Eart Field クラス

Earth Field

〜シュタイナーに学ぶ〜

親子クラス『墨絵』レポート
2017.09.30
いいお天気の、まさに運動会日和の土曜日。

3組の親子と、見守り大人1名が参加し、行われました。

講師は、たやよしこさんです。
「これなぁーんだ!?」


この日は、よしこさんが抱える籠の中身を当てるゲームから始まりました。
とたんに目が輝き出す子どもたち!大人は、子どものワクワクが伝染して、自然に笑顔になっています。


見えないようにして後ろ手に小さな「なにか」を握ってみると

「つるつるしてる!」「つめたいかんじ!」「ちょっととがってる」

と、自分から言葉を発していく子どもたち。

その「なにか」のお家を背中にあててもらったり(イテテ・・・!)ヒントを教えてもらっても、惜しいところで分からない。
いっせーのーーで!で手を開くと・・・


「くりだーーーー!」


さあ籠から次々に出てくる、栗、栗、栗、栗。


手の上に限界までのせた栗の数を数えてみたり、頭に乗せて歩いてみたり、栗のお家「いがいが」を触ってみたりと、めいっぱい秋の自然の贈り物を堪能します。
あれ、今回のテーマは墨絵ときいていたけれど、栗を描くのかな?

なんて思っていると、栗はいったん集められ、墨絵へ・・・。

まずは好きな筆を選ぶところから始めます。

そして新聞を敷き、硯と墨をひとつずつ。

真剣に墨をする子、遊び半分の子さまざまですが、色のつく墨色になるにはコツがいるので大人が少し手伝いました。

墨が筆からぽたりと落ちないようにと、よしこさんがゆっくりゆっくりやり方を見せると、どの子もじっとそれを見つめていました。


広げた新聞紙の、中心から四方へと筆を運び、無数の線を描きます。


「これは、なにかな?」と聞かれると、

「いがいが?」「太陽?」「ぴかぴか!」大人も子どもも答えます。
先ほどの無数の線の上から、一部を選びとって再び墨でなぞると・・・


なんと

「光」

という漢字が現れました。


これには、大人のほうが目を輝かせ、小学生は「習ったから知ってる!」、未就学の子どもは「へえーー」といった感じ。「これが、ひかり、なのか」と不思議で素敵な漢字との出会い。
次は、ぐるぐる渦巻きからの「日」



最後に、くりの形状が入り込んだ「栗」の字

自分で漢字が書ける嬉しさと誇らしさに、参加した息子は鼻の穴を膨らませて「かいたの全部、持って帰る!」と私に告げました。
よしこさんのクラスは、いつも物語とともにあります。

子どもも大人もみんなで栗を食べながら、よしこさんの語るひとつの昔話を聞き、全員がまるでおばあちゃんの家に遊びに来た子ども達のように過ごしました。

栗に始まり、栗に終わる。

季節の恵みをめいっぱい堪能した時間でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これまで何度か参加してきましたが、今回は特に「五感」を使い、あそび、わらい、集中、表現、90分ほどのクラスの中にたくさんの変化や感情がありました。
「墨絵を、漢字を学ぶ」はひとつの結果であって

「五感を使い切るなかに、学びがある」ことが特長です。
そしてそれはどんなに頭で考え、画像や映像を眺めていても、ほんとうのところはわかりません。
まず、体感する。体験する。
シュタイナーの手法だから、ではないんだろうな・・・

ということを、よしこさんのシュタイナークラスを受けるたびに実感するのです。
Earth Fieldらしいクラスとは何でしょうか。
私は大人も子どもも「ひとりのひと」として学びたい。

「ひとりのひと」同士が刺激しあい、また学び合える。
大人は気乗りのしない子どもに対して

「手を出さずに待つ。でもほっとかない」という、スタンスが心地良いなぁと思いました。

しかし他の人の世界を邪魔したり、物の扱いをぞんざいにするのは「いけないよ、こうするんだよ」と毅然とした態度で手本を見せる。
統制ではないのに、最後には、不思議と全員一体となった空気が出来上がっていました。
この石川県の地で

こんなに素晴らしいクラスがあるということを、たくさんの方と分かち合いたいです。
次の活動で、お会いしましょう!

次回は10月28日(土)10時〜12時

どなたでも参加出来ます♫

著:奥圭奈子